【宿泊記】ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクション(2023.3.18~19)
少し早い春の季節に京都から滋賀を訪れるスケジュールで旅行に行きました。特に滋賀は初めての旅行地でもちろん初琵琶湖です。今回の宿泊記の舞台は、琵琶湖の前泊で京都に泊まったザ・プリンス京都宝ヶ池オートグラフコレクションになります🍀ぜひご覧いただけたら嬉しいです✨️
ホテル外観・館内・庭園
朝4時前に車で自宅を出発して京都に着いたのはお昼過ぎ☀️お天気に恵まれ、久しぶりに青空の京都を訪れました。
訪れた時期がちょうど"京都魅力再発見旅プロジェクト"の旅行支援期間中だったこともあり、チェックインにはかなり早い時間に着きましたが、駐車場はほぼ満車に近い状況でした。
ホテル外観は円状でクラシカル。自然にとても映える特長の形をしたホテルです。夜は部屋明かりがまるでホテルをライトアップしているかのように綺麗です。玄関壁に埋め込まれたホテルエンブレムも、伝統が感じられる落ち着いた印象でした。
洛北・宝ヶ池の自然に囲まれたホテルのため、クラブラウンジ前の庭園は勿論のこと、駐車場周りも桜や紅葉などの木々に溢れています。こうした何気ない敷地を散策する楽しさもあるホテルです。
クラブラウンジ前の庭園です。池には鯉が泳ぎ、小さな滝も流れる、ありのままの自然を活かした風情ある景色です。
円状のホテルの内側は、円状の中庭があります。こちらも自然をそのままに残した庭園になっており、広場もあります。まだ桜の季節には早いですが、蕾から開たての花がいくつかありました🌸
1階ロビーにはチェックインやアウトの際に待機できるソファ席があります。ゆったりとした配置で、やはりクラシカルな印象です。ソファ席からは中庭が見えます。宿泊した7階エレベーターホール前にもイスがありました。各階にあるようです。施設の古さは否めませんが、その中でもこうした配慮は好印象でした。
1階ロビーの一角にある雛人形と着物のディスプレイです。着物は常設で、京都らしさや和を感じる空間の演出です。
クラブツイン(7階)
お部屋は7階のクラブツインです。41平米の広さは滞在に充分です。プリンスは部屋の間取りが広々としている印象があり良いですね。
手前にベッド、奥の窓側がリビングといった配置になっています。ベッドの足元とテレビのある台とはスペースがきちんと確保されているので、部屋の中の移動で窮屈さを感じることはありませんでした。
ツインベッドはセミダブル以上の広さがあり快適。マットレスの硬さも丁度よく寝心地抜群でした。ベッド脇には充電用のコンセントもありました。
クローゼットも広々としています。洋服もたくさん掛けられます。連泊の時はとても便利ですね。テレビは大きくありませんがベッドの正面にあり、ベッドに寝そべりながら見るには丁度良い位置です。洗面台のあるスペースも広々としており、鏡が全面に大きく設えてあり便利です。
洗面台は高さが低めで利用者目線の造りに好印象です。アメニティはバスミルクなど含めひと通り揃っており、女性も気持ちよく利用できるものと感じました。
バスタブはシャワーと一体型のタイプでした。この部屋はクラブツインですが、デラックスツインの方がバスタブとシャワー室が別々だったような記憶が…。ボディソープなどのアメニティはポンプ式で壁に備え付けでした。
部屋にはポーションタイプのコーヒーマシンがあり、1番上の引き出しにはお砂糖やパウダーミルクも。コーヒーカップやワイングラスもありました。部屋でのリラックスタイムにこうした食器があるので便利ですね。
2段目の引き出しにはウイスキーグラスとアルコールのミニチュアボトル、おつまみ類、ティーパックなどがありました。1番下の引き出しには電気ポットやアイスペール、急須のお茶セットがありました。
ルームカードキーは部屋の入室のほか、クラブラウンジの入場にも翳して使うタイプです。クラブラウンジの案内はチェックインの際にフロントで受け取りました。コロナも落ち着き、クラブラウンジの運用もコロナ前にだいぶ戻っているようです。
部屋からの眺望です。丁度駐車場入口を向いている位置の部屋でした。ザ・プリンス京都宝ヶ池オートグラフコレクションの部屋からの眺望については、どの位置の部屋もさほど眺めを期待する景観ではないような印象です。
焚火ラウンジ
焚火ラウンジなる時期時間の決められたアウトドアのラウンジが、金曜日・土曜日の18時30分から20時30分まで中庭で開かれます。宿泊者は無料で参加できます。
18時30分に訪れましたが、まだ空は少し明るく、夕暮れから空が真っ暗になるまでの移り変わりを、焚火の灯りのもとで楽しむことが出来ました🔥🌙
中庭から見上げた建物外観。廊下の明かりと空の青さが映えます。中庭ではコーヒー、紅茶がセルフサービスで振る舞われます。3月とはいえ夜は冷えてくるので有り難いサービスです。
焚火は専属のスタッフの方が薪をくべながら火の調節をしています。焚火を囲みながらのベンチが配置され、皆思い思いの席に座りながら焚火を見つめていました✨️
焚火を囲みながら段々と暗くなってくる空のもと、ランタンの明かりを灯しながらコーヒーを楽しみました☕️素敵な時間でした🍀
クラブラウンジ(アフタヌーンティータイム)
クラブラウンジの利用はホテル滞在の1番の楽しみでもあります。14時〜17時まではアフタヌーンティータイムとしてスナック、スイーツなとが提供されます。
クラブラウンジ入口です。ルームカードキーをかざすと扉が開き入場します。木で造られた和を感じる外観ですね✨️
入って席に着くと、すぐ隣にお茶を点てる席がありました。以前はクラブラウンジスタッフの方が着物を着て点てていましたが、現在は本格的に専属の方が点ててくれます。ウエルカムドリンクとして、紫蘇ジュースか抹茶を選ぶことができます。
様々な席から庭園の景色を楽しめるのもクラブラウンジの魅力です。窓際のテーブル席は1番景色を楽しめます。一方でカウンター席は目の前に池の滝が見えます。
アーチ状の柱も建築の美しさとして景色に溶け込んでいます。ザ・プリンス京都宝ヶ池に来たら、クラブラウンジから見る庭園は必見です。
クラブラウンジのフード&ドリンクコーナーです。やや狭さは否めませんが、見た目にもお洒落な空間です。
ドリンクコーナーです。コーラやジュースのマシンとコーヒーマシンがあります。隣にはティーパックコーナーもあります。
スナック&スイーツコーナーです。スナックはえびせんべい、カレーせんべい、ティラミスチョコ。パンはブルーベリーデニッシュと黄金麦です。
スイーツのミニケーキビュッフェコーナーです。この景色にテンションが上がります🍰 並んでいるのは酒粕パンナコッタ、ダブルベリー、りんごのシブーストです。
こちらはオペラ、りんごのシブースト。ミニケーキの種類が豊富です。
酒粕パンナコッタのコーナーをアップで。美味しくて何度もお代わりしました😋
紅茶のスコーンもありました。もうアフタヌーンティーしまくりです🫧🫖メープルパウンドケーキは胡桃が乗っていてボリューム感もあり美味でした。
ひと通り取り分けるとこんなにもボリュームあるアフタヌーンティータイムのフードです。抹茶はウエルカムドリンクでチョイスしていただきました。抹茶をいただきながら京都に来たと実感です🍵
クラブラウンジ(カクテルタイム)
カクテルタイムは17時〜19時です。17時に行ったのですが混雑により45分制が敷かれていました。アフタヌーンティータイムからそのまま突入のお客様が多いようでした。
ビュッフェコーナーはスパークリングワインなどアルコールが用意されていました。華やかですね✨️さぁ飲むぞ🍷
泡モノはワインクーラーで冷やしてありました。デ・ボルトリのスパークリングブリュット、シャンパンのポル・ジェスです。マリオットではお馴染みのラインナップですね。赤ワインはカベルネ&シラーズ・バッチ108がありました。
その他のアルコール類も充実しています。富翁のはんなり京梅酒、純米吟醸・古都千年、チリワインのマプ(ソーヴィニョン・ブラン&シャルドネ)、澪DRYスパークリング清酒がありました。
冷蔵庫にはエビスビール、一番搾りがあります。やはりエビスがあると嬉しいですね🍻
続いてビュッフェ台のオードブル。スパークリングワインジュレ、紅茶鴨スモークサラダです。スパークリングワインジュレは安定感の美味しさです。鴨スモークはボリュームがありました。
今回は品揃えもなかなかの充実ぶりです。生ハムと野菜のマリネ、スペイン風オムレツ トルティージャ、スモークサーモンと野菜のマリネ、モッツァレラチーズとトマトの九条ネギオイルです。おつまみにぴったりの品々です。
更に続きます。ソーセージ、ハッシュドポテト、鰊一口昆布巻き、チキンと春雨サラダもありました。夕飯代わりになってしまうくらいの豊富なオードブルです。
ビール、シャンパンを飲みながら取り分けたオードブルをいただきました。フードがビュッフェ形式に戻って内容もかなり充実してきたように感じました🍀
クラブラウンジ(ナイトキャップ)
カクテルタイムのあとはナイトキャップです。時間は19時〜21時までになります。
ナイトキャップの時間になると混雑も少し緩和されてきます。窓側席は夜も雰囲気良いですね。
スパークリングワインや澪スパークは引き続きワインクーラーに冷やしてありました。シャンパンはこの日の分は売り切れのようです。
改めてボトルを立ててみました。デ・ボルトリのスパークリングブリュット、澪DRYスパークリング清酒です。もちろん両方美味しい✨️🥂
ドリングコーナーはアフタヌーンティータイムから変わらず安心して飲めるコーナーです。
ナイトキャップのフードはスナックに加えてカマンベールチーズ、クラッカーがありました。カマンベールチーズはこんなにも食べれるなんて贅沢ですね🧀嬉しい限りです。
クラブラウンジ(朝食)
朝食はクラブラウンジで7時からいただけます。7時に伺うと、なんと1巡目最後の着席でした。開場まで並んで待たれた方も多かったようです。朝食は時間制限がないため、この後は空き次第の案内となるようで番号を発券していました。
朝のクラブラウンジ入口です。廊下窓からの採光に照らされ、爽やかな雰囲気を感じました。
カウンター席からの庭園の眺めです。爽やかですね。座ったのはテーブル席ですが、ビュッフェスペースに移動する際に写メってみました。
朝食のビュッフェコーナーです。手前にあるパンコーナーが印象的でした。以前は2段重で用意のあったおかず一式は無く、完全ビュッフェ形式でした。
パンは絞った品揃えでした。牛乳の隣にあるのがパンコーナーです。パン・オ・ショコラ、生食パン、クロワッサンの3種類。フルーツコーナーにはパインとりんごがありました。
こちらは彩野菜サラダ、甘海老唐揚げ、鶏の黒胡椒風味 野菜入りトマトソースです。朝からかなりボリューミーなラインナップです。
所狭しとビュッフェが並び取り分けていきます。ヨーグルトはソースが2種類でマンゴーソースとキウイソース、お惣菜は竹の子土佐煮、ひじき煮です。
主食の御飯には、付け合せにちりめん山椒、海苔、つぼ漬け、しば漬けがありました。味噌汁は刻み葱、わかめ、お麩が具材で自由に量を調整できます。以前はご飯と味噌汁はスタッフが注いでくれる形式でしたが、現在はセルフで注ぎます。
メインのおかずゾーンに突入です。スクランブルエッグ、フライドポテト、カポナータ、ベーコン、ソーセージがありました。
一見品数少なめに感じた朝食ビュッフェコーナーでしたが、取り分けるとかなりのボリュームでお腹いっぱいになりました。味もまずまずです。ご馳走さまでした😋