【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ(2022.11.25~27)
フェアフィールド・バイ・マリオット道の駅プロジェクトとして、地域を渡り歩く新しい旅のスタイルのコンセプトのもと、全国に急展開が進むフェアフィールドホテル。これまでいくつかのフェアフィールドに泊まりましたが、ホテル・道の駅・周囲との調和が心地よく感じられるホテルとして、私の中ではイチオシのフェアフィールドのもてぎです。四季折々の景色や野菜、果物なども魅力の茂木町はもう10回近く泊まっていますが、雰囲気をお伝えしたくて改めて宿泊記を紹介します。ぜひご覧ください。
ホテル外観、テラス等
車で北関東自動車道の上三川インターから50分程の場所にあり、都会の喧騒から程よく離れた場所にある茂木町。ホテルと道の駅は、ホテルの敷地沿いの地下道で道の駅まで繋がっていて、車をホテルに泊めてもそのまま道の駅まで歩いて2分程度でいくことができます。駐車場はホテルの1階ピロティ奥にあり、ホテルの中をくぐって到着です。
ホテル玄関です。ホテル建物2階が屋根代わりになっており、よく考えられた造りです。玄関を入って過ぎ右にチェックインカウンターがあります。
駐車場のあるホテル背面から建物を見上げました。左下はテラス席です。紅葉と青空に建物が映えます。
テラス席です。フェアフィールドのテラス席はコンパクトですが、どのフェアフィールドに行っても必ず私のお気に入りの場所になる癒しのスペースです。もてぎのテラス席はすごい景色があるわけではありませんが、朝食を取ったり昼や夜にコーヒーを楽しんだりと活躍してくれます。
それではホテルの中の紹介です。
ロビー、共用スペース等
フェアフィールド道の駅シリーズは、食事について地域の飲食店利用を想定したコンセプトのため、レストランがありません。朝食のみ"朝食BOX”なるお弁当を予約しておくこともできますが、1つ2,000円とお高めですし、やはりコンセプトに逆らわず道の駅や地域の飲食店で地の物を食べたり、ホテルにテイクアウトしていただくのを推奨しています。そんなテイクアウトで食べるのに活躍するのがホテル1階のロビースペースや共用スペースです。
ホテルに入ってすぐに大きなテーブルと、テーブルを囲むように椅子が配置されています。ゆったり座りたいときや食べ物を少し広げて食べたいときなどは、こちらのソファを利用します。木格子の照明も柔らかい灯りで癒やされます。
コワーキングスペースも兼ねた1席1席にコンセントのあるテーブル席です。コーヒーマシンも近く便利な席です。落ち着いて食べたいときはこちらを利用します。目の前には茂木を含め宇都宮など地域の名産や観光名所の写真が飾ってあります。この地域性を表す写真もフェアフィールドごとに異なるため、様々なフェアフィールドを訪れて鑑賞するのも楽しみですね。
もてぎにまつわる名産や書物などが飾られています。和の空間で素敵ですね。
チェックインカウンター右にはコンビニスペースもあります。アルコールやジュースなど地のものを中心に揃っており、意外と利用している方は多いようです。購入にはキャッシュレス決済のみ利用可能なシステムです。
ロビー奥にはキッチンスペースがあり、簡単な洗い物や食材の開封などができます。コーヒーマシンや給湯器もあります。
コーヒーマシンはいつも何回もお世話になっています。コーヒーの他、日本茶や紅茶、味噌汁も用意してあります。コーヒーはアイスとホットがあります。
電子レンジも完備。レンジの下にはバルミューダトースターと製氷機があります。氷が自由にいただけるのは助かります。
ホテルの廊下です。木目調で落ち着いた造りですね。何気ないこうした廊下も自然と落ち着くポイントです。
3階ダブルベッドルーム
お部屋に到着です。もてぎのフェアフィールドの景色はホテル正面側のほうが、SL機関車の通過(土日祝日、12時と14時30分)を部屋から見えてお勧めです。
部屋に入ってすぐに洗面台があります。部屋のほぼ中心に水回りを配置することで、居住スペースとの仕切りにもなっています。可動式の鏡もあり、ベッド側からも使用できます。扉もあるため、就寝時は締めて使用しています。部屋は25平米とさほど広くはありませんが、レイアウトの妙でとても広く感じます。
キングサイズのベッドです。両脇にコンセントやUSBジャックもあります。ベッドの足元にテレビがあり、寝そべりながら見るのにちょうどよいです。
造り付けのソファです。限られたスペースにあって、コンパクトながらソファがあるのはとても使い勝手が良いです。食事する際や荷物置きに利用しています。
ミニバーコーナーと冷蔵庫です。ミネラルウォーターはフロントにお願いすれば追加で補充してくれます。コップはマグカップのみです。皿や箸、フォークなどの食器が必要な場合は、フロントで使い捨てのものを頂けます。
レインシャワーもあるシャワールーム。小さな座椅子もあります。
テレビはベッド足元に大きなサイズの造り付けタイプです。ベッドに寝そべるとちょうど見やすい高さと距離感で計算された造りです。
道の駅もてぎ、猫の雑貨屋 もくれん
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎの滞在を更に豊かにしてくれる、お気に入りの道の駅や地元のお店の紹介です。早速、お散歩にでかけてみます。
道の駅の裏手にある十石河川公園は広く開放感があります。花壇はこまめに花が植え替えられ季節ごとに目を楽しませてくれます。逆川沿いを歩くこともできます。すぐ目の前を真岡鉄道が走り、電車やSL機関車がゆっくり汽笛を鳴らしながら走るのも楽しいです。
見事な紅葉と青空に癒やされまくりです。
猫の雑貨屋 もくれんです。道の駅から逆川沿いを歩いて5分程度にあります。猫好きのオーナーが猫にまつわる一点物の雑貨類を各地の作家から取り寄せて販売しています。見るだけでも楽しい品揃えですよ。犬好きの私でも好んで通うくらいです。運が良いと実物の猫にも会えます。
道の駅もてぎの野菜や果物の直売所です。地元の野菜や果物がたくさん並んでいます。おすすめはやはり果物。苺と梨がめちゃくちゃ美味しいです。ここの果物を食べるとスーパーで買う果物は食べれなくなってしまう程です。とちあいか、絶品です。
梨も大きくて美味しいです。にっこり、甘々です。美味しくてつい買いすぎてしまいます。
そして、超おすすめの手作りアイスです。
道の駅もてぎにある手作りアイスコーナーです。季節ごとに地元の果物を使ったアイスやジェラートが美味しいですが、特にとちおとめ苺を使用した手作りアイス"おとめミルク"が激アツです。12月から5月までの期間限定ですが、何と訪れた11月26日はちょうどこの日から今シーズンのおとめミルク販売開始でした。
オーダーを受けてから、大粒の凍らせたとちおとめ2粒をすり潰して手作り開始です。いちごミルクアイスと苺を混ぜながら作るのを見守りつつ、アイスが完成しました。美味しくてほっぺたが落ちそうとはまさにこのアイスのためにある言葉です。
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ。ホテルは綺麗で落ち着いていて居心地が良く、道の駅は派手さはなく、かといって地味でもないちょうどよい賑わい。食べ物もとても美味しい。少し散歩すれば川沿いを散策したり雑貨屋さんに足を伸ばしたりと飽きません。田舎と道の駅とホテルの心地よい調和の茂木町は、私のツボにぴったりはまった楽園です。