【宿泊記】ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション(2023.1.27~1.29)
2023年1月はザ・プリンスさくらタワー東京に3回滞在しましたが、そのラストとなる3回目の宿泊記です。1度目で滞在のクオリティに驚き、2回目で慣れ親しみ、3回目で改めてその価値を知る。そんなホテルの居心地を心に刻んだ滞在でした。昨今の都内マリオット系ホテルの高騰により、容易に泊まれないホテルになっていますが、今後チャンスがあればリピートは是非したいホテルです。ぜひ宿泊記をご覧いただけたら嬉しいです。なお、一流のホスピタリティを格付けする「フォーブス・トラベルガイド 2023」ホテル部門において、ザ・プリンスさくらタワー東京は5年連続で4つ星を獲得しています。
<参考までに2023年1月の同ホテル宿泊記>
・2023年1月1回目滞在の宿泊記↓↓↓
・2023年1月2回目滞在の宿泊記↓↓↓
・2023年1月3回目滞在の宿泊記(この宿泊記)
- ホテル外観
- ホテル館内
- 日本庭園
- ゲストルーム(12階デラックスタワービューキング)
- ザ・プリンスさくらタワー東京「エグゼクティブラウンジ」
- エグゼクティブラウンジ(ティータイム)
- エグゼクティブラウンジ(カクテルタイム)
- エグゼクティブラウンジ(朝食)
- グランドプリンスホテル高輪「クラブラウンジ花雅」
- クラブラウンジ花雅(ティータイム)
- クラブラウンジ花雅(カクテルタイム)
- グランドプリンスホテル新高輪「クラブラウンジ」
- クラブラウンジ(ティータイム)
- クラブラウンジ(カクテルタイム)
ホテル外観
ザ・プリンスさくらタワー東京は、敷地内の日本庭園を囲み3つあるプリンスホテルの1つですが、3回目の滞在で改めて感じたのは、グランドプリンスホテル新高輪やグランドプリンスホテル高輪と同列の序列かそれ以上の存在感のあるホテルであること。それはホテル外観の佇まいにも現れています。
建物は正面から見ると奥行きのある縦長のシルエット。地上13階まであります。正面から右側が東京タワーの見える方角、左側は品川プリンスホテルの見える方面になります。
淡いピンク色の建物がさくらタワーらしくて印象的。青空にもよく映えます。写真では小さくて見えにくいですが、門柱に埋め込まれたオートグラフコレクションのエンブレムのロゴがかっこいいです。
ホテル館内
ホテル館内に入ると、外観の明るさとは打って変わって、暖色や黄金色の灯りが屋内を照らすラグジュアリーそのものの印象。
レセプション前にある大きな壁が黄金の鱗が敷き詰められたように落ち着いた輝きを放っています。これはゴージャスです。
黄金の壁は客室棟側の廊下からも印象的に見えます。ザ・プリンスさくらタワー東京のシンボル的な存在感です。
クラブラウンジ前の廊下も美術品がディスプレイされてラグジュアリーさを演出しています。このディスプレイの向こう側の部屋がクラブラウンジになっています。
ホテル1階の螺旋階段前にある勝利者の像。いつ見ても存在感があります。ホテル滞在中のお客様をずっと守ってくれているような、そんな印象を受けるブロンズ像です。
日本庭園
約20,000平米に及ぶ日本庭園は、港区指定有形文化財の観音堂、鐘楼、山門があるほか、四季折々の花々、17種類の桜の木がある見ごたえのある庭園になっています。バスツアーなどの観光コースでも、この庭園を目的に訪れるコースがあるほどの人気の庭園です。
歴史を感じる山門、その奥に青銅灯篭が見えます。
観音堂。中には十一面観音踏下像が祀られています。
観音堂のある高台から見た山門。直線の配置と木々、青空。すべてが一体になった絵のような景色です。
茶室 竹心庵です。侘び寂びを感じる佇まいです。
鐘楼は時々実際に鐘が鳴っていました。とても趣があります。
木々に囲まれた橋があります。実際に渡れます。
蝋梅の花が綺麗に咲いていました。香りも素敵です。
白梅も咲き始めていました。寒空に白梅が映えます。
さくらタワー東京とグランドプリンスホテル高輪の間に桃の花もありました。
さくらタワーと日射しを背景に桃の花です。
庭園内の三叉路。さくらタワーとグランドプリンスホテル高輪、茶寮 恵庵に分かれます。
グランドプリンスホテル高輪の前にある桜開花の基準木です。
池とその奥にグランドプリンスホテル新高輪が見えます。
山門の麓の草木に霜が降りていました。この季節ならではですね。
ゲストルーム(12階デラックスタワービューキング)
今回も用意していただいた部屋は東京タワーが見える12階のデラックスタワービューキングルームでした。部屋の明かりを全部消してから眺める夜の東京タワーの景色がお気に入りです。
部屋の位置図です。お部屋はエレベーターからはやや離れた位置にありました。反面、日本庭園のやや近くに見えるため、日中の見下ろす眺めも楽しめる部屋でした。
部屋に入ってすぐの景色。クラシカルな造りですが、46平米でとても広々としていています。これは良いです。
リビング側から見たベッド。ベッド脇のサイドテーブルはスマホを置いたり飲み物を置いたりするのに使いやすいです。背面のパネルにはコンセントが充実しています。
とにかく大きいキングサイズのベッド。2,200mm×2,000mmのサイズは充分すぎる大きさで、これは私の経験上でも有数の広さです。
カーペットも桜模様です。派手さはないけれど飽きのない重厚感があります。
ベッドの足元も広く、壁側にはテレビを始めとした生活機器が配置されています。テレビは思いのほか小さめかもしれませんね。
ツインのソファと丸テーブル。リビングスペースの主役です。このふかふかのソファに座りながらゆったりする時間が最高でした。
クローゼットはハンガーも充分な量があり広々。
サイドボードの上にある玉手箱。中には充電用のケーブル類が入っています。横にあるのはネスプレッソマシンとポーションの小箱です。
サイドボードの下の引き出しはミニバーコーナーも兼ねています。ミニチュアボトルのアルコールやおつまみ、電気ケトルなど。
コーヒーカップやティーカップ、グラスなどひと通り揃っています。
木の扉を開けると連動して冷蔵庫の扉も開きます。
隣の引き出しにはパジャマ類が入っていました。ガウンは地下のスパに行く際の移動着に使用できます。
サウナ&ブロアバスの案内です。利用した感想としては、リゾートホテルにはありがちな施設だけれど、でも都心のホテルにあっては、有り難さを感じるスパでした。
洗面台はダブルシンクでとても使いやすい。鏡も大きくスペースも広々としています。
アメニティ類。何と言ってもバスミルクがあるのがありがたいです。桜と檜の2種類でした。
バスタブも広々としていて2人入っても良さげな大きさです。ブロアバスになっていて面白いです。
シャワースペースがバスタブと独立しているのが使いやすかったです。
カードキーは1人2枚。1枚はルームキー、もう1枚はクラブラウンジキーです。
クラブラウンジの案内です。ラウンジホッピンが楽しめる前提で3つのホテルのクラブラウンジを1枚で紹介しています。
部屋から見た東京タワーの景色(日中)
部屋から見た東京タワーの景色(日中)、アップで
部屋から見た東京タワーの景色(夜)
部屋から見た東京タワーの景色(夜)、アップで
ザ・プリンスさくらタワー東京「エグゼクティブラウンジ」
エグゼクティブラウンジはザ・プリンスさくらタワー東京の1階にあります。ラウンジホッピングができるためこちらのラウンジ滞在時間は短くなりがちですが、スペースが広くない分、スタッフのサービスが行き届くラウンジである印象で、こちらのみの利用でも満足感があるものと感じました。
ラウンジの入口は美術品の陳列された並びにあります。カードキーをかざして入場します。混雑時は入口前に発券機が置かれるので、順番を取ります。
ラウンジ中程から入口に向かっての眺め。左右にドリンク類のコーナーがあります。
カウンター席もあります。庭園風の景色が見えるので、こちらの席の利用は昼間がお勧めです。
料理のビュッフェ台があるエリアのソファ席です。料理がすぐ取れるので便利な席です。また、座りやすいソファなのでゆったり滞在したい方向きです。
ラウンジ左奥にあるソファ席エリアです。家族向けの大きな席もあり、こちらもゆったり滞在したい方向けのスペースです。
エグゼクティブラウンジ(ティータイム)
ティータイムは10時〜17時です。軽めのスイーツ類とドリンク(ビール含む)が楽しめます。ミニケーキ類が並ぶのは14時からになります。
ホットドリンクコーナーは桜の形をしたスタンドにカップが並んでおり、隣にコーヒーマシンがあります。ホットミルクにも対応しています☕️
紅茶(リプトン)や日本茶(伊藤園)はティーパックでの用意です。
バーカウンターには常温の天然水と冷水、アイスコーヒーがあります。氷もペールに用意されています。
冷蔵庫の中のドリンクは圧巻の品揃えです。特に瓶の炭酸ジュース類があるのが良いですね。缶よりも味がひと味もふた味も違って断然美味しいです。下段にはビールもあり昼間から飲めてしまいます。
スイーツ類のビュッフェコーナーにも桜の形をしたスタンドがありました。こちらには軽いスナックとして、おかきやチョコレート、クッキーなどがあります。時間によってダッグワーズやマドレーヌが並ぶことも🌸
ミニケーキ類のビュッフェコーナーです。5品のスイーツが並びます。
マカロンです。日替わりの他、補充のタイミングで種類が変わることもあります。
ラズベリーケーキとオレンジケーキ。ミニケーキとはいえボリュームがあり嬉しい悲鳴です。
モンブランとイチゴケーキ。どれをお代わりするかとなると、やはりこの2つです。美味🧁
瓶のコーラは懐かしさがあります。キンキンに冷えていて、炭酸も気のせいかガツンと充填されています。そして美味しい。
三ツ矢サイダーも瓶でいただきました。炭酸がしっかり乗っていて、こちらも爽快な美味しさです。
スイーツをひと通り食べましたが、結構お腹いっぱいになってしまいます。こちらのラウンジのスイーツだけでも満足できてしまう内容だと思いました🍰
お代りをした品々です。ラウンジホッピングの前に立ちはだかるエグゼクティブラウンジの美味しいスイーツの壁です(笑)
エグゼクティブラウンジ(カクテルタイム)
カクテルタイムは17時〜19時。お酒を飲む方も含め多くのお客様に人気の時間帯になります。なお、19時以降はナイトキャップの時間帯になります。アルコールは引き続き楽しめますが、食べ物は軽いスナック類のみとなります。
カクテルタイムはエグゼクティブラウンジが一気に賑やかになります。バーカウンターには多数のアルコールが並びます。バーテンダーの方の姿もありますが、基本セルフサービスです。
ワインにウイスキーや焼酎、ウオッカが並んでいます。お酒に疎いのでワイン以外は良く分かりませんが…
グレナデンシロップもありました。ザクロ好きです。焼酎にも合うんですよね。
白ワインやスパークリングワイン、日本酒はクラッシュ氷で冷えていました。スパークリングワインはロジャーグラートがありました。ピンドン並に美味しいと一時期評判になったスペイン産のカヴァです。
ロゼワインはやはりテンションが上がりますね。ロジャーグラート美味しかったです🍇🍷
フードコーナーもカクテルタイムは美味しそうな品々が並んで華やかになります。
チーズの盛り合わせとオリーブ。おつまみの定番ですね🧀🫒
ドライフルーツにクラッカーとマーブルチーズ🧀ワインにもビールにもぴったりです🍻
白身魚のエスカベッシュとタコのバジル風味。完全に夕飯レベルのオードブルで美味しいです🐙
えびと野菜のテリーヌとパテ・グランメール。テリーヌは見た目より軽くてついつい食べすぎてしまいそうな美味しさです。
ビアサラミソーセージとパテ・グランメール。ビアサラミソーセージはビールに合わせて間違いなしです。
エグゼクティブラウンジ(朝食)
朝食は7時〜10時まで、プラチナエリート会員以上の特典としてコンチネンタルブレックファーストをいただけます。豪華ではないけれど、普通に朝食をいただくにはまずまずの内容だと思います。
ホットドリンクはティータイムやカクテルタイムと同様にコーヒーマシンで温かい飲み物をいただけます。紅茶や日本茶のティーパックも同様です。
冷水や天然水、アイスコーヒーも常設でサービスされています。
冷蔵庫の中のドリンク類は、朝はビールがクローズされているほかは基本変わりありません。
冷蔵庫の上段には冷たい牛乳とヨーグルトが準備してありました。これは嬉しいですね🥛
バーカウンターにはパンが登場です。豆乳食パン、ミニ・パン・オ・ショコラ、ミルクロール、クロワッサン、フィグブレッドの5種がありました。豆乳食パンとフィグブレッドがお気に入りです🍞🥐
ジャム類はパンの隣りにあります。トースターはバルミューダが2台あり便利です。
コーンフレークやフルーツグラノーラもありました。
料理のビュッフェコーナーです。ホットミールからコールドミールまで最低限の品数は揃っており、ひと通り食べれば充分な量ではあります。
温かいスープがあるのは有り難いですね。ミネストローネとクリームスープが日替わりでした🥣
スクランブルエッグもありました。少なめの品数の中では主役になります。
スモークサーモンとポークパストラミは朝食のメイン。2枚看板といった存在です。
フルーツは5種類。キウイ、オレンジ、バナナ、パイナップル、リンゴでした。日替わりでブドウもあります🥝🍌
サラダバーのレタス類。新鮮で美味しかったです🥗
キュウリやミニトマトなどもあります。ドレッシングは和風とフレンチから選べます。
ひと通り盛り付けて食べました。ポークパストラミの日です。
こちらはビアサラミソーセージの日です。パンもいっぱい食べました。
豆乳食パンにスクランブルエッグとサーモンを乗せてトーストしてみました。これが思いのほか美味しく発見でした🍞
ビアサラミソーセージも載せてみました。こちらもスクランブルエッグとの相性抜群でした。トーストすることでホットサンドのようになりました。
グランドプリンスホテル高輪「クラブラウンジ花雅」
グランドプリンスホテル高輪のクラブラウンジの名前は花雅。ラウンジホッピングで利用できます。こちらのクラブラウンジは盆栽があったりスイーツや料理が和であったりと、和をコンセプトにしたかのような日本らしい落ち着く空間です。ラウンジホッピングに当たっては、それぞれのラウンジの特長の違いを感じられるのが楽しいですね。
クラブラウンジの中に入ると正面にレセプションがあります。
レセプションからフロア中程に進むと、左右にゆったり座れる大きなソファ席があり、その奥にメインスペースがあります。
ドリンクコーナーに近い席は窓からの明かりが届かない分、落ち着いた明かりの照明の下で、大人の雰囲気が漂う席になっています。
バーカウンターも落ち着いた雰囲気が漂っています。左側にホットドリンクコーナーがあります。
ラウンジのほぼ中央にある松の木の盆栽。貫禄があります。
ラウンジ中程のスペースは広く席も豊富です。花雅の名前らしく、落ち着いた中にも華やかさを感じます。
窓側は日本庭園の素晴らしい景色が楽しめる一等席です。
窓側席から庭園を見ると、左手にザ・プリンスさくらタワー東京があります。
クラブラウンジ花雅(ティータイム)
花雅のティータイムも10時〜17時です。10時〜14時までの軽めのスナック類は、3つのクラブラウンジのうち花雅が一番種類があって華やかです。バームクーヘンなどのスイーツ類が並ぶのは14時からになります。花雅でもティータイムから澪スパークリングやビールといったアルコールをいただけます。個人的には花雅で過ごすティータイムが一番好きです。
バーカウンターにはグラスと氷が配置されています。
ホットドリンクコーナーはコーヒーマシンのほか、豊富なティーパック(リプトン)が用意されています。ハーブティーも楽しめます。カップやソーサーも和焼きのもので趣があります。
紅茶はアールグレイとダージリン。ハーブティーは4種類あります。日本茶は緑茶とほうじ茶です。花雅に来ると、なぜかほうじ茶が飲みたくなってしまいます。
お茶もこれらの陶器でいただくと和の雰囲気が更に盛り上がります。
冷蔵庫のドリンクも豊富です。ビールはスーパードライやモルツがあります。澪スパークリングは甘くて飲みやすく人気です。その他にもジュースやコーラなどがあります。
スナック類のコーナーです。雷おこし、かりんとう、煎餅、黒豆しぼり、チョコレートがあります。
煎餅は日替わりです。特に厚焼きごぼう煎餅が絶品です。お土産にしたい美味しさです。
スイーツコーナーは花雅らしい和のスイーツ5種が14時から並びます。
マカロンと抹茶ブラウニー。抹茶ブラウニーは濃厚だけれど甘すぎないのでお茶とよく合います。
キャラメル洋梨ケーキとバームクーヘン(抹茶)。キャラメル洋梨ケーキは大人から子供まで絶対に好きな美味しさです。
わらび餅(抹茶)は正に雅らしいスイーツですね。やはり甘すぎずお茶と合いまくりです。
ごぼう煎餅の日の盛り付けです。美味しくてぺろりと食べてしまいました。
ネギ味噌煎餅の日の盛り付けです。芋けんぴもザクザクしていて美味しかったです。
クラブラウンジ花雅(カクテルタイム)
カクテルタイムは17時〜19時。お酒はワインなどもライナップに加わり、オードブルも和の料理が並びます。和のクラブラウンジはカクテルタイムもワクワクさせてくれます。
バーカウンターにはいよいよアルコールが並びます。ワイングラスも並び、さあ飲むぞという気分が盛り上がってきますね。
並んだお酒のボトルをアップで。赤ワインや高級な梅酒もあります。
冷蔵庫の最下段には、日本酒や白ワイン、スパークリングワインが登場です。この時を待っていました。
美味しそうな料理が並ぶビュッフェ台。盛り付けられる器も料理の一部だと改めて感じます。
青菜浸し 蟹身風和えは出汁の優しい味が白ワインによく合いました。ほっとする美味しさです。
茄子オランダ煮は醤油甘口なお味でこれも白ワインやスパークリングワインと合わせて食べました。
手作り豆腐鼈甲餡は、餡が優しいお味で柔らかい豆腐とよく絡み、喉越しまで和を楽しめる料理でした。
いわし梅煮は骨まで食べれて味が染みまくりの美味しさ。カクテルタイムの料理で一番でした。
たこ唐揚げは絶対に外れのない美味しさ。一番量を食べたのはこの品でした。ワインにもビールにも合います。
里芋揚げは里芋好きとしては嬉しい一品でした。
ひと通り盛り付けましたが、直ぐにお代わりをしてしまいました。和食はやはり安心しますね。家でこれだけの和食でお酒をゆったり飲める機会はないので、実のところカクテルタイムも花雅が一番好きだったりします。
グランドプリンスホテル新高輪「クラブラウンジ」
グランドプリンスホテル新高輪のクラブラウンジは、日本庭園からホテル館内に入ってすぐ左手にあります。ラウンジの雰囲気は3つのホテルの中で一番重厚です。用意されたスイーツやオードブルの一品一品は、一番高級そうに感じます。優雅に重厚な雰囲気でゆったり過ごしたい方にお勧めです。
クラブラウンジの入口はまるでバーの入口のようでかっこいいですね。カードキーをかざして入場です。ラウンジの中は4つのスペースが連なっています。
席からスイーツやオードブルが配置されるボックス式のビュッフェ台の景色です。
リビングスペースからレセプションに向かっての眺めです。右手にはテラス席が見えます。
ソファ席も多く、ご家族連れもゆったり楽しむことができそうです。やはりテラス席が映えますね。
席数も多く、3つのクラブラウンジの中では1番ゆったり過ごせるのは間違いありません。雰囲気も最高です。
テラス席は春や夏は最高のシチュエーションでしょう。トップシーズンにまた訪れたいものです。
クラブラウンジ(ティータイム)
クラブラウンジのティータイムも10時〜17時です。10時〜14時までのスナックは、3つのクラブラウンジのうち一番物足りない内容ですが、14時を過ぎると一気にグレードアップします。こちらのクラブラウンジではティータイムからシードルやビールといったアルコールをいただけます。
冷蔵庫がいくつかあり、こちらの冷蔵庫はシードル、モルツなどが入っています。昼間から飲めるのは最高ですね。
こちらの冷蔵庫はオレンジジュース、グレープフルーツジュース、ウーロン茶などが入っています。
トマトジュースやジンジャーエール、コーラなどもありました。
スナック類のコーナーです。この日はミックスナッツ、マシュマロ、プチチョコ、ポップコーンがありました。
スイーツのビュッフェコーナーです。ボックス内には並んだスイーツが見えます。蓋を開けて取り開けるタイプです。
クッキー(ストロベリーマーブル)は大量に入っていますが一つ一つきちんと美味しいクッキーです。
クッキー(チーズ)も癖になる風味と美味しさです。
ワッフルは一口大にカットされています。いちごソースやチョコソースを掛けていただくこともできます。
ピーカンナッツはきな粉やココアが日替わりでした。これってリッツでいただくのと同じだなあと思いながら、たくさん食べてしまいました。
あまおうアマンドはイチゴのコーティングとナッツが絶妙なハーモニーで感動でした。
ムース・オ・ティベールは見た目以上にボリュームがあるケーキでした。でもふんわりしていて甘すぎない抹茶クリームなので以外にぺろりと食べれてしまいます。
ガトーショコラはやはり甘すぎないのですが密度が濃いのですぐにお腹いっぱいになってしまいました。でも時間が経つとつい取って食べてしまいます。
ひと通り取り分けてみました。ケーキ類を食べたあとだったので、ナッツ系スイーツです。ドリンクを飲みながらゆったりつまんで食べれるのが嬉しいですね。
ちなみに、こちらのクラブラウンジはティータイムから滞在してカクテルタイムに突入するパターンが多かったです。人気のラウンジなのでカクテルタイムはすぐに席が埋まってしまいます。
クラブラウンジ(カクテルタイム)
16時半を過ぎるとクラブラウンジのスタッフの動きが慌ただしくなってきます。ビュッフェ台(ボックス)のスイーツが取り出され、横の台に一時避難します。2日にわたる滞在ではこちらのラウンジのカクテルタイムはティータイムからの滞在で過ぎしましたが、17時のカクテルタイムスタートに向けてお客様がどんどん集まり席が埋まります。
グラス台でそれまでは目隠しがしてあったワイングラスが露わになり、いよいよカクテルタイムのスタートです。
カウンターに様々なお酒がどどんと並びます。でもよく見るとさくらタワーのエグゼクティブラウンジやグランドプリンスホテル高輪の花雅のアルコールの品揃えとあまり変わり映えしないかもです。
ワイン類も基本的には同様の品揃えです。でも、でもでも勿論飲んでしまいます🍷
ビュッフェ台(ボックス)もお客様で賑やかになります。スタッフの方もオードブルがすぐ無くなるので交換に忙しそうです。
チーズは4種類でどれもお酒のおつまみに最適です。特にキューブチーズとスモークチーズが美味でした🧀
海老とビーンズとキヌアは何故かいつも残っていました。人気は今一つのようです。
野菜の黒酢ソース掛けは、野菜だけれどけっこうゴロゴロ野菜してたのでお腹にたまりました。でも黒酢は味が濃すぎない感じで食べやすかったです。
鯵の南蛮漬けは美味しいけれど、食べすぎるとやや鯵のくさみも感じてしまいました(贅沢)。
ポークパストラミはブラックペッパーが効いていておつまみに最高でした。
ベビーホタテの香味ソース和えは、やや味が濃いめですが一番美味しかったかもです。無くなるとボイル海老の大皿になりました。
ひと通り取り分けてソファに座りながら赤ワインと一緒にいただきました。最高の時間でした。
グランドプリンスホテル新高輪でのカクテルタイム滞在は1時間程度で充分に楽しめした。その後はグランドプリンスホテル高輪の花雅のカクテルタイムを過ごし、さくらタワーのエグゼクティブラウンジで締めで呑むといった感じでした。ラウンジホッピングという非日常を楽しめる素敵な滞在でした。