【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2022.12.29~30)
5回目の滞在となる12月のザ・リッツカールトン日光はチタンエリートでの宿泊になります。思えば10月から11月の滞在時に紅葉の季節🍁真っ盛りの繁忙期とはいえ、プラチナエリートではアップグレードに無力であることを痛感し、ならばチタンエリートを目指そうと思い立ち、12月上旬に達成しこの日に臨んだものです。
年末の時期も紅葉の季節と同様に繁忙期であり、単純にプラチナとチタンの差がどうだったのか…結果として、チタンエリートの力はプラチナよりはるかに上と感じました。
そんなチタンの喜びを感じた真冬の奥日光 ザ・リッツカールトン日光の宿泊記をぜひご覧ください❄️🫧
- ホテル敷地入口・エントランス
- ウエイティングスペース・箱庭・ライブラリー
- ロビーラウンジ(チェックイン)・ウェルカムドリンク
- メイン廊下・温泉
- フィットネススタジオ
- アフタヌーンティー(ウィンターエクスペリエンス)
- ゲストルーム(4階レイクサイドビュー)
- ウエルカムフルーツ&スイーツ
- ホテル外観・庭
- 夕食(鮨くろさき)
- 朝食(日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光)
ホテル敷地入口・エントランス
クリスマス寒波での残雪に備えてスタッドレスを履いて臨んだこの日、日光道の途中から路面に雪が見え始めました。いろは坂途中からは粉雪が舞い始め、到着したのは10時過ぎ。車は華厳の滝駐車場に停め、徒歩でホテルにむかいました。
今回の滞在では、チェックイン日は風も強く吹雪の荒天で、チェックアウトの日は雲がありつつも穏やかな晴天となり、奥日光の両面の表情を体験することができました。宿泊記のなかでは晴天のほうの写真を掲載しますが、吹雪の中のザ・リッツカールトン日光は庭にも数分しか居れないくらいの寒さと風。露天風呂も海のようにさざ波が荒れる環境下で、晴天の有り難さはどんなアップグレードよりも貴重だと感じました。
ホテルに到着すると、敷地入口の石にも雪が積もり、前回訪問から2か月経たぬ間に季節がすっかり変わったことを改めて感じました。日本の四季は本当に素敵ですね。後ろに見える男体山も雪化粧です。
エントランスはもう門松が設えてあり、お正月を迎える準備が整っていました。🎍思わずお正月もここで過ごしたくなってしまいます。
エントランス脇にあるオブジェもずっと外に居て寒そう☃️いつものようにそっと静かに佇んで迎えてくれました。
ウエイティングスペース・箱庭・ライブラリー
大きな大きな自動ドアを開けて館内へ。到着が早かったこともあり、チェックアウトにもまだ早い時間帯のため、館内はまだ静かな雰囲気です。
ウェイティングスペースも人が居ませんでした。受付の方が声をかけて下さり、チェックインの手続きはできるようでロビーラウンジに案内され座りました。チェックインを済ませ、部屋に入るのは準備が出来次第で連絡をもらえる事に。
1階には3箇所ほど外が見える箱庭があり、雪景色が素敵でした。館内の暖色のあたたかな光と、雪景色の白が対比してとても素敵な雰囲気でしたよ。
チェックインの手続きにスタッフの方が来るまでの間に、ライブラリースペースを探検。こちらはロビーラウンジの営業時間には飲食スペースにもなりますが、高い天井に背の高い本棚、両脇の暖炉やダイニングテーブルやソファといった非日常な空間に改めて感嘆です。
ロビーラウンジ(チェックイン)・ウェルカムドリンク
今回チェックインの手続きを行った場所のロビーラウンジはいつもアフタヌーンティーの時にお世話に、なっています。営業時間外は思い思いに寛ぐことを許してくれるのが有難いスペースでもあります。
ロビーラウンジのソファに座りながらのチェックインの手続きの際に渡されたエリートステータスごとのサービスの案内です。案内からはエリートボーナス75%がプラチナとの主な違いでしょうか。スタッフにレストランの割引について尋ねてみると、12月29日までの適用であることがわかりました。12月30日以降の年末は割引適用外期間のため、実質として今回の滞在がちょうど割引適用のラストです。
広々とした空間にソファがたくさん配置され、様々な人数のニーズに対応できるロビーラウンジ。私は夜の温泉のあとに暖炉の前でゆれる灯りを見ながら寛ぐのがお気に入りになっています。そんな利用にも寛容なロビーラウンジです。
パノラマでのロビーラウンジ全景。これだけのラグジュアリースペースを誰でも寛げるスペースとレストラン・ラウンジとで兼ねているのは、使い勝手が良く素晴らしい運用だと思います。
ウエルカムドリンクはいつもの柚子スパークリングでした。シャンパンもリクエストしたら貰えるのかな?到着してシャンパンも素敵ですよね。また、前回はウェイティングスペースでのウエルカムドリンクを勧められたため、ロビーラウンジに案内して頂いたのはチタンの影響なのかも…と思ってみたり。今回はアフタヌーンティーを予約してるのでまだ1時間ほど時間があります。
メイン廊下・温泉
チェックインの手続きが済んだら、12時までは温泉の利用を勧めて頂きました。お言葉に甘えてメイン廊下を通って温泉に向かいました。
メイン廊下はリバーサイドビューの客室棟、本館・レイクサイドビューの客室棟、温泉棟を繋ぐもので宿泊者は必ず通ります。通路の幅員も広く木の温もりを感じる壁と灯り…廊下だけれど癒されてしまう素敵な空間です。
廊下途中にあるいつものディスプレイコーナー。リッツライオンはいつ見ても可愛いです🦁
ディスプレイコーナーの先を右に曲がると、レイクサイドビュー棟のエレベーターホール、その先に温泉棟への渡り廊下があります。
渡り廊下を通るといつもの石燈籠が。この灯籠は特に夜は暗がりの中で人影に見え、いつもドキッとしてしまうのは私だけでしょうか。渡り廊下は屋根が付いており、夜は天井にあるヒーターが点いてとても暖かく、寒い中で一旦外を歩く中では大変助かります。
温泉棟に入って神殿のような廊下を抜けると温泉入口があります。
温泉入口の手前には湯上りの休憩スペースがあり、お水も飲むことができます。待ち合わせにも重宝するスペースです。
室内の奥の席は露天風呂と近い外の景色を見ることができます。向かって右側は女性の温泉側、左側は男性の温泉側になります。
温泉入口の暖簾です。温泉は奥日光の湯本温泉から源泉を引いており、白濁の硫黄泉質です。今回の滞在では季節の特徴なのか、秋よりもお湯が澄んでいて、香りもきつすぎずちょうど良い感じでした。チェックインの日は吹雪🌀の温泉を、チェックアウトの日は穏やかな天候の下、温泉を楽しみました。
フィットネススタジオ
温泉棟に入ってすぐ右手にはフィットネススタジオがあります。
フィットネススタジオは温泉のすぐ近くにあるので、トレーニングをしてかいた汗を温泉で流し疲れを癒す…なんて贅沢なループも可能ですね🍀
ランニングマシンのほかウエイト系もあり、短時間でのトレーニングに思いつく器具はひととおり揃っている印象です。ランニングマシンは雪見の贅沢な環境です⛄️
アフタヌーンティー(ウィンターエクスペリエンス)
温泉のあとはアフタヌーンティータイム。窓側席に案内して頂きました。「いつものお席でございます…」との案内に、滞在記録に基づくサービスはプラチナの時はなかったことから、これもチタンの力かも…?
冬の季節のアフタヌーンティーは「ウィンターエクスペリエンス。」イチゴのスイーツを中心にまるでセイボリーとデザートのフルコースといった印象でした。雪景色の見える席で待ちに待ったアフタヌーンティーのスタートです🍰🫧🫖
まずは冷たいかぶせ茶です。柔らかなコクに甘みが乗っていて美味しい🍵脚の長いフルート型のワイングラスでサービスされ、香りもいっぱい楽しめます。
続いて生姜梅湯です。ほんのり梅のあとにぴりりと生姜が口中を駆け巡り温まります。冬の季節にぴったりです。
茶葉はメニューを見せて下さり、6種類の中から1つ選びます。選んだ茶葉で、3回淹れて貰えます。メニューにはそれぞれのお茶の香りや味わいなどの特長が書いてあります。
茶葉は箱に入ったサンプルを持ってきて見せてくれます。葉だけのものもあれば、ブレンド茶は見た目はハーブティーのようでもあり、イメージをかき立ててくれます。写真右側から①普通蒸煎茶/鹿児島、②かぶせ茶/京都、③紅茶/鹿児島、④ブレンド茶/烏龍茶 紅玉 カレンデュラ、⑤ブレンド茶/阿波番茶 生姜 橘果皮、⑥ブレンド茶/三年番茶 煎り番茶 柿の葉です。
私が選んだのは⑥ブレンド茶の「3年番茶 煎り番茶 柿の葉」です。スモーキーかつ土の香りのニュアンスが特長で、私は飲んで"大地の味"と表現しました。3回とも90度の高温で淹れてくれました。
3回のお茶が終わると、ハーブティーをサービスしてくれました。ローズマリーなどの代表的なハーブのブレンドですーっとした口中に。リラックス効果もあります。
アフタヌーンティーのメニューです。今回は冬の季節限定のウィンターエクスペリエンスです。季節柄と土地柄を考えても、イチゴの美味しさに期待しています。ザ・リッツカールトン日光のアフタヌーンティーのお値段は直近で見ると7,200円ですが、予約した当時の6,500円でのお会計になっていました。ともあれ価格高騰はアフタヌーンティーにも影響が出ています…。なお、ロビーラウンジは元々AMEXカードの割引対象外になっています。そしてAMEXカードの割引は全てのレストランで2022年を以て終了です。
スコーンは安定の美味しさです。日本茶にもスコーンが合うのはザ・リッツカールトン日光のアフタヌーンティーでないと気が付かない発見かもしれませんね🍵苺ジャムは果肉がゴロゴロと入っていてお気に入りです🍓
いよいよメインが運ばれてきました。なんと外側に綿帽子が被せてあります。これは奥日光に積もる雪をイメージした綿菓子だそうです。なるほど、冬ならではの演出ですね。綿菓子を食べると、スイーツが姿を現します。大人になってから綿菓子なんて食べていなかったので、思わず童心に帰る楽しい時間でもありました。
3段のアフタヌーンティーのセイボリーとスイーツ、全10品。スノーマンがこちらを向いていて楽しくて可愛いですね。苺や海老らしき尻尾の姿が見えてワクワクです。では、セイボリーからいただきます🍀
下段のセイボリー4品。写真右は大滝日光スモークサーモンともものすけ蕪のサンドイッチ、写真上は栃木県産牛とポテトのアッシェパルマンティエ 黒トリュフ 牛蒡、 写真左は海老のカダイフ巻き 日光御養卵のタルタルソース、写真下日光HIMITSU豚のリエットと焼きサフランリゾット。
サンドイッチのサーモンは細かく叩いてあって口中に旨味がぶわっと広がります。アッシュパルマンティエは栃木県産牛がスプーンで食べられるようにコンビーフのように処理してあり美味。牛蒡フライがアクセントになっています。海老のカダイフ巻きはセイボリーの中で1番の好み。フリットとタルタルソースが見事にマッチしまくりです。リエット&リゾットは日光HIMITSU豚のパテが軽くトーストされたリゾットとの相性の良さを見せてくれます。
中段のスイーツ3品。写真右上はとちおとめと日光御養卵のショートケーキ、写真左上はアベチャンファームのマロンムースミックスベリージュレ クルスティアン、写真下はチョコレートブラウニー 栃木県産ほうじ茶のクリーム ベリーとスパイスのソース。
ショートケーキは、とちおとめのほのかな酸味と日光御養卵のスポンジの濃厚な甘み、優しいクリームとが相まって優勝の味わい。マロンのはカリッとした生地の上に乗った濃厚なマロンムースが初めての体験。変化球なスイーツだけれどストレートに美味しい。ブラウニーはほうじ茶の香ばしいクリームとチョコレートがビターな点で完全一致でした。
上段のスイーツ3品。写真上はピスタチオのパンナコッタ 栃木県産いちご オレンジカルダモンジュレ、写真右下は栃木県産とちあいかのタルトレット、写真左下はホワイトチョコのムース 床井柚子園ゆずコンフィ シュークリーム。
パンナコッタ&ジュレはピスタチオのコクと果実ジュレの爽やかさのマリアージュが新鮮な驚き。タルトレットは、とちあいかの強い甘みがタルトを見事にリード。ホワイトチョコもムースのは、一口で食べれずにムースとシュークリームを別々に食べました。ホワイトチョコのムースは濃厚でこれだけで完全に主役のスイーツです。シュークリームと食べたら、さらに昇華した味わいなのか機会があれば確かめてみたいです。
ゲストルーム(4階レイクサイドビュー)
今回のお部屋はチェックインの際にレイクサイドビューの部屋とのアナウンスがあり、アップグレードしていただけました。特別にリクエストはしていないので、これもチタンの影響なのでしょうか。階層は4階で5月のレイクサイドビュー3階よりも明らかに景色を遮るものが少ないです。
お部屋への案内もこちらが何も言わなくてもスタッフの方が先導してくれたり、至る所での対応が前回宿泊(プラチナエリート)の時とは明らかに違い、これは担当いただいたスタッフの違いによるものなのか、ステータスの違いによるものなのか…素直に楽しめば良いのに一瞬どちらなんだろうと考えてしまいました(`・д・)σ メッ
ともあれ、レイクサイドビューに感謝しながらお部屋探検。部屋の広さや構造など含めてリバーサイドビューと全く同じです。全ての客室が等しくラグジュアリーなのはすごいです。
玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて室内へ。玄関にはベンチもあり、腰掛けながら靴を履くことができます。ベンチの下には、館内履きの下駄があります。
玄関脇には室内灯とミニトレイがあり、カードキーを置くのに便利です。こうしたさり気ない気の利いた造りが良いですね🍀
玄関を上がると正面に絵画が。右には広々としたウォークインクローゼットがあります。ウォークインクローゼットには浴衣やバスローブが掛けてあり、金庫なども中にあります。衣類やカバンなど含めて全部すっきり入るくらいに大きなウォークインクローゼットです。
木のパーテーションを境に寝室エリアになります。寝室にはソファがあり、着替えるのに座れて便利でしたが、普通に横になって寛ぐのにも充分なソファです。このほか、私はいつも手荷物を置くのに利用しています。
ベッド越しにリビングまで見通しよく、57㎡と大きな部屋の造りです。配置としては、玄関から部屋に向かって左側に寝室とリビング。右側にドレッシングコーナー、バスルームがあります。
キングサイズベッドです。私の少ないマリオット系ホテル体験の中でも、寝心地は1番のお気に入りのベッドです。高さがあるので乗り降りもとても楽です。ベッドの上にはパジャマがありました。パジャマはいつもリクエストして届けてもらっていたのですが、今回は最初から置いてありました。これまでの滞在でのリクエスト履歴から配慮して用意いただけたのかもしれません。
ベッドのすぐ側に先ほどご案内した便利なソファが見えます。ベッドで横になりながらリビングに目をやると、ミニバーコーナーがやや視界を遮るものの、窓の向こうには男体山の景色も見えます。
ベッド左右にある室内のコントロールパネルを兼ねたサイドテーブルです。照明はもちろん、窓のスクリーンやシェードの開閉も、サイドテーブルからボタンで操作できます。コンセントもあり、自然とスマホはこちらが定位置になっています。
リビングにはダイニングテーブルとイス、ソファがあります。ダイニングテーブルは丸形で空間がより広く感じられます。ソファが特にお気に入りで、ここに横に寝そべりながら窓の向こうの景色を眺めるのが寝心地含めてパーフェクト。男体山&中禅寺湖は見事な景色で、特に男体山は圧巻の迫力です🗻
リビングソファに座りながらのバスルームと窓の外の男体山の景色です。寝そべると男体山全体が見えます。レイクサイドビューに居ると男体山や中禅寺湖が当たり前に大きく見えますが、リバーサイドビューだと男体山は正面ですが視界を遮る木々があるため、改めてレイクサイドビューの有り難さを感じます。
ダイニングテーブルの上には風呂敷のバッグが置いてあります。風呂敷を通した2本の板をマグネットで合わせ、がま口代わりにするシンプルでお洒落な造りです。温泉に行く時に重宝します。
テレビは大画面でとてもクリアな画質。背面にアームが付いていて、左右に角度を大きく変えられます。配置としてはミニバーコーナー正面ですが、向きを左右に変えることでリビングソファからもベッドからも良く見えます。
お茶のセットもあります。まだ使用したことがありません。今回もアフタヌーンティーを利用しお茶をいただいたため、こちらは使用しませんでしたが、とても気になっているお茶セットです。
ネスプレッソマシンもあります。ポーションは3種類ありました。バルコニーを利用できる季節は外に出ていただくホットコーヒーが最高です。今回は外は寒くバルコニーも雪混じりのため、室内でいただきました。
ミニバーコーナー上の棚にはミネラルウォーターが2本置いてあります。使用するとターンダウンの際に補充してくれるほか、ベッドサイドに新たに2本置いてもらえます。なお、冷蔵庫の中にも同様にサービスのミネラルウォーターが2本冷えています。
ミニバーコーナーは有料ですがアルコール類を含めこだわりのアイテムが揃っている印象です。手前はサービスで飲めるネスプレッソのポーションです。
コーヒーカップやスプーン、フォーク、ナイフもあります。ソムリエナイフもありワインの抜栓も可能です。手前はサービスで飲めるTWGのティーパックです。
ワイングラスやシャンパングラス、マドラーも完備。お部屋でゆったりとお酒を飲むのに、とても整った環境です。なお、氷はターンダウンの際にペールに入れてテーブルの上に置いて貰えます。
ドレッシングルーム中央には戸棚が配置され、ドライヤーなどが収納してあります。向かって左側がバスルーム、右側がトイレです。ドレッサーは両側にあります。
ドレッサーは左右独立で鏡が縦長に大きいもの。とても見やすく使いやすいです。クレンジングや化粧水はミニポーチに入ったものを用意していただけます。
ボディミルクはアスプレイからディプティックに変わり、仕様もボトルタイプでした。個人的にはディプティックのほうが好みの香りです。
バスルームはどのタイプの部屋も外の景色が楽しめます。大浴場の温泉が秀逸なため、なかなか部屋のお風呂を利用する機会がないかもしれませんが、バスソルトもあるのでゆっくりとプライベートで入るのには最適です。お風呂に浸かりながらお酒を飲んだり…なんてことも叶います。
バスルームのアメニティもディプティックのボトルタイプになっていました。たっぷり使えますね。見た目にも美しいです。
お風呂に入りながらの景色はこんなに素晴らしいものです。中禅寺湖が見えて最高の気分です。
バルコニーのソファもお気に入りですが、今回は冬季のため寒くてバルコニーに居るのは5分くらいが限界でした。
バルコニーからの景色は申し分ありません。特に朝は男体山が朝焼けに照らされて見事に燃え上がっています。パノラマで見ていただくと、レイクサイドビューの広大な景色がどれほど素晴らしいのか伝わると思います。
ウエルカムフルーツ&スイーツ
ウエルカムフルーツはチェックイン後に運ばれてきます。よりフレッシュな状態でサービスしてくれる配慮だと思います。
フルーツは木箱に入っていて、まるで宝箱を開けるようなワクワクがあります。この季節はイチゴでした。とちおとめにしては甘さが強かったです。甘さ的にはとちあいかかな?と思いながら美味しくいただきました🍓
ウエルカムサービスのフードは、このほかにチョコとおかきがあります。ターンダウン後にはドライフルーツもサービスしていただけます。この日はチョコ&おかきはターンダウンの際にドライフルーツと一緒に置いてありました。なお、チョコはくるみに抹茶チョコがコーティングされた美味しいチョコでした。ドライフルーツはパイナップルでした。
ホテル外観・庭
ホテルの外観は晴天のタイミングで撮影しました。チェックインの日は吹雪でまったく別の表情でした。大自然の中に佇むリッツを再認識しました。
本館を含むレイクサイドビュー棟です。レイクサイドビュー棟はロビーラウンジや日本料理byザ・リッツカールトン日光が2階まで高さがあるため、客室は3階からになっています。それにしても冬の雪景色に青空はとても映えます。
マリオットアプリのザ・リッツカールトン日光の表紙と同じアングルで撮影してみました。男体山と並んで佇む姿に、いかに好立地かが分かります。雪の庭は散策には不向きですが、小さなお子様連れには、雪遊びデビューにちょうど良いのではと思いました。
レークハウスは今回は利用しませんでしたが、寒い季節であるほどに1階の暖炉が映えて素敵な雰囲気で食事が楽しめると思います。雪景色も見ながらの食事にも憧れます。ロビーラウンジはテラス席も素敵ですが、さすがに冬ということで雪が目前まで積もっていました。
庭の丘からは中禅寺湖が見えます。道路を挟んでまさにレイクサイドビューのホテルです。何度も呟いてしまいますが、それにしても雪と青空が映えまくりです。
夕食(鮨くろさき)
夕飯は"鮨くろさき"を予約していました。ホテルから徒歩1分なので荒天でも有難い立地です。いつも美味しいお寿司とアラカルトで安心のお店です。コスト的にもホテルで食べた場合の半額程度で、良心的な価格も魅力です。
いつもお邪魔するのは夜なのですが、周りのお店が閉まる暗がりの中ではひときわオアシスのような灯りを放っている外観の印象です。
定番のわかさぎの天ぷらは衣に塩味がついていてそのままサクサクいただけます。くろさきに来たら絶対に食べるべき1品です。
この日のおすすめは白子の天ぷらとのことで薦めていただいたので食べてみました。元々白子好きなのは差し引いても、クリーミーで濃厚な白子に感動。藻塩につけて美味しくいただきました。
メインは海鮮丼にしました。味噌汁や茶碗蒸しなども付いて2000円を切るお値段は嬉しいですね。ランクは上や特選もありますが、まだ食べたことがありません。だって並の海鮮丼で充分過ぎるほど手抜きのない美味しさなんです。
朝食(日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光)
ザ・リッツカールトン日光の朝食は、特に毎回楽しみにしている朝食です。1番早い時間帯の7時でチェックイン時に予約していました。洋食も和食も会場は日本料理byザ・リッツ・カールトン日光になります。なお、インルームダイニングにしていただくことも可能です。
エントランスはロビーラウンジの脇にあります。入口にはメニューがありますが、洋朝食と和朝食の2種類です。ランチやディナーの時間帯はやはりお高めのレストランなので、訪れるのはいつも朝食の時になっています。
入口から廊下を歩いた先にレストランのレセプションがあります。部屋番号を伝え席に案内していただきます。この日は年末ということもあり、鏡餅が飾ってありました。お正月間近ですね🎍
案内していただいたのは、このホテルでほぼほぼ案内いただく窓側の席でした。定番の席になっていますが、着席の際にスタッフが「いつものお席でございます」と話されていた気もするので、覚えていてそこを意識して案内して貰えたなら素直に嬉しいです。これもチタンだからなの…かな?
ビュッフェ台には既にドリンクやデザートが揃っていました。窓の外は雪景色の庭園が見えます。お天気も良く中禅寺湖も見えました。
席に着くとメニューを渡されました。予め予約していた和朝食で良いかと、アレルギー食材の確認がありました。また、最初の飲み物もこのタイミングでオーダーできます。それでは最初の品が提供されるまで、ビュッフェ台に探検です。
栃木の牛乳とコーヒー牛乳、レモン牛乳🍋です。レモン牛乳は甘めで苦手ですが、コーヒー牛乳は懐かしさもあり、いつも必ず飲んでいます。
シリアルもあります。海外のお客様やご年配の方はシリアルを好んで利用されているようでした。こうした用意もホテルの配慮なんですね。
この日のヨーグルトはプレーンと苺ヨーグルトでした。このほか、ミューズリーとヴィーガンパンナコッタ、そしてなんと日光御養卵プリンがありました。日光御養卵プリンは人気のプリンでスタッフの方も強く推されていました。もちろん食べたことがあり、私も大ファンのプリンです🍮
コーヒー牛乳と日光御養卵プリンをいただき席に戻ると、オーダーしていたりんごジュースとオレンジジュースが届いていました。りんごジュースはりんごの甘さが半端ない美味しさ。オレンジジュースは果肉の果実感が溢れるナチュラルなオレンジジュースです。食前ではありますが、プリンは美味しくいただいてしまいました。
海老原ファームのグリーンサラダ。この日のドレッシングはフレンチでした。新鮮なサラダであることが食べて真っ直ぐに伝わってくる瑞々しさです。
パンはいつものバスケットに入ってのサービスです。この後出てくるメインを考え今回もテイクアウトにしてお部屋でいただこうと、この場では食べませんでした。美味しさは説明の要らない間違いのないものです。
メインの和朝食が木箱で運ばれてきました。スタッフの方が蓋を開けると、いつものように「うわぁ~」とつい声がでてしまいます。豪華な品々に感動です。この日の焼魚は鮭でした。プリンの日は鮭、鮭の日はプリン。この法則はこの日も継続中です。いつものローストビーフ、茶碗蒸し、お刺身…などなど美味しくいただきました。ご飯とお味噌のほかにも黒納豆や温泉卵もありお腹いっぱいになりました。内容の詳細は朝食メニューをご覧いただければと思います。