【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ(2022.12.10~11)
すっかり私の定宿となっているフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ。12月もまた訪れました。今回はいつも立ち寄る道の駅はがのロマンの湯や、御前山温泉四季彩館といった温泉も寄らず、行ったのは道の駅もてぎだけでホテルに籠りきりの滞在でした。すっかり寒くなり季節は秋から冬になった12月のフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎの宿泊記。是非ご覧頂けたら幸いです。
ホテル外観
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎは正面よりも裏側からの外観が映えると思います。ホテル正面は道の駅もてぎの駐車場を兼ねていることもあり、視界には映り込みが多いためです。青空の日は建物が良く映えて見事です。
ホテル裏側はテラス席もあり、宿泊者用の駐車場もあります。駐車場からすぐ目の前にホテル入口があるので便利です。
玄関自動ドア横のホテルロゴ。入ってすぐ右にフロントがあります。このあたりはツインリンクもてぎ利用のバイクがかなり多く、時々騒音のある立地ですが、一歩館内に入ると音は遮断され快適です。
ロビー等館内
入口を入ってすぐにホテルの顔とも言える大きなテーブルと囲むように様々なソファ、イスが配置されています。思わず座って語らいたくなる、ゆったり寛ぎのスペースです。
窓からの陽の明かりが優しく差し込んで木目のテーブルと調和しています。素敵ですね。
夜は暖色のシャンデリアに照らされ昼間とは違った雰囲気に。思わずゆったり時間をかけてお酒を飲みたくなる、そんな雰囲気のソファ席です。
ロビーにはコワーキングスペースもあります。真上からの照明が作業に適していますし、コンセント完備の席です。コーヒーマシンが近いのも良いですね。
ロビー奥から入口やチェックインカウンター方面の景色。フェアフィールドはどの時間のどの景色も落ち着いていて大人タイムを過ごせるホテルです。
ロビー壁側にある郷土品の展示とシンプルなソファ席。この席で足を伸ばして少し横たわりながら読書したいなあと、いつも思います。
コワーキングスペース前の壁にある地元にちなんだイメージパネル。自然、文化、アクティブがモノクロを通して伝わります。
チェックインカウンター脇にあるコンビニコーナー。キャッシュレス専用になります。左手にスナックやおつまみ、軽食、土産品。正面冷蔵庫にはアルコールを含むドリンクがあります。
品揃えはシンプルながら地産の商品もあり、個性的で楽しいです。
地元のサイダーやクラフトビールもありました。栃木名産の苺や柚子のドリンクも。
クラフトビールがあるのは嬉し楽しですね。フェアフィールド栃木宇都宮で餃子浪漫を飲んだことがあり美味でした。
定番のコーヒーマシン。紅茶や日本茶、味噌汁もあります。
道の駅でのテイクアウトにも役立つ電子レンジとトースター。
製氷機もあります。氷はアイスコーヒーに使用したり、ペールに入れて部屋に持ち帰って利用します。
テラス席
1番好きなスペースと言っても過言ではないテラス席。晴れた日は居心地最高です。12月である程度冷えますが、朝食はテラス席で食べました。
テラス席からの景色は何かが良いというものはなく、少し裏山が見える程度ですが、落ち着いた雰囲気が魅力です。日本人ってこういった区切られた箱庭みたいなスペースが好きですよね。
3階ダブルルーム(1キング)
部屋はいつもの1キングのダブルルーム。ミニマルに過ごすにはシンプルで居心地抜群です。
キングサイズベッドは寝心地良いです。クッション枕が2つあるので。贅沢使いで何だか欧米の富裕層気分です。
ベッド両脇には充電コンセントや、ドリンクを置ける台もあり便利です。
洗面台はボウルタイプ。木のテーブルの中に洗面台が組み込まれており、使い易さはもちろん、見た目にも工夫された造りです。
鏡は高さがあり、360度回転可動します。使い勝手が良いですね。
レインシャワーも使えるバスルームがあります。窓はガラス貼りになっています。
造り付けのソファとテーブル。テーブルは重たく安定感がありますが、移動させるのは大変です。
冷蔵庫とミニバーコーナー。冷蔵庫は空なので自由にドリンクを持ち込み冷やせます。お水はリクスエストすると追加分も貰えます。
ベッド正面の壁に設置された大きなテレビ。ベッドに座るとちょうど良い位地の高さです。
部屋からの道の駅側の景色。正面奥の線路は土日の午後に2回、SLが走るのが見えます。
朝食BOX
朝食BOXは1週間前までの完全予約制です。今回は宿泊プランに付いていました。ホテルごとに朝食BOXの内容は異なり、地元食の個性を楽しむことができます。
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎの朝食BOXは紙製の風呂敷包みに入っています。お弁当って感じがストレートに伝わり良いですね。
お弁当は2段重ねになっています。上段は湯葉や柚子、鮎を使ったおかずが並びます。下段は創作の海苔巻き(かんぴょう巻き)やいなり寿司、玉子焼きが楽しいです。
上段のアップです。鮎の塩焼きは地元ならではですね。肉団子や湯葉巻きがご飯のおかずに美味しかったです。朝食BOXは単品で頼むと2,000円なので、値段相応かというと正直高いですね。
ともあれ、美味しくいただいました。ごちそう様でした。
【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2022.5.12~14)
いつかは泊まりたいと思っていたザ・リッツ・カールトン。でも自分には無縁かもと思っていたザ・リッツ・カールトン。そんな憧れのホテルにポイント宿泊ながら泊まるチャンスが訪れました。選んだのは栃木県は奥日光に佇むザ・リッツ・カールトン日光。贅沢だけれどせっかくだからと連泊で泊まってきました。初めてということもあり、アフタヌーンティー、ホテルでの夕食、朝食と目一杯満喫して楽しみました。そんなドキドキワクワクの滞在だったため、かなり膨大で長編の記事になってしまいましたがご覧いただけたら嬉しいです。
- エントランス
- ホテル外観、庭園
- ホテル内施設
- 中禅寺湖ビューダブルルーム(3階)
- アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
- レークハウス(夕食)
- 日本料理byザ・リッツ・カールトン日光(朝食)
- 鮨 くろさき(夕食)
- 御守り
エントランス
初リッツ日光は車でアクセス。いろは坂を上りきってトンネルを抜けると、すぐ左に車のエントランスがあります。
入口には石造りのホテルエンブレムがどっしり構えており重厚感があります。
車のエントランスの先には、中禅寺湖や華厳の滝方面から歩いてホテルに入れる小さなエントランスがもうひとつあります。
ザ・リッツ・カールトン日光のロゴに、改めて遂に来たんだと感動。そしてドキドキワクワクです。
車のエントランスを抜けてホテル正面まで来ました。車はバレーパーキングで預けます(1泊3,000円)。降りると鐘がありました。この鐘はチェックアウトの時に鳴らしてもらえたりします。
外玄関のマットにもリッツのロゴが。マットひとつでこれだけ様になるなんて…と感嘆。両サイドの石造りの壁面が神殿ぽくて厳かです。
ロゴマットを超えてすぐ右には大きなオブジェが。まだ館内に入る前なのにお洒落で思わず足が止まります。
ホテル外観、庭園
ホテル庭園からの建物外観です。泊まった期間はあいにくの曇りや雨で、晴れ間はありませんでしたが、お天気に関係なく映えまくりのホテル建物はさすがです。
青空がバックでなくても映える落ち着いた印象の建物と鮮やかな芝生です。建物はレイクサイドビューの客室棟です。
レイクサイドビューの客室棟とレストランのレークハウス棟。真ん中の木は後の秋の季節にシンボル的な紅葉を見せてくれます。
レイクサイドビューの客室棟は廊下で繋がりもう一棟あります。今回泊まったのは右側の棟です。
右側のレイクサイドビュー棟の1階は、日本料理byザ・リッツ・カールトン日本のレストランです。
中禅寺湖側から見たレークハウス正面。ボートハウスをイメージさせる建物です。
日本料理byザ・リッツ・カールトン日本のテラス席。お天気が良い日はこちらの席で食べる朝食も気持ちよさそうですね。
庭園から見た男体山。この日は雲が多く山頂は雲で隠れる時間帯が多かったです。でも、間近で見る男体山は奥日光に居る喜びを感じるランドマークです。
庭園から見た朝の中禅寺湖。この日は雲や霧がかっていましたが、それはそれで幻想的でもありました。
庭を散策しながらレークハウス裏側へ。休憩できるウッドデッキがありました。お散歩にちょうどよいです。
リバーサイドガーデンビュー棟。1階にも客室があるのが特長です。目の前は大谷川(だいやがわ)が流れます。
リバーサイドガーデンビュー棟を見上げました。バルコニー前に背の高い木々が並んでおり、紅葉の季節はこの木々が秀逸な景観になります。
リバーサイドビュー側の裏庭から見た大谷川。綺麗なグリーンの水面です。
ホテル内施設
玄関にはそれはそれは大きな背の高い自動扉がありました。扉が開き、いよいよザ・リッツの世界に突入です。
ロビーに入ってすぐ右には待合スペースがあります。こちらはチェックイン会場やチェックアウトのウェイティングスペースに使用されます。また、アトラクションの集合場所でもあります。とても落ち着いた雰囲気です。
待合スペースのお向かいには、立て掛けの壁にパネル絵画がありました。立て掛けの向う側はレセプションです。
レセプションは3席あります。ホテルの規模からは3席では足りないため、特にチェックアウトの混雑時は待ち時間が生じます。このあたりはひと工夫が求められることろですね。チェックインはザ・バーやライブラリースペース、ロビーラウンジなどを使用して分散受付をするためさほど待ち時間はありません。
館内から小さな中庭スペースが見え、ミニ庭園になっていました。さり気なく鑑賞できる癒やしの風景です。
レセプション奥に見えたもう一つのプチ庭園です。
ザ・バーです。壁には高級なウイスキーがずらりと並びます。チェックインはこちらに案内いただき、ウエルカムドリンクの柚子スパークリングジュースもこちらのカウンター席で頂きました。
夕暮れ時のザ・バーです。食後にここで1杯なんて良いですね…🥃素敵な雰囲気が伝わってきます。
ザ・バーの隣にあるライブラリースペースと暖炉。こちらも大きなソファがあり落ち着いた空間です。
ライブラリースペースの暖炉。向う側はロビーラウンジです。両側から共用の暖炉になっています。
ライブラリーエリアには天体望遠鏡🔭がありました。窓から見える庭園の景色も素敵ですね。自然あふれるザ・リッツカールトン日光らしい風景です。
本館1階のメインスペースと言っても過言ではないロビーラウンジ。こちらでは営業時間内にアフタヌーンティー(予約制)を頂くこともできます。
ロビーラウンジの大きな壁画。とても大きいですが落ち着いていて館内の雰囲気に合っています。
ロビーラウンジのソファ席。営業時間外は思い思いにゆったり寛ぐスペースとしても利用できます。
広々としたロビーラウンジのスペース。大きな窓からは庭の景色も見えて素敵です。
夜のロビーラウンジは昼間とはまた違ったムードある空間になります。
ロビーラウンジの暖炉と周りのソファ席。どの席からも暖炉が見えるのが良いですね。
暖炉の灯りがとても優しく暖かい雰囲気に。この席で今日あった楽しかった出来事を語らいました。
ロビーラウンジのテラス席。こちらでアフタヌーンティーを頂くこともできます。お天気が良ければ見晴らしも良くて極上の席ですね。
薪を炊いて暖を取ることができるようです。秋や冬には大活躍するのかな?でも外はそれ以上に寒いかも。
本館1階のメイン廊下。レセプションやレークハウス方面から客室棟や温泉棟を繋いでいます。
廊下途中にリッツライオンなどのディスプレイがありました。
見ざる、言わざる、聞かざるの3ざる仕様のお茶目で可愛いリッツライオン🦁
お部屋にもある風呂敷バッグのディスプレイ。造りは簡素ですがとてもお洒落です。
レイクサイドビュー棟の1階は温泉棟への入口にもなっています。エレベーターホールは長椅子もありました。至るところで休めるスペースがあるのが嬉しいですね。
温泉棟の長い廊下。暗がりと白い間接照明が、まるで神殿🏛のような厳かな静寂の雰囲気です。
湯上りにもゆったりできる待合室。外の景色は温泉の露天風呂からの景色と似ています。
待合室は椅子がいくつかあり、こちらでミネラルウォーターを頂くこともできます。
ザ・リッツ・カールトン日光の温泉♨は奥日光元湯温泉から源泉を引いています。白濁の硫黄泉のお風呂は露天風呂がおすすめです。身体に硫黄の香りがたっぷりと染みるような濃い泉質でした。
中禅寺湖ビューダブルルーム(3階)
リッツ日光は2泊とも50,000ポイント、60,000ポイント利用です。ザ・バーでウエルカムドリンクを頂き、アフタヌーンティーを楽しんだ後、スタッフの方に連れられて案内頂いた部屋はアップグレードされたレイクサイドビュー3階の客室でした。何をリクエストした訳ではないので、プラチナの力なのか、初回限定のホテル戦略なのか、はたまた…定かではありませんが嬉しい限りです。
宿泊したレイクサイドビューのエレベーターホール。リバーサイドビューにはないエレベーターホールの広さで長椅子もありました。
長い廊下も落ち着いた雰囲気で素敵です。部屋番号はドアの隣にある丸い満月のようなオブジェのなかに表示されています。
ルームカードキーは木で出来ていて、なかにICチップ内蔵のようです。お洒落ですね。
玄関はとても広く、腰掛けの前には木のサンダルがありました。浴衣に合わせて履いて館内を移動できます。履き心地はかなり硬くて歩きにくさはあります。
部屋に上がるとデザインされた木の衝立があり、すぐにソファがありました。着替えたり荷物を置いたりと使い勝手の良いソファです。
玄関脇に大きなウォークインクローゼットがあります。大きなスーツケースやカバンもこれだけの広さがあればすっきり収まります。もちろん洋服もたっぷり掛けられます。部屋の中に荷物を広げずに済むのでこれは有り難いですね。
クローゼットには浴衣がかけてあります。白基調で優しい色味。館内を歩いていても旅館ぽくなくて良いですね。
ベッドエリアです。大きなキングサイズのダブルベッドは高さも硬さもちょうど良く泊まったマリオットボンヴォイホテルの中でも1番の寝心地です。
ベッドエリアと奥のリビングエリアはガラス扉で仕切ることもできますが、透明なガラスなので視界を遮ることはなく、とても開放感があります。玄関からバルコニーに向かってとても視界が良いです。
リビングから見たベッド。ベッド周りのスペースも広く、快適に過ごせます。
ベッドの両サイドには室内の照明や窓の遮光カーテンの開閉などを集中管理するスイッチがあります。もちろん充電コンセントなども複数あります。
ドレッサールームの衣装棚です。バスローブも掛けてあります。
ドレッサーは左右に独立して2つあります。2つあることで利用の際に重なることがなく便利です。
右のドレッサーはすぐ隣がバスルームです。
バスルームはシャワースペースも広く洗い場もゆったりとしています。シャワーはレインシャワーもあります。
バスタブからの景色もレイクサイドビューです。この景色なら朝風呂も入りたくなりますね。
夜は部屋明かりが扉ごしに綺麗に見えます。写真では伝わりにくいですが、これは素敵な優しい景色でした。
ベッドスペースから見たリビング。ベッドスペースからも窓の先には庭の木々と中禅寺湖が見えます。
リビングからは中禅寺湖と男体山が良く見える贅沢な景色で感動しました。バルコニーの灯りがまた素敵な雰囲気ですね。
バルコニーにもソファがあり、外の風に当りながらゆったりと過ごせます。私のお気に入りの場所でした。
リビングのソファとテーブル。こちらが部屋で過ごすメインスペースです。テーブルの上にあるのは風呂敷の手提げ。館内に持ち歩いて利用でき、浴衣にぴったりです。主に温泉利用に活躍しました。今回はチェックイン手続きもこの席で行ないました。
バルコニーソファからはこのような景色を楽しめます。男体山は見える様がどんどん変わってゆくため飽きません。
リビングとバスルームは扉を開閉することで視界が繋がります。考え尽くされた空間の設計に感心します。
リビングは広々としてゆったり。インルームダイニングもこのスペースなら快適に楽しめそうですね。むしろインルームダイニングを楽しみたくなる非日常なお部屋です。
ミニバーコーナーは大充実です。ネスプレッソマシンや紅茶は自由に頂けます。日本茶のセットもありました。冷蔵庫の中は有料のドリンクやアルコールがありますが、少しスペースに空きがあるので持ち込んだドリンクも冷やせます。
茶道具のセット。電気ケトルもあるのでお茶もすぐに淹れることができます。ホテルでこうしたお茶の用意はなかなか珍しいですね。
壁には可動式の大画面のテレビがあります。ちょうどベッドスペースとリビングの間くらいの位置にあるので、テレビを左右に角度を変えると見やすくなります。
ターンダウン後はバルコニーのランプが灯ります。ここで夕方にコーヒーを頂きました。素敵な時間でした。
バルコニーからの男体山。まさに目の前にあります。まるで男体山に見守られているようです。
バルコニー正面には中禅寺湖が見えます。まさにレイクサイドビューで素敵でした。ポイント泊だとアップグレードされない限り見ることが出来ない貴重な景色です。
テーブルにはウエルカムスイーツの箱がありました。こうしたサービスがあることは知ってはいましたが、やはりテンションが上がります。
2段の小箱のうち、1つ目はおかきとチョコ掛けのクルミでした。
もう1つの小箱はイチゴでした。これは栃木らしくて嬉しいですね。
ターンダウン後にはドライフルーツの小箱が新たに置かれていました。メロンのドライフルーツでした🍈
2日目のターンダウン後のドライフルーツはみかんでした。これも美味でした🍊
嬉しくて揃って写メりたくて一堂に置いてみました。ラグジュアリーホテルならではのサービスですね。この後に美味しく頂きました。
アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
ホテルに到着しチェックイン後、ウエルカムドリンクを頂いた後に予約していたアフタヌーンティーを楽しみました。場所はロビーラウンジ。完全予約制の1人6,500円でアメックスの割引適用はありません。
ロビーラウンジはこの記事内の「ホテル内施設」でも案内していますが、暖炉があったり大きなソファがたくさんあったりと、非日常なゆったりスペースの空間です。
アフタヌーンティーで案内頂いたのは窓側席でした。これはリクエストしていましたが見事叶いました。席からは窓の外に庭の景色が良く見えます。
外のテラス席も見えました。こんな景色のシチュエーションで頂けるなんて素敵です。アフタヌーンティーは神戸のメリケンパークオリエンタルホテル以来ですが、ヌン活初心者の私としては身に余るこれ以上ないゴージャスなアフタヌーンティーです。
今回はこの季節の「サクラベリー エクスペリエンス」です。色んな苺にちなんだスイーツが目白押しの内容です。メニューから想像しながらアフタヌーンティーの到着を待ちます🍰
お茶のメニューです。1人1種類を選べます。今回は2人でかぶせ茶と紅茶(茨城)にしました。
お茶を選ぶに当たり、スタッフの方が茶葉のサンプルを持ってきて、香りや色味を見せながら説明してくれました。
先に運ばれてきたのは冷たいお茶です。これは皆に振舞われるようで、確かかぶせ茶の冷茶だったかな?とても甘く味わい深くて目からウロコの美味しさでした🍵
色合いが見事なグリーンティーですね。冷たいことで味わいがよりくっきりと分かった気がします。
温かいかぶせ茶も甘味がすごい。表現があれだけど、上質なお茶をちゃんと頂くと、普段飲んでいるのと全く別物だと分かります。
紅茶は大人な感じのやや濃いめの味わい。香りがとても芳ばしい☕️湯呑み茶碗で頂く紅茶が新鮮でした。
フードのトップバッターはスコーンでした。プレーンと紅茶のスコーンです。ジャムは苺ジャム。美味しいけれど、スコーンにはやっぱり紅茶が合いました。
そしてそしてスイーツタワーが登場🗼美味しそうなのはもちろんだけれど、見た目がもう美しい。食べるのがもったいない&アイドルすぎて写メ撮りまくりで食べ始めに時間が掛かります🍀
苺が映えまくりです🍓下段のフードも変わったビジュアルで興味津々です。2人分が1つに収まっているので、品数も多く、よりゴージャスなアフタヌーンティーに見えますね。
上段は苺中心の一口サイズの軽めのスイーツ。お花畑のように華やかなスイーツですね。これ絶対に甘くて美味しいやつです。
ミルキーベリーは少しねっとりした食感で優しい甘味、タルトによく合います🥧ピスタチオ大好きです。
とちあいかは苺の中で1番甘かった。メレンゲの土台との食感のハーモニーが楽しい🍓
トロトロのゼリーの中にとちあいか。これみんな好きなやつです、間違いない美味しさ🍓
ケーキ系のややボリューミーな苺スイーツの中段。食べ応えのある美味しい苺スイーツはみんな大好きです。
とちおとめのほのかな酸味とチーズケーキの甘味がちょうど良いバランス。桜の花びらゼリーも食べられます。
爽やかに甘いスカイベリーのムースが柔らかいフィナンシェの食感とベストマッチ。
苺のショートケーキは王道たる美味しさ🍓なんだかんだで苺スイーツの中で安定感のある4番バッターです。日光御養卵を使ったスポンジ生地も色味からして美味しさが伝わると思います。
下段はこれだけでランチの一皿になりかねないくらいの完成度の高さ。見た目も美しい。おかずと比べたら大変失礼ですが、おかず以上に美味しいです。
キッシュはまるでオードブルでまとめ上げたケーキのよう。ベーコンが味わい深く、ネギと豆の食感も良いです。見た目にも上品な一品。
オマールとクリームがコロッケに包まれた創作の一品。程よいボリューム感もあり味しっかり目。思わず白ワインが欲しくなりました。
黒毛和牛はレアでほぼローストビーフを叩いたもの。朝食のローストビーフよりもこちらのサンドイッチでいただくローストビーフの方が口中で味が鮮明に伝わってきました。
冷製ヴィシソワーズは期待通りのコクある味わい。ケールのくさみは全くありませんでした。
アフタヌーンティーを食べ終わり、もう満足の満腹状態になりました。価格相応の価値のあるアフタヌーンティーでした。
レークハウス(夕食)
初上陸のザ・リッツカールトン日光、となれば夕食もぜひここでと、レークハウスも予約していました。予約したのは眺望の良い窓側席。ご案内いただいたのは2階の窓側席でした🍀
館内からレークハウスへ繋がるエントランス。館内1階とレークハウス2階が繋がっています。訪れたのはこの季節はまだ外が明るい17時でした。
エントランスにあるメニュー。コース料理の値段は決して安くはありませんが、アラカルトで頼んでシェアすると値段相応からリーズナブルであることが後に分かり発見ででした。
エントランスからレークハウス棟に繋がる外通路。日が暮れるとぐっと雰囲気が出てきます。
レークハウス入口に到着です。ウッドデッキでこれから乗船する気分になります。
2階の窓側席からフロアを見渡した眺めです。まるで豪華客船のレストランによう。シャンデリアも素敵過ぎです。
座った席のすぐ後ろは吹き抜けで1階が見えました。石造りは1階で暖炉になっています。暖炉が見える席も良さげですね。
さっそくグラスワインをいただきました。ココファームワイナリーの「ぴのろぜ」です。果実の奥にほのかな甘さ、蜜蝋のニュアンス。セメダイン。香りも味わいも一定の複雑さを備えていました。
バケットは巾着に入ってさり気なくサービスされました。巾着が余熱で温かいです。
バケットは歯応えのあるしっかりハードタイプ。美味しいです。
ここからの料理はアラカルトをシェアしました。美味かつボリューム満点の量で提供されます。シェアすることで結果的にお得感がありました。言い換えればシェアしないと1人ではとても食べきれない量です。
レークハウスのミネストローネは具材の歯応えがしっかり残っており、トマトスープと良く絡んで美味しい。絶妙な程よい酸味です。写真はシェアした後の1人前です。
日光HIMITSU豚のカツサンドイッチはユニオンソースがカツに染み込んでいて美味。サンドイッチをフォークとナイフで頂く醍醐味を体験しました。付け合わせはサラダかフライドポテトを選べます。
ピッツアマルゲリータは今日イチのボリューム。これ2枚でお腹いっぱいになる満足感があります。もちろん味も絶品です。
ひととおり食べ終え、料理3皿で10,000円を切る値段でアメックスの割引も利きます。このクラスのホテルとしては大変お値打ちです。ごちそうさまでした。
日本料理byザ・リッツ・カールトン日光(朝食)
実は初ザ・リッツカールトン日光の滞在で一番楽しみにしていたのが朝食。ネット情報で予めゴージャスで日本一の朝食と言っても過言ではないレベルとの情報を見ていました。
朝食会場は日本料理byザ・リッツ・カールトン日光でいただきます。チェックイン時に7時で予約をしていました。お店の入口を入った奥に受付があります。
入口に掲げてあるメニュー。今回は初めてなので洋朝食と和朝食をオーダーしてあります。
店舗通路も和の趣に溢れていて素敵です。一歩歩き進めるごとに幸せな時間が近づいてくるのを感じます。
受付前の風景。壺(鉢)がゴージャスです。それでは名前を伝え席に案内していただきます。
席につくと、目の前にはデザートなどが並ぶビュッフェ台がありました。店内も広々としています。これはテンションが上がってきます。
案内いただいたのは一段上がったところにある室内中程のテーブル席。店内を見渡せ、高い目線には広がる庭も視界に入ります。テーブルも広くゆったりしています。向かい合わせで座るもよし、隣同士に並んで座ることもできます。お勧めです。
テーブル席のエリアの更に奥にはカウンター席のある部屋もありました。
窓の外にはテラス席もありました。緑に囲まれた雰囲気でより湖を近くに眺めながら食べるのも気持ち良さそうですね。
改めてデザート類のビュッフェ台です。メインが運ばれてくるまでに何往復もしたくなりますね。
それでは、1日目の朝食です。
朝食のメニューです。パンは和朝食にも洋朝食にも両方に付いてきます。飲み物もオーダー方式でおかわり自由です。とことん甘いりんごジュースも、自然な酸味が印象的なオレンジジュースも美味でした。
まずパンが運ばれてきました。キューブパンとクロワッサンは固定で、もう一品が日替わりのパンになります。
イチゴジャムとオレンジマーマレード。果実がふんだんにごろっと入っています。
続いて海老原ファームのグリーンサラダ。新鮮で美味しいです。見た目以上にボリュームあるサラダです。ドレッシングは日替わりになります。
和朝食膳です。ローストビーフも入っていました。焼き魚は日替わりになります。この日は銀鱈の西京焼きでした。このほかにごはんと味噌汁、納豆、温泉卵がつきます。もちろんお代わりできます。朝からお刺身も贅沢ですね。
洋朝食膳は卵料理を選べます。やはりエッグベネディクトをチョイス。宝石箱のような、見た目にも綺羅星の如き品々です。
エッグベネディクトは卵がとろっとして味も濃くてすこぶる美味でした。
朝からローストビーフなんて非日常の極みですね。肉はやや固めでした。
ドリンクはオーダーメニューの他にもビュッフェ台から自由に飲めます。栃木のレモン牛乳もありました。もちろん定番の牛乳も。
コーヒー牛乳もありました。コーヒー牛乳を見つけたら絶対にスルーできないのは私だけでしょうか。お代わりもしてしまいました。
シリアルももちろんありました。小さな瓶に入っているので注ぎやすいです。
プレーンヨーグルトと林檎ヨーグルト。フルーツのヨーグルトは苺と林檎が日替わりです。
パンナコッタ2種類とミューズリー。パンナコッタはきな粉のパンナコッタがプリンと日替りで交代制です。きな粉のパンナコッタも美味しいです。
ヴィーガンパンナコッタとミューズリー。個人的にはヴィーガンパンナコッタはやや苦手な味でした。
お食事の最後には珈琲か紅茶をオーダーで頂けます。
続いて2日目の朝食です。
2日目の朝食のメニューです。1日目の内容との違い探しも楽しいです。2人とも和朝食膳にしました。
パンが運ばれてきました。日替わりパンはパイ生地のパンです。木のバスケットに入っているのもお洒落ですね。
じっくり食べ進めるとパンだけで満足してしまうほどレベルが高いです。このあと、食べきれないときはテイクアウト用の袋をもらえることを知りました。
この日の和朝食膳の焼き魚は銀鮭の塩焼きでした。辛子明太子もありました。ご飯が進みまくりです。お代りすると、察してくれたのか最初より大きな茶碗にご飯をよそってくれました。
日替わりの苺ヨーグルト。苺はジャムのようなペーストです。プレーンヨーグルトは完全な無糖です。
この日は日光御養卵プリンがありました。こんな濃密で美味しいプリンは生まれてはじめてです。お代わりしました。
日光御養卵プリンと苺ヨーグルト。実は日光御養卵プリンは食事の一番最初に食べて、食後にも食べました。だって本当に美味しいんです。
噂に違わぬ最高の朝食でした。こんな美味しい豪華な朝食を毎日楽に食べれたら、人間だめになってしまいそうな、そのくらい魅了される朝食でした。
鮨 くろさき(夕食)
もう1日の夕食はザ・リッツ・カールトン日光から徒歩1分の好立地にある、お寿司のくろさきさんにお世話になりました。ネットでも口コミが良かったので初来訪です。
インバウンドのお客様にも流暢な英語で対応するお店で、ザ・リッツ・カールトン日光の客層に完全対応しているといえます。店構えも和だけでなくどこかモダンな印象ですね。予約して伺いました。
店内はごく一般的なお寿司屋さんです。カウンター席のほか座敷席もあります。地元の方も訪れていました。とはいえ回らないお寿司屋さんで緊張している私です。
上寿司御膳にしてみました。味噌汁やサラダ、茶碗蒸しも付いています。3,000円弱くらいですがホテルで食べるのと比べれば随分と安く感じられてしまうのが不思議です。味は申し分ない美味しさでした。来てよかったと実感したお寿司です。
中トロもサーモンもイクラも美味しすぎです。もちろんその他のネタも大満足です。大将が一人でせっせと握ってくれました。
こちらは海鮮三色丼。雲丹、イクラ、ネギトロの三色です。味噌汁やサラダ、茶碗蒸しが付いていました。やはり3,000円を少し超える程度。価格相応の満足度がありました。
ウニ・イクラは最強のタッグです。見た目にも艶や照りがたまりません。欲を言えばこの二色がもっと多めに入っていると嬉しかったかも。贅沢ですね。
お腹いっぱいになりました。レークハウスで食べるのと比べたら、和洋の違いはあれど美味しさはまったく引けを取りません。良い店を見つけました。
御守り
チェックアウトの際にもらえる御守りです。シーズンごとに色が変わるようです。貰っておいて言うのもあれですが、もっと丁寧に大事に渡してもらえると、御守りサービスの価値や意義が上がるものと感じました。
今回は朱色の御守りでした。素敵なサービスだとは思いました。
ともあれ、想像以上に素敵なホテルのザ・リッツ・カールトン日光でした。これはもう必ずリピートするホテルです。
【宿泊記】 HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル(2022.8.18~20)
2022年5月以来の日和チャプター京都。その際はチャプターデイライトと朝食(ヘルシースターターブレックファスト)にマイナスの衝撃を受けました。特にチャプターデイライトは皿に枝豆、ナッツ類など3種がそれぞれひとつまみ程度のオードブル1皿(かえって無い方が良いレベル)とドリンクは3杯までと決められていたウルトラ貧相な内容でしたが、今回はビュッフェ形式で内容も遥かに向上しており、プラスの衝撃を受けすっかりHIYORIチャプターのファンになりました。
今回は印象が激的にV字回復した2022年8月のHIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテルの宿泊記を紹介します。ぜひご覧ください。
ホテル外観、エントランス、ロビー
HIYORIチャプター京都は2021年6月に開業したホテルということもあり、日本人観光客はもちろん、外国人観光客を迎えるに当たっても京都らしさを前面に出した和を感じるホテルとして個性的です。
和を感じる格子組みの区画が集まった外観。特に夜は部屋明かりも点くことで夜のなかに浮かぶホテルの灯りが一層和の雰囲気を高め素敵です。外観が映えるホテルです。
エントランス前のモニュメントは緑に囲まれてとてもお洒落。夜は文字が発光し、更に雰囲気ある素敵なシンボルマークになっています。
ホテルエントランス。車通りや人通りの多い幹線道路に面した便利な立地であるが故に音は気になるところ。エントランスからロビーへは外と中の区画を奥行きのある通路を抜けて屋内へと入っていくマンションエントランスのような造りになっているため、ホテルに1歩入ると外の喧騒の世界とうって変わって静寂な空間に保たれます。
ロビーにチェックインカウンターは3つあります。臨時用のカウンターも脇に1つあり、繁忙の時間帯もさほど混みません。今回は和服のスタッフは居ませんでしたが、1年ほど前に訪れたときは和服姿のスタッフが受付をしてくれました。和服姿だと外国からのお客様にも喜ばれそうですね🍀
ロビーにはネスプレッソマシンがあり、ポーションを選んで好みのコーヒーを作れます。これは嬉しいサービスですね。お部屋にネスプレッソはありませんが、これがあるおかげで滞在のクオリティが上がります。
コワーキングスペースにも利用できる大きな長テーブルです。淹れたネスプレッソをここで飲んだり読者したりできます。チャプターデイライトがチャプター・ザ・グリルの席のみでは足りないときは、こちらの席も利用する運用です。
旅の栞がグルメや観光名所などテーマごとに綴ってあり自由に見たり貰えたりします。実際に行った方の言葉なので、とても参考になるとは思いますが、実際のところ皆さんはどの程度利用しているのでしょうか。気になるところです。
スーペリアツインルーム
お部屋は5階のスーペリアツインでした。予約していたのがHIYORIダブルだったので、アップグレードしていただけたようです。特に案内は有りませんでしたが、こうしてさり気なく配慮いただけたアップグレードはスマートで心地よいものですね。プラチナエリートでよかったと感じられる数少ない貴重なアップグレードでした。
スーペリアツインは25平米でHIYORIダブル(21平米)より広く奥行きがあります。ソファも気持ち広く感じます。その分、だいぶ過ごしやすい部屋になっています。床が四角い琉球畳のようになっていて、歩き心地がとても良いお部屋です。夜は行燈のような照明を灯すと部屋の雰囲気が一気に和モダンになります。
照明を落とすとかなり落ち着いた感じの雰囲気になります。和室の中にベッドがあることで、和と洋が調和した素敵な部屋だと改めて感心しました。かなり好みな造りの部屋です。
ベッドの壁が部屋の隅々まで間接照明になっていて、とてもお洒落です。ベッド両脇にはコンセントやUSBジャックもあって寝ながらのスマホ操作にも便利でした。
ソファと椅子、大きめの丸テーブルがあります。お部屋で食べたり何か作業するスペースとして使い勝手の良いリビングです。ソファは足を伸ばして心地良く寝そべりました。
行燈のような照明は他の明かりを消して、それだけを点けて部屋明かりを確保したりして使いました。便利でした。また、各種充電に対応したケーブルも備え付けてあり、旅人のニーズを意識した準備に好感が持てました。
テレビは壁掛けで大型サイズ。とても見やすいものでした。テレビのチャンネルから、ホテル大浴場の混雑状況が分かるようになっており、空き具合を見ながら大浴場に行けるのでとても便利でした♨
洗面台はとても広く、流し右側に物が置けるスペースもあって利便性がすこぶる良かったです。鏡も大きく、特に女性にとっては理想的なスペースだと思います。
チャプターデイライトとチャプターブレックファストのチケットをチェックインのときにもらいました。チャプター・ザ・グリルの受付で渡すことでサービスを受けられます。チャプターブレックファストのエリート会員特典は、前回とても残念に感じた野菜とパン、ドリンクのみのヘルシースターターブレックファストからホットミールも含めたフルビュッフェに変更になっていました。
半露天付大浴場(HIYORIの湯)、フィットネスジム
HIYORIチャプター京都はその個性の一つに、温泉ではありませんが大浴場があり、フィットネスジムもあるという、無くても何とかなるけれど、できれば有るホテルがよいな。というニーズに応えるおもてなしがあります。
半露天付大浴場があります。清水の地下水を汲み上げて使用しているとのこと。内湯は横長の大きなお風呂で、かなり規模の大きい浴槽です。半露天風呂は一方でこじんまりとした4人程度で一杯になるお風呂ですが、外の空気を感じられるためとても心地よいです。半露天風呂と内湯ともにかなり照明を落としてあるので、全般にとても落ち着いた静寂のお風呂で、まさに時間が止まったように感じられます。
湯上がりのサービスで、お風呂の入口前に黒酢ドリンクがセルフでいただけるように置いてあります。
フィットネスセンターもありました。わたし的には長期滞在のときは活躍しそうです。短期滞在時には、観光後はゆったりすることを優先したいところでが、必要な方にはホテル選びのポイントになる設備ですね。
チャプターデイライト
エリートモーメントとしてプラチナ会員以上に振る舞われるチャプターデイライト。クラブラウンジのないHIYORIチャプター京都では、チャプターデイライトの時間がクラブラウンジサービスに相当するものになります。
チャプター・ザ・グリルがチャプターデイライトの会場です。ここは同ホテル唯一のダイニングで、ランチ営業もしていますが、ディナーはComing Soonとなっていました。開業からずっとComing Soonとなっており、チャプターデイライトを実施するにはディナータイムと被るため、難しい課題なのではと感じます。
4人掛けのテーブルを中心に、まずまず多くの席数がある広々としたチャプター・ザ・グリル。1年前は松也というパティスリーカフェでした。ホテルに合ったダイニングコンセプトなど営業形態を模索し続けている感があります。
天井は木組みで上手く和装になっており、間接照明や丸いデザインが落ち着いたダイニングの雰囲気を演出しています。
通りに面した席は採光もあって夕暮れまではとても爽やかな雰囲気。夜になると通りの景色を見ながら、ホテルの壁一枚で隔てられた非日常空間を実感します。こうした雰囲気の中でチャプターデイライトのスタートです。
参考までに、前回2022年5月に訪れた際に1人1皿限定で振舞われていたチャプターデイライトのオードブルです。
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ナッツ少々、枝豆少々、クラッカー1枚のワンプレート。
これが2022年8月訪問の際はどのように改善、向上していたかに注目して、以下の記事をご覧いただければと思います🍀
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チャプターデイライトのドリンクやフードのビュッフェカウンター。和のコンセプトだけあって、日本酒がメインに並んでいます。アルコールはこのほかワインとエクストラコールドの生ビールがあります。
ソフトドリンクはウーロン茶とオレンジジュースでした。
日本酒は3種類。きちんと酒造の説明が添えられており、特長を知りつつ楽しむことができます。
ワインクーラーにはスパークリングワインと白ワインが。日本酒が3種類あるので、できればワインも泡白赤それぞれ2種類くらいあると日和チャプターらしい個性を感じるところです。
赤ワイン。赤白泡いずれもワインのグレードとしてはテーブルワインクラスですが、チャプター・ザ・グリルの雰囲気でゆったり味わうと、特別な飲み物に変身したように美味しくいただけます。
スパークリングワインをグラスに注ぎました。できれば泡用のグラスはあったほうが良いですね。ワイングラスは数も多く出ると思われるので、赤白用は小ぶりで頑丈な汎用グラスは致し方ないところです。
暗すぎず明るすぎずのちょうどよい照明のもと、ゆったりとした雰囲気の中で美味しくワインを頂きました。
エクストラコールドはオーダーして注いでいただけます。氷点下のキンキンに冷えた生ビールは残暑の時期ということもあり格別に美味かったです。
席から窓側に向かっての景色。座ったこちらの席は壁側はソファになっていて、長く座っていても疲れなくて快適でした。
それではフードをいただきに行きます✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
カウンターの右から。既にこの眺めで前回訪問時よりオードブルのグレードがアップしているのが伺い知れました。
個人的にはこの眺めの中にあるフードだけでお酒のおつまみには充分満足です。内容的には全種類を食べるとお腹いっぱいで夕飯代わりにもなってしまうくらいかと思える品数です。
チョコレート、バナナチップ、ナッツ、ドライフルーツ。チョイスが絶妙だと感じてしまいました。楽しいです。
ナチョスとチリソース、ポテトサラダ。さり気なくきちんと美味しい。
海老揚げチップのような軽いサクサク食感。揚げたてで美味しい。
これは良い意味できちんとし過ぎのゴージャスなオードブルでした。パテ好きにはたまりません。どんなお酒にも万能です。
生ハムも切りたて。熟成の味が濃くて美味でした。ピカイチです。
鴨の旨味があり、ボリュームもありました。ワインに合いまくりです。
スモークサーモンも厚切りで食べた感が半端ないボリューム。フリッタータは甘いソースが乗って完全に美味しいおかずです。
白身魚のエスカベッシュは酢がほんのりと優しくとても食べやすい。白身魚も厚みがあって、これまたおかずとして存在感は随一です。
サーモンチーズロールは悪魔的な美味しさで食べたらもう止まりません。禁断のおつまみ認定です。
万願寺唐辛子は焼いて削り節と醤油で和えてありました。大ぶりな万願寺唐辛子はあと引く辛さで美味でした。
ひと通り盛り付けても1皿では入り切りません。そしてどれも美味しい。拍手です。
比べるのもアレですが、例えばプリンス宝ヶ池のカクテルタイムのオードブルよりもはるかに充実していると感じます。すごいぞ、チャプターデイライト🍀
チャプターブレックファスト
朝食も今回はフルビュッフェ対応になっており改善していました。前回訪問時は、「お客様からのご要望にお答えしたヘルシースターターブレックファスト」と銘打って、サラダなどの簡素なコールドミールとパン、ドリンクのビュッフェをプラチナエリート会員以上の朝食サービスとし、追加で2,000円程度支払うとホットミールも含めたフルビュッフェをいただけるというシステムでした。特にビュッフェコーナーの真ん中に、ここから左のコーナーはフルビュッフェのお客様用のような表示があったのには、プラチナエリート会員以上が何故か格下げされてる感があり非常に違和感を感じたものでした。それでは、以下改善された朝食ビュッフェ内容をご紹介します。
朝食会場もやはりチャプター・ザ・グリルです。混み合う前の朝イチがおすすめです。
基本、暖色で明るさを控えた館内ということもあって、朝は窓からの明かりがとても爽やかに感じます。
窓側席は目隠しの植栽越しに通りの景色が見えます。通勤の方の姿も見える中、ダイニングの爽やかな空間に非日常な時間を感じられました。
華やかなビュッフェテーブル。フルビュッフェはやはり嬉しいですね。テンションが上がります。もりもり食べたくなりますね🍴
ずらりと並ぶ料理の数々。コーナーからのビュッフェテーブルの景色はいつも素敵です。チャプターブレックファストもまた然り。
ドリンクコーナーはオレンジにアップルやミルクも加わり豪華に。
パンコーナーはよもぎロールやプチノアなど種類豊富。トースターもあります。
パン・オ・ショコラを中心にデザートになりそうなデニッシュもありました。
サラダコーナーの充実ぶりにも目を惹くチャプターブレックファスト。
いろんな種類の野菜を少しずついただけるのが嬉しいです。
コーンのほか、豆サラダやオリーブもありました。凝っていますね。
フルーツはスイカ、メロン、ブドウ、パインがありました。スイカは夏らしくて嬉しいですね。
料理の名前を失念しましたが、スフレのような食感で、淡目の味のオードブルでした。
点心もありました。辛子醤油で美味しいく頂きました。
湯豆腐は京都らしいですね。取り分けたら温かいうちにいただくのが吉です。
ご飯はコシヒカリでした。ご飯に乗せて混ぜてのおかずが多いので、ご飯がすすみます。シンプルに卵かけご飯に削り節は最高でした。
うどんがあるのは、ごはんが重めに感じる方には嬉しいと思います。ごはん派の私もしっかりうどんも頂きました。
うどんに入れる具材も豊富です。九条ねぎはたっぷり入れました。柚子のアクセントも良いですね。
個人的にはこのコーナーが惹かれました。半熟卵に削り節、素敵です。シンプル・イズ・ベストなコーナーです。
漬物コーナーも充実。ごはんのお供に最高のオプションです。
おばんざいが豊富なのも京都ならでは。賀茂茄子の揚げ浸しなんてご当地ならではですね。
野菜のスクランブルエッグなど洋食に和のテイストがあるのも好感が持てるひと工夫ですね。
焼魚は鮭でした。もちろん薄味です。切り身が厚く存在感がありました。
ハッシュドポテトはお子様にも大人にも人気がありました。こってりが欲しいときに嬉しいです。
ベーコンとソーセージ。べーコンは厚切りで肉々しくて美味。ソーセージも良いやつですよ、これ。
イベリコ豚の生ハム、脚ごとの豪快な眺めです。すごいぞチャプターブレックファスト。
各種ハム類とスモークサーモン。どれも美味しそう。コールドミールもひと通り揃っていて丁寧な品揃えです。
ナッツとドライフルーツ。種類豊富でこれはたくさん頂きました。朝のドライフルーツは何だか元気が出ます。
フルーツが盛られていました。リクエストすればカットしていただけいるのかもしれません。
チーズも頂きました。チーズを挟むとまた別の料理に食欲が湧いてきます。
パンケーキやワッフル。大人はもちろんですが子供にも喜ばれますね。
色々と欲張って盛り付けてしまいました。それだけ豊富なビュッフェで素晴らしかったです。
また食べたいと思えるビュッフェ内容でした。マリオットボンヴォイホテルの中でも高いレベルにある朝食だと思います。
フルーツまで美味しくいただきました。本当に凄まじいV字回復の内容の朝食には感心しました。ご馳走さまでした。
(注)同ホテルは経営母体のサンフロンティア不動産株式会社が2022年8月31日にホテルの売却、引渡しを行ったため、HIYORIの名称は同年9月末までとなっており、以後はチャプター京都トリビュートポートフォリオホテルとして営業しています。マリオットボンヴォイ参加ホテルであることに変わりはないようです。現在のサービス内容は今回の宿泊記の内容から変更されている場合があります。
【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮(2022.10.29~30)
2022年10月2度目のザ・リッツ・カールトン日光に泊まった後泊に滞在したフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮の宿泊記です。今回は既に奥日光を観光後の滞在でしたが、奥日光からいろは坂を下って到着まで50分程度と立地も良く、実は奥日光観光の拠点にもぴったりだと感じました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
ホテル外観、ロビー、共用スペース
ホテルは近代的でモダンな外観。天気にも恵まれ青空に映えまくりです。車で東北自動車道宇都宮ICや日光宇都宮道路徳次郎ICから5分程度なので、下道での渋滞がなくストレスフリーで到着できるのは嬉しいですね。青空ならなおのこと到着時にテンションが上ります。
3階建てで横長のホテルは周囲の景観にすっかり溶け込んでいて違和感がありません。駐車場はホテル脇を下ったところに広い駐車場がありますが、できればホテル正面の駐車場に停めたいところです。目の前で利便性が高く、部屋からも見えてホテルの景色と一体になった感じがします。
ホテルの正面から。四角いホテルの造形と青空がとても映えて素敵です。たくさんの植栽も自然の中に佇むホテルを演出しています。
玄関を入ってすぐ右手に広がるロビースペース。とても奥行きがありフェアフィールドの中でもかなり広い部類の造りだと思います。窓も大きく日差しも明るく照らすため、自然の調光と木の内装との調和がよく取れています。
ロビーには大きな木のテーブルとソファがゆったり配置されており、窓側を向いた椅子も並んでいます。奥にはコワーキングスペースのテーブルも。
ロビースペースから見たテラス席。大きなガラス張りのため室内とテラスとの一体感があります。テラス席は必ず木々の緑で囲まれており、フェアフィールドの庭としての役割も果たしています。
どのフェアフィールド道の駅シリーズにもある郷土品の展示スペース。その土地の風土に特化した展示物なので、土地柄を感じられて興味深い内容です。
共用スペースのキッチンにあるコーヒーマシンです。程よい酸味の美味しいコーヒーです。アイスがお勧めです。
テラス席
テラス席は広くはありませんが日当たりがよく、ちょっとした休憩にもここで過ごすことで豊かな時間を過ごせます。朝食もここで食べると外の空気が気持ち良いですよ。
テラス席の景色を別角度から。テラス席と駐車場とを行き来できる通路があり、フェアフィールドとしては珍しい造りです。駐車場からショートカットでホテル内に入れます。
テラス席にある寝そべることができるデッキチェアーです。コーヒーを飲みながら寝そべるのがお気に入りです。
ゲストルーム(シングル2台)
3階のろまんちっく村側のお部屋を用意して頂きました。
入ってすぐに洗面台があります。オープンスペースでどこにいても顔が見えるのが特長のお部屋です。部屋は25平米とまずまずの広さです。
ツインのシングルベッドにソファとテーブル、冷蔵庫が配置されています。コンパクトかつシンプルで、居住スペースとしては使い勝手の良いお部屋です。
造り付けのソファの背中には窓があり、3階からの景色は窓の中にもう紅葉が映っています。
さらに窓際に立ち、窓越しに見える景色です。紅葉の向こう側にはろまんちっく村にある温泉施設「ヴィラ・デ・アグリ」が見えます。
ベッドルームから洗面台、玄関側を見た室内。部屋のほぼ中心にある洗面台が居住空間を上手に間仕切りしていて部屋は広く感じます。
優しい色合いの木の壁に組み込まれたテレビ。大きくて見やすく、ベッドに寝そべりながらゆったり見ることができます。
朝食BOX
朝食はそれぞれのフェアフィールドごとに地産のお弁当があり、希望する場合は原則1週間前の予約で購入(1つ2,000円)することができます。プランの中にはお弁当(朝食BOX)付きのプランもあります。今回は朝食付きで宿泊予約していました。
朝食BOXは道の駅にあるレストラン「麦の楽園」で作っています。一重ですが横長でかなり大きなお弁当です。お弁当にはカップのお吸い物が付いています。以前に食べたことがありますが、その時と見た目も内容も変わりはありませんでした。
野菜、根菜類は基本的に酢で締めてありマリネのような感覚で楽しめます。肉は鶏肉で炭焼きやボイルしたものが入っています。いずれも薄味で優しい味付けです。おかずの下にご飯が敷いてあり、お腹いっぱいになります。お高めのお弁当ですが、また食べたくなる美味しいお弁当です。朝のテラス席で食べました。
ろまんちっく村 竹林の小径
ろまんちっく村はレストラン「麦の楽園」が洋食が楽しめ使い勝手が良く、野菜や果物、お土産などを売っている物産館では近隣の食堂が作ったお弁当も種類豊富でした。食には事欠かないと思います。広大な敷地には散歩のコースがあり、竹林の散策を楽しめます。
竹林の散策はゆったり歩いても30分〜40分くらいで1周できます。途中には鶴もいてなかなか珍しいのではないでしょうか。ホテルでゆったり、道の駅でお腹いっぱいに、竹林の散策でリフレッシュ、そんなのんびりとした滞在を楽しめました。
【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光(2022.10.22~23)
ザ・リッツ・カールトン日光に宿泊した翌日に宿泊したフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光。過去に何度か滞在経験があります。フェアフィールド道の駅シリーズのホテルにも関わらず道の駅に併設していないホテルですが、車で日光東照宮まで10分程度、中禅寺湖まで40分程度と立地は抜群です。今回はごくシンプルな滞在でしたが、最寄りの美味しいレストランも含めた宿泊の記録をぜひご覧いただければと思います。
ホテル外観、ロビー、共用スペース
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光の外観。小さい木ですがもみじの紅葉がアクセントになっていて素敵なエントランスです。
ロビースペースは広く、暖色の灯りが落ち着く雰囲気を演出しています。右手奥に見えるのはチェックインカウンターです。
大きな四角いテーブルとゆったり座れるふかふかのソファや椅子はフェアフィールド名物ですね。食事にも寛ぐにも便利な共用スペースです。
コワーキングスペースもあります。アクリルパーテーションもあり感染症対策もしっかりされています。
日光にちなんだ郷土品のや書物があります。興味深く拝見しました。
製氷機の氷はアイスコーヒーに使用するほか、ペールを使って部屋に運ぶこともできます。トースターはバルミューダーでパンを美味しく温められます。
コーヒーマシンではコーヒーと給湯ができます。ティーパックや味噌汁は後ろのスペースに置いてあります。
こちらはテラスエリアからのホテル外観です。テラスへの入口が見えますね。
テラスエリアはウッドデッキで本館から繋がっています。フェアフィールド日光の中で、私の一番のお気に入りスペースでもあります。
広々としたテラス席。こちらのテラス席スペースは、フェアフィールドの中でもトップクラスに広い部類だと思います。デッキチェアに寝そべると目線に遠くの山が見えるのもいい感じです。
朝食をテラス席で取りました。雰囲気も良く外の空気が心地よいです。パンは日光駅の近くのパン屋で買ったほか、前泊したザ・リッツ・カールトン日光で食べきれずにテイクアウトしたキューブパンを頂きました。ドリンクはロビーでいれたアイスコーヒー。味噌汁もいただきました。
3階シングル2台 ゲストルーム
フェアフィールドのゲストルームはツインかダブルの2タイプのみで、アップグレードサイズの部屋はありません。今回はシングル2台のツインルームを予約していました。
部屋に入ってすぐに洗面台やお手洗い、シャワールームがあります。奥はベッドとソファのあるリビングです。間仕切りは寝室と洗面台の間に可動式のスライドドアがあるほかはオープンスペースになっていて、とても開放感があります。
暖色の灯りが優しい雰囲気です。木のぬくもりを感じる和モダンなお部屋です。
テレビはベッドの目の前の壁にあります。部屋の広さは25平米ですが、ベッドを中心にしたレイアウトの部屋は思いのほか広く感じられます。
ソファは造り付けで小さめですが、これがあるとないとではくつろぎ度が全然違います。丸テーブルもあって何かと便利です。窓からの景色はホテル背面だったため民家や貯水槽ビューでした。景観はホテル正面側のほうがおすすめです。
ミニバーコーナーです。珈琲や紅茶はロビーでフリードリンクをいただくほうが雰囲気もあって美味しく感じるかもです。ミニバーコーナーの下は冷蔵庫があります。
シャワールームはレインシャワー付き。丸椅子もあります。
CAFE&KITCHEN K(夕食)
CAFE&KITCHEN K(カフェキッチン K)はフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光から車で3分ほどにあります。カウボーイカフェのコンセプトで、店舗外観も西部劇に出てくる駅舎をイメージする建物。店舗内もカウボーイや古き良きアメリカをイメージさせるディスプレイがお洒落で素敵です。そうした様々なディスプレイや食事の盛り付けなどを含め、実のところ相当に繊細なセンスを感じます。
ネットで同店を調べると様々な意見や感想がありますが、実際に何回か行ってみて感じるのは、実は繊細で人間味ある優しいオーナーで、それが店舗装飾や料理に率直に現れているということ。お客様とありのまま接するオーナーの気質に気づけば、この店の良さが浮かび上がるように見えてくると思います。ぜひ訪れてみてください。食事はどんな高級ホテルの料理にも全く引けを取らない、美味しい料理です。特にローストポークはぜひ味わっていただきたいです。
メニューは黒板に手書きされています。どれも美味しそう。今日は前回も食べた真空低温調理のローストポークとカウボーイカレー、そしてプチケーキセットをオーダーしました。
和風ソースもとびきり美味しいローストポークです。お肉は柔らかくて口の中でほろほろと解けます。歯が要りません。付け合せの野菜も彩り良くたっぷりとあります。美味しくて毎回オーダーしてしまう一皿で、これだけを食べに来る価値のあるお気に入りです。
カウボーイカレーは見た目にもワイルド。野菜たっぷりなのも嬉しいですね。味はピリッと引き締まったスパイスカレーですが、食べるほどに旨味も口中に広がって一気に食べてしまいます。カレーの具材にも低温調理のポークが入っています。
プチケーキセットはとてもお得なデザートです。この日はアップルパイケーキでしたが、お皿のパウダーシュガーで彩ったカウボーイのくり抜きが何ともセンスの良さを感じて素敵ですね。味ももちろん美味しかったです。
【宿泊記】モクシー京都二条(2022.11.17~20)
マリオットボンヴォイの私の修行の場所としていつもお世話になっているモクシー京都二条。なぜモクシー京都二条かといいますと、同ホテルから今年3月に発売されたプランがあまりにお得なプランだったため、向こう一年分の宿泊できそうなスケジュールを見込んで予約を確保していたものです。現在はもう販売されていませんが、10月以降は全国旅行支援もあることから更にお得感が増しており、予約を使い切るまではスケジュールが合えばモクシー京都二条に通うことになりそうです。
お得なプランというのは「March special 3,000pts & Moxy Credit JPY1000 /night/person」2名で13,580円です。1泊1人あたり、1000ホテルクレジットと3,000ポイントが付きます。このほかにプラチナエリート会員以上で付帯される選べる特典の10ドルクレジット(人数分)もあり、1ドル120円換算(実際のホテルレート)で1人1,200円分のクレジットになりますので、2名で宿泊の場合は13,580円に4,400円分のホテルクレジットと6,000ポイントが含まれる計算に。実質1泊3,000円程度で宿泊できます。
そんなコスト事情もあり訪れた京都はちょうど紅葉の季節で素晴らしい景色も楽しむことができました。ぜひアルバム代わりの宿泊記をご覧いただけたら嬉しいです。
京都御所の紅葉
京都滞在中は気軽に行ける紅葉スポットをいくつか訪れました。その一つに京都御所があります。
銀杏の黄色が青空に映え素晴らしいコントラストでした。
大きくて背の高いススキも見応えがありました。
南禅寺の紅葉
南禅寺は初めて訪れました。広大な敷地に見どころ満載でとても楽しいです。何度もリピートしたくなる魅力がありました。
重要文化財の三門は上ることができます。紅葉に囲まれて圧巻の景観です。
敷地内は至るところでもみじの木が見事な紅葉を見せています。
水路閣もレンガ造りのアーチが歴史を感じさせ見応えがあります。素晴らしすぎるぞ南禅寺。
二条城の紅葉と和楽庵
二条城はいつも必ず訪れています。紅葉は木々がまばらでしたが、広い敷地は気持よく散策できます。
二条城に来るとやはり必ず訪れる茶房前田。縁側席からの景色はいつ見ても素晴らしい。
茶房前田の入口暖簾。京都らしいですね。
抹茶シフォンケーキと珈琲のセット。広い庭園を歩くのに欠かせない休憩とスイーツです。
続いてホテルの紹介です。
モクシー京都二条
モクシー京都二条はJR二条駅か地下鉄東西線二条駅から徒歩3分ほど。すこぶる好立地です。駐車場はありませんが、ホテルスタッフに最寄りのコインパーキングを案内してもらうこともできます。
滞在期間中は特にDJイベントはありませんでしたが、イベントがあるとかなり盛り上がる陽気なホテルです。
夜も昼もモクシー京都二条は和モダンな外観が印象的で存在感があります。夜はバーのみの利用に訪れるお客様も多く地元に定着しているのが伺い知れます。
今回はいつにも増してインバウンドのお客様が団体も含めて多く、日本人の数をはるかに圧倒していました。
入口を入ると暖炉がお出迎え。フェイクですがロビーの素敵な雰囲気を演出しています。
ロビーのメインのソファ席です。テーブルも大きくゆったりくつろいで遊べるスペースです。食事にも利用しました。
バーカウンターです。バーカウンター正面はホテルのフロントも兼ねています。カウンターに座ってお酒を飲むと、不思議と気分も盛り上がってきます。
ダイニングテーブルやコワーキングスペースもある広々としたスペース。どこを見てもお洒落ですね。
小上がりの畳席もあります。京都らしさをポップに表現した楽しげな席ですね。
バーエリアにもお洒落なテーブル席があります。外から丸見えですが、見せつけちゃうくらいの気持ちで楽しみましょう。
こちらもお洒落なハイチェアー。DJブースが隣りにあります。
コワーキングスペースにはマックPCがありました。
ロビー奥にはゴールドエリート会員以上が使えるコーヒーマシンがありました。コーヒーとエスプレッソのみなので、ラテもあると使い勝手が爆上がりなのにその点が残念。(朝食時はボタンの目隠しが取れラテも可能に)
エレベーターホール。カジュアルですがモクシーホテルにしては落ち着いた印象です。
アイロンルーム。エレベーターホール横にあります。インパクト大です。
そしていよいよお部屋に。部屋は稼働率が高いのかアップグレードはありませんでした。ボトムのうめスタンダードダブルルームです。やはりプラチナエリート会員は名前だけのプラチナだとここでも感じてしまいます。
部屋は17平米で正直狭いです。狭いですがテレビを観る、寝る、着替える、だけのスペースと割り切れば不便はありません。
テーブルは造り付けで折りたたみ式のものがあります。以外にこれが使い勝手がよく気に入っています。
テレビはベッド正面に据え付けてあり見やすいです。大きさも十分。
バスタブはなくシャワールームのみ。これも慣れれば問題ありません。
洗面台。鏡が大きく使い勝手が良いです。総じてお部屋には大きな不満はなく、連泊でもある程度快適に過ごせます。
モクシー京都二条の朝食
朝食はホテル滞在の一大イベントと感じていますが、モクシー京都二条の朝食はかなりシンプルな部類に入ると思います。豆乳にゅうめん、ホットサンド、お粥の3つからメインを選び、このほかに2種類のアラカルトを選べます。サラダ、マフィン、フルーツ、シリアルなどから選びます。ドリンクはジュースがフリードリンクになります。マリオットボンヴォイアメックスの割引適用はなく1人1,500円。値段と内容では物足りなさは否めませんが、私は10ドルクレジットを利用し差額の300円で食べています。もう少し品数を増やすか内容を充実させると良いですね。
朝食のジュースコーナー。オレンジジュース、グレープフルーツジュース、アイスコーヒーがあります。
サラダはまずまずのボリューム。アラカルトで2品選べるのは1つ300円相当のようです。
シリアルとミルクは2つで1セットのカウントです。
マフィンは2つで300円。テイクアウトで部屋で食べるには有りかもですね。
カットフルーツはパインとメロンがありました。メロンは思いのほか甘かったです。
メインの紹介です。豆乳にゅう麺とホットサンド。にゅう麺は食べる辣油が乗っていてほんのりピリ辛なのが美味しい。ホットサンドはまずまず。このほかお粥もありました。
総じて朝食はモクシー京都二条のウィークポイントのように感じます。せめて1,500円が高いと感じない程度にセミビュッフェにしてみるなど、もっと改善できるのではと感じました。
モクシー京都二条の夕食
ホテルクレジットなどを利用して、21時までオーダーできるメニューから夕飯をいただきました。味のクオリティは悪くありません。
ホットドックはソーセージが大きくて具沢山。ボリューム満点でお勧めできます。夕飯というよりは昼食にぴったりかもしれません。
唐揚げとフレンチフライ。唐揚げはスパイスソルトに付けると一層美味です。おつまみにもぴったり。
唐揚げ丼と肉うどん。唐揚げ丼はもう少し唐揚げが多くても良いかな。刻み野沢菜と温玉とマヨネーズを絡めた味付けは美味しいです。肉うどんはもう少し何か具が欲しいところ。
ホテルでの食事という点を踏まえると、モクシー京都二条のメニューはもう少し値段相応の付加価値のような特長が欲しいですね。定期的にメニューは更新されているので、今後に期待しています。
一方でホテルから徒歩圏内に三条会商店街があり、ローカルフードの食事には事欠きません。そうした地元メシも併用して滞在を楽しんでいます。
【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2022.10.21~22)
2022年5月以来のザ・リッツ・カールトン日光。マリオットボンヴォイのポイント交換レートの見直しが行われる前に予約していたもので、この日は60,000ポイントの予約でした。この後宿泊が続く10月29日も60,000ポイント、11月3日は50,000ポイントの予約です。この日は誕生日ということもありザ・リッツ・カールトン日光での滞在を記念日にと楽しみにしていました。予め誕生日の宿泊ということは伝えていたのですが、チェックイン時やチェックアウトの際に特段触れられることがなかったのは、心のどこかでおめでとうの一言を期待してしまっていたため残念でした。そういった意味では、今回の滞在を含め、この後続く10月末と11月の滞在もどこか相性が悪い滞在となった振り返りの印象です。やはり無心で欲なく滞在することが日常を幸せに感じるコツかも知れませんね。とはいえ、これはプラチナエリートでは全く相手にされないのだと感じ、チタンを目指す気持ちの決定打となりました。
いろいろと感じた滞在ではありましたが、アフタヌーンティーを楽しんだりレークハウスで夕飯を食べたりとホテル滞在そのものは充実したものでした。そんな思い揺れながらの宿泊記ですがぜひご覧いただければ幸いです。
- 半月山展望台と八丁出島の紅葉
- 湯滝と湯ノ湖の紅葉
- 華厳の滝の紅葉
- ザ・リッツ・カールトン日光
- アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
- 中庭の散歩と素晴らしい紅葉
- リバーサイドガーデンビュー2階客室
- 夜の館内お散歩
- 夕食(レークハウス)
- 朝食(日本料理byザ・リッツ・カールトン日光 )
半月山展望台と八丁出島の紅葉
日光といえば中禅寺湖と華厳の滝と思い込んでいた私ですが、予め紅葉のニュースを見て、まだ行ったことのない素晴らしい景色を目の当たりにしてみたいと、意気込んで訪れた紅葉の季節の奥日光。いろは坂では明智平ロープウェイ方面に行く車が気になりつつも(明智平はどんな素晴らしい紅葉なのだろう)、今回は先を急ぎ半月山展望台へ続く道には6時50分に到着。道路は門で塞がれていて7時に開くとの表示を確認ししばし待機。開門後車を走らせ坂道を上ること約15分で展望台の駐車場に到着。しかし駐車場周囲を一周歩いても湖は全く見えず、どうやらそこから山道を歩いて辿り着くさらなる高台に展望台はあるようでした。ここまで来たらもちろん歩きます。初めての山道は思いのほか険しく感じ、600メートルという距離以上に疲れを感じながら歩くこと30分くらいで半月山展望台に着きました。
展望台から見える中禅寺湖と八丁出島は見事の一言で、登った疲れが一気に吹き飛びました。雲ひとつない青空に男体山も映え、思わずカメラにおさめました。しかし、やはり目で見る景色に勝る色彩と感動はありません。今も目にしっかりと焼き付いています。紅葉の季節にみなさんがここに来る理由がよくわかりました。
湯滝と湯ノ湖の紅葉
その後湯滝と湯ノ湖にも足を延ばしました。半月山展望台ですっかり気を良くし、やはり紅葉の混雑シーズンは午前中勝負で今のうちに行けるだけ行こうとついつい。ニュースで湯滝の紅葉はピークが先週と聞いていましたが、まだ楽しめる紅葉がありました。滝の目の前まで歩いていけるため、迫力がすごいです。自然の中に溶け込んでいる風景的にも、竜頭の滝や華厳の滝より湯滝のほうが好みでした。
湯ノ湖の紅葉も所々に赤い紅葉が残っており、十分素敵な景色でした。湯ノ湖は水がとても澄んでいて、湖に浮かぶ山や木々の絵も素敵でした。日光では外せない景色の一つになりました。
紅葉の赤は青空にも映えます。湯滝から湯ノ湖までは急な階段を上るので、ここまででかなり足腰が疲れてしまいました。中禅寺湖方面に戻る途中は戦場ヶ原の景色も楽しみました。
華厳の滝の紅葉
湯滝を後にした時点で11時位だったため、思い切って華厳の滝にも行ってみました。ここの観光を終えると、今日明日で予定していた観光はクリアです。壮大な滝は圧巻ですが見慣れている分、先程の湯滝や半月山展望台のほうがインパクトが有りました。それでも大充実のチェックイン前の紅葉でした。このあとは12時に予約しているアフタヌーンティーに向かいます。
ザ・リッツ・カールトン日光
駐車場は5月同様にホテルのバレーパーキングサービスを利用しました。(1泊3,000円)ホテルに直付けが楽ちんだし、車も安全ですよね。あと、廊下から車が見えるのも何だかリッツ・カールトンの景色と同化したようで嬉しかったりもします。でも、今回はチェックアウト時にお見送りもなく鐘もなかったので、この後の滞在は華厳の滝駐車場の利用と相成りました。高級車を複数で手厚くお見送りし、一方でタイミングももちろんあるとは思いますが、軽自動車の私は出発を相手にされなかったことからパーキング利用はこれで最後にしようと感じた次第です。背伸びして利用するから期待してしまう。コインパーキングならそんな期待もしなくて済む。偏屈かもですが一期一会の宿泊だからこそ気持ちよく帰りたい次第です。ご容赦ください。
気を取り直して、ホテル目の前の大谷川の紅葉は素晴らしく、水面すれすれまで垂れる枝の紅葉がとても風情がありました。
石切りのモニュメントはいつ見ても重厚感と高級感が漂います。車はここにある入口から入ります。
こちらは歩行者用の通用門。リバーサイドガーデンビューの建物が大谷川沿いの右手に見えています。庭のコンパクトな紅葉も素敵です。
窓に映る空と雲と紅葉。外からも廊下の窓からもこんな景色が見られるなんて嬉しすぎます。なんだかんだでこの景色の虜になっています。
ザ・リッツ・カールトン日光のシンボルともいえる鐘。車で出発の際はもちろん、車利用でなくても出発のときに鳴らしてくれます。自分で鳴らすこともできます。大きな音が心地よいですよ。
お馴染みの玄関カーペット。つい写真をとってしまいます。人物と一緒に撮るときは、ライオンを挟んで立つと良いとスタッフの方が教えてくれました。
ホテルに入ると、チェックインの手続きをロビーのテーブルで済ませました。ウェルカムドリンクはアフタヌーンティーのときに一緒にサービスしてくれるとのことでした。昼下りで室内は暗く写ってしまいましたが、小さな中庭の紅葉は日が当たって綺麗ですね。
壁画のパネルも伝統と歴史を感じます。館内の至るところに美術作品があるようです。
アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
いよいよロビーラウンジに案内されて待ちに待ったアフタヌーンティー。前回5月から季節は変わり、秋メニューのアフタヌーンティーです。昼食の代わりにいただこうと12時スタートにしました。
ロビーラウンジは暖炉やふかふかのソファも多数配置されています。
案内いただいたのは窓側席。窓の外には庭と紅葉が。その奥には中禅寺湖も見えています。席は予めリクエストしていました。
テラス席も景色が良く気持ち良さそうですね。暖かい季節はテラス席にも挑戦してみたいです。
ウェルカムドリンクの柚子スパークリングジュースです。甘さ控えめでさっぱりしていて美味しいです。
お茶はいくつかの種類から1種類を選びましいた。いつものことながら緊張して茶葉の説明はあまり耳に入ってきません(笑)。でも、甘みがあってふくよかで、口中にいつまでも余韻が残る美味しい美味しいお茶でした。
焙じ茶もコク深くて美味。日本茶の美味しさを改めて感じます。和紅茶も選べます。
スコーンが運ばれてきました。そのままも美味しいですが、バターもジャムもつけるのが私は好みです。味変で飽きずに美味しくいただけます。
秋のアフタヌーンティーは、奥日光オータム エクスペリエンスです。セイヴォリー、スイーツ、スコーン、お好きな日本茶1種となっています。
アフタヌーンティーの1人分は6,500円でマリオットやアメックスの割引適用はありません。それでもクオリティからは値段相応の価値がきちんとある秀逸なアフタヌーンティーです。いただけるシチュエーションなど付加価値を考えたら安いかもしれませんね。
栃木県産苺とミックスベリーのタルトレット ピスタチオ、バニラパンナコッタ阿部梨園和梨のコンポートとジュレ、荒牧りんご園林檎のコンポートとムース ライムクリーム。梨のコンポートが美味しかったです。
メープルプディング フランス産マロンクリーム 渋皮栗、アベチャンファームの焼き芋モンブラン ヘーゼルナッツメレンゲ、南瓜のレアチーズケーキ あまたにチーズ工房フロマージュブラン。プリン好きとしてはメープルプリンが美味しかったです。
本マグロのカナッペ、栃木県産舞茸とプルチーニのキッシュ、アベチャンファームの紅はるかとイベリコチョリソーのブリック包み、端穂農場黒毛和牛ローストビーフと栃木県産ビーツのサンドイッチ。ローストビーフは期待通りの美味しさでした。
ひと通り食べると相当なボリュームになります。お腹いっぱいで幸せな気持ちでロビーラウンジを後にし、そのまま散歩に出発です。
中庭の散歩と素晴らしい紅葉
中庭に出ると雲ひとつない青空の下、もみじの木の紅葉がもう半分くらい散りかけていましたが、それも鮮やかな赤橙色です。緑の芝生に散り落ちる葉も自然の芸術です。
本館建物と緑の芝生に紅葉が映えます。天気にも本当に恵まれました。
同じ中庭の紅葉を別角度から。中禅寺湖ビューの部屋も景色と一体になっていて見事な造形ですね。
レークハウスの周りにも紅葉が広がっています。高低差も利用した木々と建物の自然な一体感に改めて感心します。
メイン棟を1階テラス席から眺めました。テラス席で寛ぐのも良さげですね、憧れます。
ザ・リッツ・カールトン日光の庭は散歩していて全く飽きません。紅葉の季節は特に素晴らしい、癒やされるお庭です。
リバーサイドガーデンビュー2階客室
案内していただいたお部屋はリバーサイドガーデンビューの2階、華厳の滝側の一番奥で、エレベーターから一番遠い位置です。景観もあまり良いとは言えませんでしたが、景観以上にエレベーターから遠いため浴衣に下駄で歩くには距離になかなか苦労しました。
お部屋の前廊下です。和モダンな雰囲気がGood.でもかなり長い廊下で歩いての移動が大変でした。
部屋に入ってすぐの格子のパーテーションとソファです。和の雰囲気が素敵ですね。
広々としたウオークインクローゼット。荷物も置けますし衣類もたくさん収納できます。
ベッドルームからリビングルームに向かって。居住空間がそれぞれ独立していて、それでいてなかなかの広さなので、どのスペースにいてもゆったりできます。
ベッドはキングサイズ。程よくふかふかで最高の寝心地。マリオットボンヴォイホテルの中で一番お気に入りのベッドです。ベッド両サイドのテーブルにあるスイッチで、照明の調節やカーテンの開閉などを全てコントロールできます。
照明も暖色で、部屋のコンセプトでもある木の温もりにとても合っています。眠りに誘われそうな灯りです。ベッドからは窓越しに男体山の山肌が見えます。
ミニバーコーナー。ネスプレッソのほか、紅茶や日本茶もあります。冷蔵庫の中は備え付けのドリンク類が占めています。わずかですが持ち込みのドリンクを冷やすスペースもあります。ソムリエナイフのほかウイスキーグラス、ワイングラスにシャンパングラスもあり、部屋で持ち込んだアルコールを楽しむのにもうってつけです。
リビングのメインソファ。お気に入りです。クッションを枕にし、足の下にも置いて、ベランダに向けて寝そべるのが気持ちよくて最高です。寝そべりながらの男体山ビューを楽しめます。
部屋のソファとバルコニーのソファとが、ガラス越しにシンメトリーのようになっていて開放感のある優れたデザインの視界です。
部屋の探検をしているとウエルカムスイーツが届きました。開けるのが楽しみです。
バルコニーのソファです。ここで飲むコーヒーも好きです。昼間も夜も雰囲気良く大活躍の場所です。
テレビは大画面で左右の角度を大きく変えられる可動式です。テレビ隣の扉を開けるとお風呂が見えます。
洗面台はツインのシンクです。お風呂からは男体山が見えて良い眺めです。バスソルトがたっぷりあるので、ゆったりと浸かって癒やされまくりです。
バルコニーからの眺め。男体山が正面に見えました。2階の部屋ですがきちんと山が見えたので景色はまずますです。
ウエルカムスイーツの小箱の御開帳です。抹茶チョコがけの胡桃とピリ辛おかき。ブドウ2種類です。巨峰なのでしょうか、黒ブドウは味が今ひとつ(劣化)で残念。
ターンダウン後のスイーツはメロンのドライフルーツでした。これは美味。
夜の館内お散歩
夜の館内の景色は昼間とはまた違った大人の雰囲気が漂う素敵な空間です。
チェックインカウンター前のロビー。アクティビティの集合場所にもなっています。
ロビーラウンジは照明が落ちてムード満点です。
暖炉前は特に時間がゆっくりと流れているよう。一日の出来事、楽しかったこと、美味しかったものなどを振り返り語らいながら。
ロビーラウンジの中禅寺湖マップと壁画。
温泉大浴場へと続く廊下。灯りが幻想的です。ザ・リッツ・カールトン日光の温泉は硫黄の香り漂う白濁の湯温泉好きにはたまりません。
夕食(レークハウス)
夕食はレークハウスを予約していました。席は1階の暖炉近くをリクエストしました。食事後の時間をゆったり過ごしたいのでディナータイムの早めの時間帯です。
レークハウスの入口です。ホテル館内からは店舗2階に廊下で繋がっています。1階席へは店内のエレベーターで降りました。
レークハウスの1階フロアです。夕暮れには少し早いですが照明が程よくムードある店内です。どの席もゆったり配置されていて、寛ぎながら食事ができそうと感じました。
こちらは1階のテラス席です。陽が落ちてきました。一日の終りを素敵なレストランで過ごせることに感謝です。
席の目の前に暖炉がありました。リクエストに応えてくださり良い席を案内していただき感謝です。暖炉はまだ火が入る前です。
暖炉に火が入りました。とても暖かくなり、見た目にも炎が美しいです。振り返れば、この席で過ごせたことで今回の滞在が救われた気がします。それくらい素敵な席でした。
ワインはココ・ファーム・ワイナリーの"ぴのろぜ"をグラスでいただきました。暖炉の灯りに照らされて素敵な雰囲気です。ワインも美味しくて進みましたよ。
食事はコースでなくアラカルトでお願いしました。一皿がかなりボリュームがあり、シェアして食べるのがおすすめです。そう考えると、レークハウスのアラカルトはとてもお得だと感じます。
まずバケットが運ばれてきました。巾着に入っています。巾着がパンの温もりで温かくなっていました。
巾着を開けるとバケットが出てきました。オリーブオイルに浸けながら美味しくいただきました。
前菜で自家製サーモンマリネをいただきました。サーモンは旨味がぎゅっと詰まっていてとても美味しい。これぞサーモンという味がたまりません。
レークハウスミネストローネはレークハウスに来るといつもオーダーしています。野菜たっぷりでトマトの酸味が程よく、こってりしていないちょうどよい加減の美味しいミネストローネです。
日光HIMITU豚のカツサンドイッチはフォークとナイフでいただくのが好みの一皿です。豚はとても身が柔らかく、薄い衣に染み込んだソースとパンが食感・味覚的にも見事にマッチしていて、十分なメイン料理になります。
ピッツァマルゲリータはとても大きくてシェアしてもまだ余るくらいのボリューム。3人分くらいでちょうどの量です。生地まで美味しいピザでした。
ミルフィーユ栃木県産とちおとめをデザートに。既にお腹いっぱいでしたが、それでも優しい甘さのカスタードクリームとアイスは素敵な夕食を締めくくってくれました。
ドリンクメニューです。なかなかのお値段ですね。
ディナーコース・メニューとアラカルトのページ。アラカルトはシェアすることを踏まえるとお得感がありました。
アラカルトメニューの続き。次回は別のアラカルトも頼んでみようと思います。
朝食(日本料理byザ・リッツ・カールトン日光 )
日本一の朝食と言っても過言ではないくらい豪華な朝食のザ・リッツ・カールトン日光。朝食は滞在中の大きなイベントの一つでもあります。朝一の7時に予約しており伺いました。会場は日本料理byザ・リッツ・カールトン日光です。
洋朝食と和朝食のいずれかを選べますが、予め和朝食をお願いしていました。メニューを見ると本日の焼魚は銀鱈の西京焼きのようです。鮭と日替わりのはずですが、銀鱈のほうが好みなので嬉しいです。
案内していただいた席は窓側席でした。窓から見える紅葉と中禅寺湖が素晴らしいです。こうした景色を見ながらの朝食はとても贅沢で幸せですね。
席から見たビュッフェ台と店内です。窓から離れた席も段差があり窓の景色はとてもよく見えます。
栃木コーヒー牛乳と栃木牛乳。ビュッフェ形式で好きなだけいただけます。コーヒー牛乳、つい手に取ってしまいます。
ご当地の栃木レモン牛乳もありました。
シリアルも充実しています。
ヨーグルトは林檎ヨーグルトとプレーンヨーグルトでした。林檎ヨーグルトは果実のシャリシャリ感があって混ぜて食べると美味しいです。
パンナコッタとミューズリー。きな粉のパンナコッタが美味しく、メインが来る前につい2個も食べてしまいました。
パンはお洒落な木の籠に入って運ばれてきました。ジャムは苺とマーマレードです。パンを半分ぐらい食べた頃にメインが来ましたが、パンでかなりお腹いっぱいになっていました。パンは持ち帰ることもできるので、お腹の空きと相談しながらが良いかもしれません。
グリーンサラダはジンジャードレッシングが掛かっていました。ぴりっとした生姜のアクセントが美味しい。ドレッシングが美味しかったこともあり、そこそこボリュームのあるサラダでしたがもりもり食べました。
メインの和朝食膳です。木箱に入って見た目にも鮮やかで豪華な朝食です。蓋で覆われたまま席まで運ばれ、スタッフの方が蓋を取ってくれます。
ご飯、味噌汁、温泉卵、納豆。お米も美味しくお代わりしました。やはり和食は落ち着きます。
日光御養卵茶碗蒸しと明太子、銀鱈の西京焼きです。これだけでも十分なくらいの豪華な品々です。
黒毛和牛ローストビーフ。いつも思うのですがやや硬く歯で噛み切れないのが気になります。
季節のお造りです。特にサーモンの滋味あふれる味わいが最高です。
きな粉のわらび餅と季節のフルーツ。こちらの写真にもお造りが見えます。美味しかったです。
林檎のヨーグルトときな粉のパンナコッタ。この日のデザートのお気に入り2トップでした。
朝食の最後に珈琲か紅茶をいただけます。美味しかった朝食をお腹いっぱいになりながら振り返りつつ、珈琲をゆったり楽しみました。