【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2023.2.3~2.4)
マリオットのカテゴリー撤廃とポイント泊の必要ポイントのフレキシブルな運用開始に伴い、今や同ホテル泊の必要ポイントは最低でも7万ポイントを超えるものになっています。今回の宿泊は、必要ポイントの見直し前に当時のカテゴリーの5万ポイントで予約していたものです。そんな真冬のザ・リッツカールトン日光の宿泊記です。ぜひご覧頂けたら嬉しいです🍀
- ホテル到着・エントランス
- ホテル外観・ガーデン
- ホテル館内
- ライブラリーエリア
- ロビーラウンジ
- ゲストルーム(レイクビュー・キング)
- ウエルカムフルーツ&スイーツ
- 朝食(日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光)
ホテル到着・エントランス
今回も車でのアクセスでした。華厳の滝駐車場に停め、徒歩でホテルに向かいます。思いの外雪は多くなく、来る途中のいろは坂の路面も、数ヶ所凍結らしきところがある程度でした。
大谷川沿いに佇むザ・リッツカールトン日光。川沿いに見えるのはリバーサイドガーデンビューの客室棟で1階から4階まであり、客室数が1番多い部屋タイプです。今回予約はリバーサイドガーデンビューのツインで申し込んでいました。
徒歩でアクセスすると通用口から敷地内に入るのが近いですが、折角なので車入口側にも足を伸ばしました。石のエンブレムがカッコいいですね⚜うっすらと雪が積もっていて季節感もあります。
通用口から入場しました。こちらにも表札が出ており、外構柵の木の色合いと合ってますね。写真には映っていませんが、個人的には通用口前の歩道に植えられたモミジの木を見るのが好きで、ザ・リッツカールトン日光のシンボルだと思っています。
敷地内のエントランスに向かう小径も雰囲気があります。冬なので木に葉はありませんが、雪に囲まれてこれはこれで素敵です⛄️
エントランスに到着です。カーペットが重厚で映えスポットです。見送りの鐘もあります。石造りの楼閣のようで見た目にもワクワクするエントランスですね。
館内への自動ドアの前にあるオブジェ。男体山を表したアートとのことで、存在感がありますね。出入りの際に必ず目に留まるシンボルです。
ホテル外観・ガーデン
この日は曇の予報。時折青空もありましたが、すぐに雲に覆われるといった天候でした。青空の見えた時に写メってみましたが、いつもながらリッツ日光の建物と青空は映えまくりです。
庭の雪は日当たりがあるのでほとんどなくなっていました。メイン棟の窓ガラスに映る青空も素敵です。それにしても寒く、防寒着でも外に居れるのは10分〜15分くらいが限度です。それくらい厳しい冷え込みでした。
メイン棟と男体山とが両方入るアングルで。絵画のような光景でこの画は気に入っています。建物と山がまるで仲良しで共存しているようです🗻
レークハウスも存在感のある建物です。2階建てだけれど段差に建っているので、2階部分がホテルの1階と同じ高さにあり、庭の景観にとても馴染んでいます。
レイクビュー棟は1階に日本料理byザ・リッツカールトン日光が入っています。2階はレストラン吹き抜けで客室は3階から5階までです。5階からの眺望は視界を遮るものがなく、さぞ爽快なんだろうなぁと想像しつつ、いつかは5階に泊まってみたいものです。
庭から湖畔の眺めです。中禅寺湖が見えて気持ち良いですね。敷地と道路の境がちょうど丘のようになっているので、道路からは庭の中が見えないようになっています。大きな庭ではありませんが、軽く散歩したり、お子様連れは遊ばせたりするのに丁度良いと思います。
夕暮れ時にメイン棟を見上げると明るいお月様が見え、それはそれはとても綺麗でした🌕この日は20時から星空観察のアトラクションも参加し、雲が多く見えた星は少しでしたが、満月に近い月がとてもとても明るく、お月様をたくさん楽しめました🍀
レイクビュー棟も夕暮れ時がとても美しく見えました✨優しい暖色の灯りからは、滞在を楽しむお客様の幸せがほんわかと伝わってくるようでした🍀
ホテル館内
エントランスから大きな自動扉を通って館内に入ります。自動扉は壁一面が扉になっていてかなり迫力があります。
入って右側に待合室があります。小庭が窓越しに見えるスペースで、主にチェックイン、チェックアウトのウェイティングエリアとしての利用ですが、アトラクションの待合せにも利用されています。
左側は日本の歴史画のような美術作品のパネルが壁になっていて、向こう側にレセプションがあります。建物に入って左右の雰囲気だけで、もう格式高い和の世界に誘われる感覚になります。
レセプションを左手に見ながら正面には左右にメインの廊下があり、その壁には真紅のオブジェがあります。
メイン廊下はリバーサイドガーデンビュー棟やレークハウスと、レイクビュー棟とを繋いでいます。木の温もりが廊下や天井、左右の壁に至るまで感じられるとても優しい雰囲気の廊下です。
廊下の途中には箱庭がいくつかあり、四季折々の景色を楽しませてくれます。雪化粧も素敵ですね。
廊下をレイクビュー棟に向かって進むと、突きあたりにまた雪景色の庭が見えました。左手には展示の棚があります。
棚にはリッツライオンや風呂敷バッグなとがディスプレイされており、価格もついているので購入できるようです。館内でも時折リッツライオンを買われたお客様を見かけることがあります🦁
レイクビュー棟1階のエレベーターホールです。ソファがありエレベーターを待つ時間も腰掛けることができる配慮ですね🍀この先に温泉棟があります。
温泉棟への渡り廊下です。屋根の天井にはヒーターがあって、温泉と部屋との往来で少しでも外気の寒さをしのぐことができます。リッツ日光優しい✨
温泉棟に入り、さらに温泉へと続く廊下です。右手にはフィットネスジムがあります。廊下は少し灯りが落ちていて、厳かな雰囲気ある素敵な空間です🛕
突き当たり奥に温泉がありますが、その手前右に湯上がりの待合スペースがあります。席がゆったりと配置され、浴衣で寛ぐことができます。
湯上がりスペースにはお水も用意してあります。これは有難いサービスです。なお、温泉の脱衣場にもお水が同様のアルミボトルで用意してあります。
温泉入口です。ロッカーは番号ロック式で用意されており、衣類はもちろん貴重品も安心して預けることができるタイプです。そして何より温泉が素晴らしい♨硫黄泉は湯の花が舞う濃い泉質で短時間の入浴でも疲れが吹き飛び癒やされました🍀
ライブラリーエリア
ライブラリーエリアは、ディナーでロビーラウンジを利用したり、ザ・バーを利用しない私にとっては正直未知のエリアです。チェックインのウエルカムドリンクを頂く際に案内される以外は、なかなか入る機会がありません。
今回もウエルカムドリンクとチェックイン手続きの場所として案内頂きました。とても広いスペースというわけではありませんが、書籍が高い棚に並んでおり、とても落ち着いたスペースになっています。
窓側から見たライブラリースペースです。両脇にある暖炉も素敵です。本棚と木の温もりが抜群の相性を見せています。
スペースの中央にはテーブルがあります。こちらのテーブルはダイニングスペースとして食事も提供されます。
ライブラリースペースの窓側のソファ席です。大きな窓に囲まれ眺望も良く、何より開放感が素晴らしいです。非日常スペースの極みです。
ウエルカムドリンクで乾杯🥂リッツ日光での素敵な滞在のスタートです🍀この時間がいつ振り返っても幸せで戻りたい時間です。
ロビーラウンジ
ロビーラウンジはアフタヌーンティーを利用するときにお世話になりますが、今回は12月にアフタヌーンティーを頂いた時と同じシーズンメニューでしたので利用はしませんでした。それでも館内を移動したり散策したりする際には必ず目にとまる素敵なスペースです✨
ロビーラウンジの全景です。パノラマのため扇状に見えますが、横長のスペースにゆったりとした配置の席でホテルで一番の寛げる空間です。左手には絵画が、右手には暖炉が見えます。
ロビーラウンジ入口には奥日光の観光の絵地図があります。ホテルのアトラクションの案内もこちらのコーナーで確認できます。
絵画側から暖炉側の眺めです。暖炉の壁の向こうはライブラリースペースです。窓側だけでなく廊下側の景色も映えるのがロビーラウンジの特長ですね🍀
暖炉はやはり火が点った姿が良いですね。暖炉の火のゆらめきは不思議と眺めていて飽きません🔥
暖炉側から絵画へ向かっての眺めです。アフタヌーンティーは窓側席でしか利用したことがありませんが、中央席のソファも広々としていて寛いで食事ができそうですね。
ロビースペース中央付近からの窓側の眺望です。庭の中央がよく見えて爽快な景色です。気持ち良いですね🍀
こちらはロビーラウンジ窓側席からの眺めです。庭とその先に見える中禅寺湖の眺望は贅沢です。窓側だけれど部屋中央のソファ席とは少し離れていて静寂さや落ち着きのある席です。
ゲストルーム(レイクビュー・キング)
いよいよお部屋へ。レイクビュー棟の3階です。12月に泊まった時に4階だった部屋のちょうど真下の部屋でした。
廊下では季節の草花が部屋横に飾られています。いよいよ部屋に入ります。
部屋に入るといつものようにベンチがあり、下には下駄が置いてあります。館内履きに利用しますが、お風呂に行く際に浴衣と合わせました。
玄関に向かってベッドルームからの眺めです。ソファがあり、荷物を置いたり着替えを置いたり利用しています。部屋が広いので荷物を1箇所にまとめておかないと忘れ物をしてしまいそうなので、こちらのソファの利用勝手にはいつも助かっています。
ベッドルームとその奥にリビングが見えます。57㎡の部屋はとても広く快適です。写メでは暗く見えてしまいますが、窓からの採光がとても明るいお部屋です。
キングサイズのベッドはマットレスが丁度良い硬さ。高さもあり昇降も楽で寝ていて安定感があります。
部屋からは中禅寺湖ビューの素敵な景色が見えます。部屋の中に居ながら見えてしまうってすごいですね。
リビングのテーブルとソファ、イスなどの調度品。こちらが滞在のメインスペースになります。特にソファは横になりながら眺める男体山の景色が最高です。
テーブルの上に風呂敷バッグがありました。温泉に行く際の荷物入れに重宝します。
この日は節分だったこともあり、恵方巻きの案内もありました。高いので食べませんでしたが...(^_^;)
壁に設置されたテレビはまずまずの大きさです。左右に角度が変えられるので、ソファからでもベッドルームからでも良く見えます。
こちらは冷蔵庫やカップ類、コーヒー、お茶などが用意されているミニバーコーナーです。ネスプレッソマシンや電気ポットの乗っている台は引き出しタイプなので使いやすいです。
お茶は急須と茶葉があります。リッツ日光で飲むお茶はひときわ美味しく和を感じますね(꜆*ˊᵕˋ)꜆🍵
引き出しの中は冷蔵庫になっています。お酒のミニチュアボトルやデミボトルのワイン🍾などもあります。スペースが少し空いているので持参のドリンクも冷やせます。
こちらの引き出しには常温向きのアルコールのミニチュアボトルなどが入っています。ネスプレッソのポーションなどもありました。
ワイングラスはシャンパングラスもありました。使い分けできるのは有り難いですね🥂✨
コーヒーカップのほかスプーンやフォーク、ナイフ、ソムリエナイフもあります。ティーパックはTWGです。
ベッドルームから見た水周りスペース。ドライヤーなどが入っている木製のキャビネットがあります。
バスルームから見たツインの洗面台。奥の黒い扉は御手洗です。
御手洗もバリアフリーで木の温もりを感じるスペースになっています。
シャワールームはハンドシャワーとレインシャワーとの両方があり、加えてバスタブ周りで使えるミニハンドシャワーもあります。アメニティはアスプレイのミニチュアタイプからディプティックのボトルタイプに変わったのは引き続きです。
バスタブから見える景色は素晴らしく気持ち良いです。左の壁は扉になっていて開けれるので、開放するとバルコニー全体越しに中禅寺湖のパノラマビューが楽しめます。
この季節のバルコニーは雪が残っています。外気も冷たいので長居はできませんが、バルコニーからの中禅寺湖や男体山の景色はリッツ日光の一番のアトラクションかもしれません🏔
朝焼けの男体山。この時間の山肌の色合いが一番好きです。バルコニーからこんなに大きく山が見えます。
夕暮れの中禅寺湖。水面に映る陽の明かりはとても幻想的です。まるで絵画のようで息を呑む景気です。
バルコニーからパノラマでの景色です。レイクビューのお部屋の恩恵がこの一枚に詰まっていると思います。
ウエルカムフルーツ&スイーツ
ウエルカムフルーツは甘さに当たり外れがある印象ですが、リッツ日光を訪れる楽しみの1つでもあります。チェックインの後に部屋に運ばれてきます。
ウエルカムフルーツは季節の苺でした。茎付きですがとても甘くて、これまでリッツ日光で食べた苺のなかで1番でした🍓
ウエルカムスイーツはピーカンナッツ(きな粉)とピリ辛のおかき。ターンダウン後のドライフルーツはみかんでした🍊
朝食(日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光)
朝食はレストランでの朝食を希望しました。1人7,500円の豪華な朝食です。アメックスやマリオットボンヴォイエリート特典のレストラン割引は2022年で全て終了したため、そのままの金額になりますが、たまの贅沢にそれでも食べたい朝食です。
レストラン入口です。庭との出入口のそばにあるので、朝の散歩からそのまま朝食へ行くのがいつものスタイルになっています。
レセプションで部屋番号を伝えて席に案内していただきます。レセプションにはよく見ると小さな木彫りの日光猿がいました🙈🙊🙉
朝一の時間で訪れたので、他のお客様はほとんど居ませんでした。落ち着いた空間で暖色の明かりが優しいです。
ビュッフェ台にはドリンクやヨーグルト、シリアル、デザートが既に並んでいました。席は窓側を用意していただきました🍀
メニューを開くのは楽しみな瞬間です。いつもの和朝食にしました。と、ここで発見が。焼き魚が鮭のときはデザートは日光御養卵プリンという、勝手な組み合わせのパターンを認識していたのですが、この日は鮭ですがプリンではありませんでした🍀
気を取り直して早速ビュッフェ台へ。お目当てはコーヒー牛乳とヨーグルト、そしてきな粉のパンナコッタです🍀
シリアルとコーヒー牛乳&牛乳です。シリアルと牛乳はこちらではまだ食べたことがないので、次回は食べてみたいです。
レモン牛乳と牛乳です。レモン牛乳は甘すぎる印象であまり飲みませんが、買うとなかなかのお値段だったりします。ご当地グルメの1つですね。
ヨーグルトはプレーンと日替わりの林檎ヨーグルト🍎でした。林檎ヨーグルトはシャリシャリとりんごペーストの食感が美味しくお気に入りです☺
メインのデザートコーナーにはミューズリー、ヴィーガンパンナコッタ、そしてきな粉のパンナコッタがありました。きな粉のパンナコッタは黒蜜が美味しくお気に入りです☺
パンはキューブパンから変更になっていました。リッツの刻印付きはそのままでした。食事のボリュームからは食べ切れないので、手を付けずにテイクアウトしました🍞
海老原ファームのグリーンサラダです。ボリュームがありますが新鮮でシャキシャキとして美味しく、ペロリと食べてしまいました🥦
メインの膳が運ばれてきました。宝石箱をイメージしてるだけあり、相変わらずの豪華さです。温泉卵と納豆は両方チョイスしました🍀
お肉にお魚、デザートまで1つの膳に集約され圧巻です。どの品も主役級の美味しさです。7,500円には納得してしまいます。
銀鮭塩焼きと鬼おろし&はじかみ、高菜、日光湯葉豆腐です。湯葉豆腐はとろとろでクリーミー。銀鮭は絶妙な焼き加減でパーフェクト、ご飯が進みます。
季節のお造り盛り合わせは、やはりサーモンがトロトロで美味しい。鮪も赤身の旨味がストレートに伝わります。白身はお魚の種類は分からなかったのですが脂が乗っていながらさっぱりとした後味でした🐟日光醤油「誉」でいただきました。
栃木県産牛のローストビーフは、いつものお肉より柔らかく感じとても食べやすかったです。噛み切れないのがこれまでは残念だったので🐂なおのこと美味しく感じました。
林檎ヨーグルトときな粉のパンナコッタです。パンナコッタは美味しくておかわりしました☺
荒牧りんご園アップルとフレッシュオレンジです。りんごジュースはもう甘さの極みで絶品です。オレンジジュースは甘さも果皮の苦味もそのままフレッシュにいただけて身体に良さそうと実感です🍎🍊
食後にはコーヒーをいただきました☕朝食の時間は1時間半で席を交代ですが、ゆっくり食べていると時間切れになってしまうのでご注意を🍀ともあれ素敵な朝食でした🍽