【宿泊記】横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(2022.11.22~23)
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズは相鉄線横浜駅からほど近く、JR横浜駅からも駅構内を通ってすぐの距離にあり公共交通機関の利便性が良い立地にあります。駐車場はホテル地下にあり、車でのアクセスも可能ですが、駐車台数はホテルの規模に比べてそれほど広くありません。クラブラウンジでアルコールを楽しむことも踏まえ電車でのアクセスがお薦めです。
今回は横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズでクラブラウンジとアフタヌーンティーを楽しんできました。アルバム代わりの旅行記ですが、読んで雰囲気が伝わったら嬉しいです。
- 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
- ダブルルーム(15階)シティビュー
- シェラトンクラブラウンジ(オールディスナック)
- シェラトンクラブラウンジ(イブニングオードブル)
- 朝食(コンパス)
- アフタヌーンティー(シーウィンド)
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
相鉄線横浜駅から外に出ると、もう目の前にホテルタワーがそびえ立っています。普段歩いているときは上を見上げないのでなかなか気が付きませんが、こうして見上げるとなかなかの存在感ある建物ですね。
ホテルへは地上1階(写真)から、地上2階から、そして地下階からアクセスできます。地下階からのアクセスは雨が降っても濡る心配がありません。
2階からのアクセスのエントランスです。入口入ってすぐ左にコンパスが見えます。
1階のフロントロビーには大きなクリスマスツリーがありました。もうそんな季節なのですね。ツリーを見ると何だかワクワクしてきます。
ロビーの中階段を上がった中2階にあるロビーエリア。結婚式後の撮影など色んなシチューでの撮影にも利用される映えエリアです。
ダブルルーム(15階)シティビュー
今回は全国旅行支援やインバウンド需要などタイミング的に満室とのことで、部屋のアップグレードはありませんでした。レイトチェックアウトも厳しいとのことで12時アウトの案内でした。プラチナエリート会員の現実・限界なのか、はたまた。それでは予約していたボトムの部屋にレッツゴーです。
ダブルルームは23平米ですが、数字以上に狭く感じます。窓は大きめでその点では外の景色や空が見えるのが救いです。慣れればこんなものかで済んでしまいますが、普段ある程度のホテルに滞在される方は戸惑うかもしれません。
ベッドサイド両側にコンセントやUSBジャックがあり充電や作業に便利です。改めてベッドはセミダブルサイズで、大人2人が寝てジャストのサイズ感でした。
ミニバーコーナー。扉を開けると空の冷蔵庫が右側にあります。左側は引き出しにグラスやソムリエナイフ、お皿やフォークなどがあります。
洗面台とユニットバス、トイレは1部屋にまとまっています。古さを感じますが、造りは大理石でゴージャスです。
バスはまずまずの広さ。普通に入れるので狭さはありません。バスソルトも付いているのでゆったりと浸かることも可能です。
ベッドに座ると髙島屋の屋上ビューでした。目の前奥にはランドマークタワーも見えます。視線右側は高層の建物がないため、ベッドからの景色は視界が開けていて開放感が有りました。
ここまでお部屋内の探検をした後は、クラブラウンジに向かいます。
シェラトンクラブラウンジ(オールディスナック)
シェラトンクラブラウンジは今回の滞在の楽しみの一つでした。チェックインしてすぐの14時半ごろ、お茶をいただきに伺いました。26階にあり、クラブラウンジ利用者はチェックインやチェックアウトもこちらでできるようです。夜の時間帯は3部制の予約利用とのことで、このタイミングで予約も取りました。
クラブラウンジの入口近くの小窓。部屋の中にビュッフェが見えていて特別な空間であることが伺い知れます。
クラブラウンジの案内。夜はアルコールの提供もあるようです。
クラブラウンジはさほど広くありませんが、奥行きがあります。カウンタータイプの席もありました。
コーナーに沿って横長の空間です。テーブル席は数多く配置されていました。やはり窓側席は景色が楽しめます。
新聞や雑誌のコーナーもありました。
ティーバッグも種類豊富でした。
ホットドリンクコーナーのコーヒーマシン。
ドリンクビュッフェコーナー。
アイスティー、アイスコーヒーなど。
コーラやお茶など。冷蔵庫に入っています。
オレンジジュースやアップルジュース、オランジーナなど。冷蔵庫に入っています。
ミニスナック類。ハーシーズのチョコレートとハリボーのグミなど。
クッキーも外国産のようでした。高級さはないけれど普通に美味しいです。
ナッツ類。塩味が効いていて美味しいです。
カップケーキはほとんど味がしません。チョコレート色のほうがチョコチップの甘さがある程度です。緑のケーキは抹茶味かと思いきや無味のプレーンです。
ビュッフェ台のチョコレート。形も可愛くコーナーが華やかになります。お味が気になるところです。
チョコレートは15時くらいにビュッフェ台に置かれました。カラフルで見た目にも綺麗ですが、外国のチョコのようで味は好みが分かれるところです。
ひと通りスイーツを並べてみました。かなりのボリュームです。入ったときはクッキーとナッツ類程度の品揃えでしたが、結果的には種類が増えておりティータイムのおやつには充分です。
マカロンがとても美味しい。オールデイスナックの中で一番美味しかったです。マカロンの提供は各テーブルに1皿をサービスしてくれます。概ね15時くらいでした。
シェラトンクラブラウンジ(イブニングオードブル)
シェラトンクラブラウンジはクラブフロア宿泊かプラチナエリート会員以上が利用できます。夜のイブニングオードブルタイムはフードのレベルが高いと評判なので期待が高まります。シェラトンクラブラウンジはコンシェルジュデスクもあり、部屋番号を伝えて入室します。
イブニングオードブルタイムは17時〜21時15分までの3部制の予約利用でした。17時〜18時15分、18時30分〜19時45分、20時〜21時15分から選んで予約します。今回は17時〜18時15分で利用しました。
イブニングオードブルタイムには樽生サーバーが出現します。存在感がありますね。
シェラトンクラブラウンジのイブニングオードブルタイムのビュッフェ台。右半分がホットミールコーナーです。
シェラトンクラブラウンジのお洒落なビュッフェコーナー。左半分がコールドミールコーナー。帆船の客室のようなイメージです。
ヤンニョムチキン。ピリ辛で美味しいおかずです。この一品でクラブラウンジのオードブルのレベルの高さがわかりました。
ビーフピラフ。あくまでもオードブルですが、夕飯の代わりになるくらいきちんとしたお味で美味しいです。
チリポテトはビールのおつまみにぴったりです。
ナポリタン風パスタ。トマトソースが完全にホテルの味で美味しいです。
もち米団子、中にシュウマイの具が入っています。
点心の海老餃子。プリプリで美味しいです。
サラダコーナーも充実しています。ヘルシーなおつまみになります。
一口サイズのカップケーキがイブニングオードブルタイムのデザートでした。
各種ビールやトニックウォーターなどの冷蔵庫です。
リキュール類もひと通り揃っています。自分でカクテルを作る方もいました。
ワインクーラーでキンキンに冷えている白ワインとスパークリングワイン。アルコールはもちろん、クーラーの氷の補充もしっかりしていました。
イタリアの白ワインとスパークリングワイン。白も泡も爽やかで飲みやすかったです。
何と一番搾りの樽生ビールサーバーがありました。これはすごいですね。画になるしクラブラウンジの華になります。
樽生ビールを自分で注いでいただきました。まろやかでコクがありとても美味しいです。すっかりこの樽生ビールのファンになりました。
白ワインと生ビール。生ビールは専用グラスの棚の鍵が閉まっていたため、ワイングラスで代用し、いただきました。その後は専用グラスも並びました。自分で注いだ樽生は最高です。
点心は中華街の街、横浜ならでは。特に海老餃子はとても美味しかったです。
スモークサーモンやキッシュ、チーズなどのコールドミールのプレートは1人1皿がテーブルごとにサービスされました。美味しいオードブルでした。
朝食(コンパス)
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズのメインダイニングと言っても過言ではない、大人から子供まで幅広く親しまれているオールデイビュッフェのコンパス。朝食はクラブラウンジかこちらでいただけますが、やはり品数豊富なコンパスでいただきたいと考え、訪れました。プラチナエリート特典で4,000円の朝食が無料でいただけるベネフィットは有り難いです。
オールデイビュッフェ・コンパスの入口。朝食時は部屋番号を伝えます。
コンパスの広々とした朝食ビュッフェコーナー。
今回食べて美味しかった品々。アジの開きは小田原産でホクホクした身が最高でした。オムライスは小ぶりでちょうどよいサイズです。ホテルカレーと牛すきは丼にしていただきました。
オレンジジュースマシン。コートヤード銀座東武ホテルにもあったマシンです。コックをひねるとマシンが動いてオレンジが移動しながらジュースが絞られます。見ていて楽しいです。
チーズとハムのコーナー。こうゆう機会でないとなかなかチーズを食べない私です。
サラダコーナー。色んな野菜を少しずつ食べれます。
こちらもサラダコーナー。種類豊富です。
お漬物。箸休めに有り難いです。
地元湘南のしらすは、ほんのり醤油をたらすと最高です。
大山豆腐とアカモクの酢の物。豆腐はなめらかで美味。アカモクはそれほど酸っぱくなくて食べやすいです。
卵焼きと納豆。納豆は粒がしっかりしていてボリューム満点です。
味噌汁と里芋の煮物。味噌汁は甘みとコクがあってとても美味しいです。
ベーコンとソーセージ。安定のおかずですね。
ライブキッチンコーナー。隣にマッシュポテトや豆の煮込みもあります。
クロワッサンやフルーツのデニッシュなど。パンコーナーは大充実しています。
ほかにも種類豊富なパンの数々。
自分で切り分けるバケットもあります。
地元横浜のお米だそうです。美味しくてカレーや牛すきなどに合わせ3杯もいただきました。
ホテルカレー。スパイシーながら林檎の甘みも感じます。根菜類がゴロゴロと入っていてボリューミーです。
スクランブルエッグとフレンチトースト。フレンチトーストはオーダーするとここから仕上げてくれるようです。卵料理はこのほかにもライブキッチンでオムライスやオムレツ、目玉焼きを焼いてくれます。
クラムチャウダーは刻んだ野菜がたっぷりで美味しい。体が温まります。
ヨーグルトはダノンビオです。ストロベリーとブルーベリーをいただきました。
フルーツはオレンジ、グレープフルーツ、キウイ、パイン、ライチです。特にパインとキウイは甘くずば抜けて美味でした。
アフタヌーンティー(シーウィンド)
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズのシーウィンド。コンパスと同じ2階にありますが、開放感あるラウンジがお洒落でいつか訪れてみたいとかねてから思っていました。今回、アフタヌーンティーを予約しようやく訪問が叶いました。窓側のテーブルも大きめのソファ席を案内していただき、ゆったりとアフタヌーンティータイムを楽しむことができました。
シーウィンドの季節ごとのアフタヌーンティーメニュー。今の季節はクリスマスアフタヌーンティーで内容を見てワクワクします。ドリンクも種類豊富ですね。紅茶はポットでの提供で3杯分くらいありました。
シュガーレースをサービスでいただきました。綺麗なレース模様が素敵で何だか使うのが勿体ないですね。それではメニューから様々な紅茶などをいただきます。
グリューワインティーはホットワインのようなニュアンスで、寒い季節にぴったりの紅茶ですね。フルーティさの中に葡萄由来の酸味を感じます。シュトレンと合わせましたが最高に美味しかったです。ポットでの提供です。
アールグレイは安心感のあるスーッとした味わいで王道です。メニューには試してみたい紅茶が多くありましたが、まずはアールグレイからいただきました。ポットでの提供です。
ストロベリーフィールドは苺の酸味と甘さを感じる紅茶で、特に上段の苺スイーツと良く合いました。紅茶だけで飲み進めてもまるでデザートのような感覚で紅茶主役で楽しめそうな紅茶です。ポットでの提供です。
アイスカフェラテは紅茶の合間にアクセントでいただきました。美味しい。ついゴクゴク飲んでしまいました。
カフェオレはまるで牛乳で珈琲を抽出したかのような優しくて丸みのある美味しさ。体が温まるとともにほっこりした気持ちになります。
そしていよいよ待ちに待ったメインの登場。圧巻のアフタヌーンティーのその姿。
クリスマスアフタヌーンティーです。一人分ずつの提供が嬉しいですね。クリスマスの飾り付けがされた台座に3段のお皿。苺づくしの上段はまさに冬の季節らしく、中段にはシュトレンも見えてクリスマスらしさを感じる内容です。さあ、紅茶と一緒にゆったりといただきます。
上段のスイーツは主役らしく、見た目にもどれもトップを張れる美しさ。ストロベリーショートケーキ、ヴェリーヌチュアオ、ストロベリータルト、チーズケーキ、ストロベリーマカロンです。それぞれ甲乙付け難い美味しさですが、やはりストロベリーショートケーキがシンプルながらクリームの控えめな甘さと苺の甘さがマッチして好みでした。
中段のスコーンは、プレーンスコーンとクリスマスらしいシュトレンです。スコーンはバターを付けながら苺ジャム、メープルシロップを絡ませて味変しながら楽しみました。シュトレンはシナモンがほんのり利いていてパウダーシュガーの甘さも丁度良く美味。ひと足早くクリスマス気分を味わうことができました。
下段のアペタイザーは、ブルスケッタのバケットが薄切りながら硬いのが食べにくかったですが、総じて十分美味しかったです。メニューは、スモークサーモンのマリネのブルスケッタ、ハモンセラーノとポテトサラダのブルスケッタ、シーフードキッシュ、カプレーゼでした。特にシーフードキッシュは絶品でした。
これらの内容で2時間半の紅茶、珈琲飲み放題が付いて5,800円(税込)は価格相応以上の価値があると、シーウィンドのアフタヌーンティーのコスパの高さに改めて感心しました。