【宿泊記】ウェスティン都ホテル京都(2022.4.29~30)
2022年4月のゴールデンウィーク前に泊まったウェスティン都ホテル京都。初ウェスティンでしたが、評判どおりのホスピタリティの素晴らしいホテルでした。こんなにもゲストに行き届いたホテルは初めてで感動でした。そんなウェスティン都ホテル京都の宿泊記をぜひご覧いただくたく、よろしくお願いします。
- ホテル外観・ロビー
- ホテルサービス・施設利用案内
- ジュニアスイート(1キングベッドルーム)
- ウェスティンクラブ(ティータイム)
- ウェスティンクラブ(イブニングカクテル)
- 朝食(オールデイダイニング 洛空 )
- 朝食(ティーラウンジ MAYFAIR)
- SPA 華頂
ホテル外観・ロビー
ホテルへは地下鉄東西線の蹴上駅からアクセスしました。徒歩3分といったところです。京都駅の八条口からホテル専用バスも運行しているようです。
外観は想像以上に大きな要塞のようなホテルで、横幅も長く、高さもお城のようにありました。見た目のスケールにも圧倒されます。
ホテル正面の左側に車での入口がありました。私は到着時に左側からスロープを上って玄関へ歩いてアクセスしました。正面中央にはホテルロビー階へアクセスできるエスカレーターへの通用口もありました。外からホテルを見上げるとまるで天守閣のような部屋も見えます。
道路を挟んで少し遠くからでもこの大きさです。青空に映えます。後で知ったのですが、ホテルの上の階に庭園があるようです。改めて要塞ホテルだなと感じました。ハウルの動く城…みたいな🏰
ホテルロビーは天井が吹き抜けで高く、吊り下がるオブジェが印象的です。そしてとても広い🏨
2階から1階ロビーを見た景色。チェックインカウンターは写真右上の隅にありますが、初めてということもあり入って少し戸惑っていると、すぐに気が付いて来てくれました。
ロビーには五月人形も飾ってありました。五月人形で段々の飾り付けはとても立派ですね、憧れます。
ホテルサービス・施設利用案内
チェックインはクラブラウンジに案内していただき、ラウンジのレセプションで行いました。その際に連れはラウンジ席に案内し、私だけ手続きにレセプションに案内してくれました。これは当たり前のことなのかもしれませんが、とてもスマートで好感が持てました。
チェックインの際に頂いた営業形態の案内です。今回は朝食はプラチナエリート特典のものを利用する予定で、ランチやディナーはホテル利用の予定はありません。クラブラウンジの案内が気になるところです。
注目のクラブラウンジの案内です。イブニングカクテルタイムも稼働しているようで、アルコール提供に期待していたので嬉しい。ちなみに「ウェスティンクラブ」のフードはビュッフェ形式でした。コロナ禍の影響でプレート提供も止む無しと思っていたのでよかったよかった🍀
朝食はクラブラウンジのほか洛空でも可能のため、そちらのビュッフェ朝食を頂きました。
スパとフィットネススタジオの案内です。今回はトレーニング予定はないので、スパ華頂を楽しみにして来ました。
ジュニアスイート(1キングベッドルーム)
予約時はポイントでデラックスキングの部屋でしたが、ジュニアスイートにアップグレードしていただきました。部屋数も多くジュニアスイートも数が多いとは思いますが、皆さんの宿泊の感想などを拝見すると、ほぼジュニアスイートにアップグレードされているようです。アップグレードを踏まえた客室構成比が考え尽くされた上だとしたら、ホテル設計段階からのファインプレーでさすがの対応です。
玄関を入るとすぐ右にクローゼット。正面にデスクとソファが円を描く配置で迎えてくれました。リビングルームがベッドルームと独立してる、まさにジュニアスイートですね。
机は特に仕事をする予定もないので連れの化粧スペースになりました。いずれにしても大きくてゴージャスです。何だか社長気分。
ミニバーコーナー。ネスプレッソのようなポーションタイプのコーヒーマシンやティーパック、お水がありました。中央の引き出しは冷蔵スペースになっています。
ミニバーコーナーにはお茶のセットもありました。何だか京都らしくて良いですね。今回は利用しませんでしたが、次回はぜひゆっくりお茶も飲んでみたい。
ドレッサーはコンパクトながら洗面台も鏡も2つありました。2つあると競合せず使えて安心感があります。鏡周りの明かりもお洒落なドレッサーです。
フランスのソティスのアメニティがミニポーチに入って置いてありました。これは嬉しいサービスですね。
ソープやシャンプー、ボディローションやマウスウォッシュなどもひと通りしっかり揃っています。全く不便ありませんでした。
バスルームは広く、バスタブもゆったり入れる大きさでした。こちらも鏡周りの間接照明がお洒落で落ち着いた雰囲気です。
ベッドルームは両サイドのスペースにゆとりがあまりなくほぼぴったりサイズのベッド配置ですが、とても大きなキングサイズベッドです。
ベッド足元に乗れるオットマン的な台があり、ベッドからの乗り降りに便利でした。もちろんベッドはヘブンリーで寝心地最高です。
部屋からの中庭の景色。こちらの庭園は散策しませんでしたが、次回はゆっくり散策してみたいな。
ウェスティンクラブ(ティータイム)
楽しみにしていたウェスティン都ホテル京都のクラブラウンジ。チェックインからの流れで、まずはティータイムに利用しました。入口はカードキーをかざして入るタイプです。ティータイムは11時〜17時の利用時間帯になります。
ウェスティンクラブはホテル3階にあります。1階から直接3階まで行けるエスカレーターがあります。
クラブラウンジ前にある利用の案内。プラチナエリートになっていてよかったと思える瞬間です。ラグジュアリーホテルの経験皆無の私ですが、利用して私の中で1番好きなクラブラウンジになりました。
ラウンジ内は広くソファや椅子がある程度ゆったりした配置で数多くありました。とにかく広い印象です。
ソファでゆったり。2人で座っても楽々広々なソファです。お家にもこれくらいゆとりあるソファが欲しいな🛋(*ˊᵕˋ*)
テレビモニター側の席。2人掛けや4人掛けの席数も充実しています。
中庭や外の景色が見える席もあります。個性豊かな席で、来る度に色んなタイプの席に座る楽しみもありそうです。
ドリンクコーナーは1本1本を氷で冷やしているとても丁寧なドリンクバーコーナーです。ここでもゴージャスな気分になりました。
フードコーナーにはナッツやおかきがありました。まずは小手調べに頂いてみます(*´ч`*)
フルーツトマトがありました。シロップも掛かっていて美味しい。まるでデザートです。
パイナップルとカステラがありました。おやつには申し分ない内容です。
ミニケーキも発見(☆∀☆)キラーン!。もちろん美味しく、カフェラテと一緒に頂きました☕️
盛り付けてみました。品数が多いわけではありませんが、雰囲気とドリンクの充実ぶりに大満足です。
ウェスティンクラブ(イブニングカクテル)
イブニングカクテルタイムは17時~19時です。開始時刻早々にお邪魔しました。やはりこの時間帯は人気があり、席もほとんど埋まっていきました。
こんなゆったりした席でお酒を頂けるなんて、エリート会員のベネフィットバンザーイ✧ \( °∀° )/ ✧な気分です。
イブニングカクテルタイムはティータイムとはまた違った雰囲気になっています。皆思い思いにゆったりとお酒を楽しめる空間になっています。
夕刻で窓の外も暗くなり、ラウンジの照明も丁度よく落としてムーディになってきました。イブニングカクテルタイム胸が高鳴ります。
お客様がどしどし来られる前に席を写メってみました。それではそろそろ、頂きます。
ビュッフェ台は大きくはありませんが、品数はまずまずのオードブルが並びます。
ビュッフェ台がコンパクトな分、席を多く確保できるのだと感じました。フードの補充はきちんと気が付いて行われていました。
魚の甘酢揚げやお新香、細巻き。ご飯とおかずになってしまいます。
細巻き旨し。沢庵巻きとかっぱ巻きでした。
しば漬けなどのお新香。意外とお酒のアテにあります。
オリーブやドライトマト。ワインにぴったり🍾
チーズやコールドミート。美味しくていっぱい食べてしまいました。こちらもお酒に合いまくりです🥂
スモークサーモンは定番のオードブルですね。美味しさも安定しています。スモークチーズも美味。
野菜スティックは特製の味噌マヨネーズで美味しく頂きました。特製味噌マヨは他のオードブルにもディップして楽しみました。
ポークカレー。これしっかり食べたら完全に夕飯なってしまいそう。お味はそこそこな感じでした。
フィッシュフライも熱々が美味しい。タルタルソースで美味しさ増し増しです。
イブニングカクテルタイムにもミニケーキは健在。
ティータイムにソフトドリンクがあった場所にアルコールがずらり。見た目にも素敵です。オーダーすればカクテルも作って貰えるようです。
真っ先に日本のスパークリングワインに目が行きました。シャトーメルシャンのですね。
コロナビールをライムで頂きました。これやってみたかったんです🍻
スパークリングワインとオードブル。美味しいのなんの。
ついついハイネケンも。イブニングカクテルタイム最高- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-
盛り付けすぎてしまいました。結果おなかいっぱいになり夕飯代わりになってしまいました。幸せなイブニングカクテルタイムでした。
朝食(オールデイダイニング 洛空 )
朝食はプラチナエリート特典でついてきます。洛空で頂きましたが、訳あってこれはこの日2箇所目としてホテルから案内いただいた朝食会場です。
洛空はフルビュッフェで品数豊富。ミニおにぎりを目の前で握ってくれたり、ライブキッチンが充実しています。アイスクリームも目の前で取り分けてくれます。ビュッフェ台は多くのお客様が居たので写メは控えました。次行く機会があってチャンスがあれば写メれたら良いな。思わず写メりたくなる程、見た目にも素敵なビュッフェメニューでした。
席にてコーヒーとフレッシュオレンジジュースのみパシャリ。オレンジジュース最高に美味しかったです🍊
朝食(ティーラウンジ MAYFAIR)
メイフェアでは朝食に和定食を頂きました。比較的お客様が少ないので落ち着いて食べたい方やお代りをしなくて良い方はお勧めだと思います。丁寧に美味しい和食でした。
和定食メニューです。文字だけ見て想像しただけでも、夕飯にしても遜色ない品々に期待が膨らみます。
想像どおりのボリュームと美味しさの和定食。ご飯もお櫃にたっぷりとありました。
鮭も出汁巻き卵も…もう全部美味。メイフェアの和定食最高。
SPA 華頂
ウェスティン都ホテル京都の楽しみの1つで期待していた温泉のスパ華頂。部屋からはかなり歩いてエレベーターを下ったところにありました。広いホテルならではですね。
華頂の入口。この先を行った奥にスパの受付があります。受付で部屋番号を伝え、タオルなどを受け取ります。
受付前には待ち合わせにも使えるスペースが。丸い灯りが満月のお月様みたいで印象的でした🌕お水もペットボトルで自由にもらえます。
受付から階段を下り、いよいよスパの入口へ。写メは入口前にある湯上りスペースです。こちらでもお水がペットボトルで自由にいただけます。
スパ華頂はホテル公式サイトからご覧頂ければと思います。全般に湯船は浅いためお湯が温めに感じますが、ゆっくり浸かる分には心地よかったです。外のお風呂に半身浴のデッキチェアがありますが、寒くて長時間ゆっくりするのはなかなかでした。屋内の内湯でゆったり楽しみました。
チタンエリート到達(2022.12.8)
2022年12月上旬チタンエリートに到達しました✧٩( 'ᴗ' )و ✧初チタンです。プラチナエリートになったのが2022年2月なので、そこから1年以内にチタンになりました。
チタンエリートを目指したきっかけ
そもそもはゴールドエリートの時に名ばかりのアップグレード、朝食有料、クラブラウンジ利用不可といったプラチナ以上とのサービスの差に人権を得たい気持ちになり、プラチナチャレンジをしてプラチナエリートになりました。最初はもうプラチナで充分だと思っていたけれど、クラブラウンジは利用できても、朝食は無料で付いても、お部屋のアップグレードがプラチナではまず無いスルーな状況を実感し、プラチナがアップグレードで話しにならないステータスであるのならば、その上をと今年下半期からチタンを目指したのがきっかけでした。プラチナではアップグレードの順番の後順になってしまうのなら、チタンなら如何ほどなのか。試してみたくなりました。
チタンエリート(75泊達成)のハードル
75泊クリアのチタンエリートまでの1番のハードルは、宿泊するための休暇を確保し宿泊実績を積み重ねることでした。私のような休みが自分のコントロールでなかなか取れない一般的なサラリーマンの場合に、より上位のランクを目指すには宿泊数を稼ぐのがなかなか難しい現実があります。休暇をとるのにもタイミングや限りがあり、土日祝日を絡めたとしても、75泊はかなり高いハードルなのです。そしてアンバサダーを今は目指してないのでコストはなるべく絞りたいので、必然的に土曜泊よりもなるべく平日泊や日曜泊にしたいのです🏨そのため、少しでも実績の足しにしたい思いから、50泊のプラチナエリート条件クリアの際は、5泊のエリートナイトクレジットを特典に選びました。この5泊分がとても貴重で助かりました。
75泊到達で選んだ特典
75泊達成(チタンエリート)に際して選んだ特典ですが、私は40,000ポイントの宿泊券を選びました🎫
理由としては、①SNA対象ホテルの中で泊まりたいホテルが少ないこと。②ポイント泊ならば土曜泊などポイントが比較的高めの日でも泊まりやすい。③エリートステータスの現状として、チタンがどの程度アップグレードが叶うのかを知りたい。この3つになります。
①は対象ホテルの中で泊まりたいのはミツイ京都、翠嵐、サンマリーナリゾートくらいで、京都や翠嵐は恐らくポイント利用でないと泊まりません。ポイントもわざわざ高い日にどストレートに泊まるつもりもないので、なるべく少ないポイントの日に合う休みのスケジュールが合うかどうかになります。そうなると現実的に休める日にぴったりミツイ京都と翠嵐の日程が合うことはなかなか望めないだろうと思います。また、逆に一番泊まりたいホテルがウェスティン京都というのも大きいです。ウェスティン京都はSNA対象ではありませんが、プラチナでもきちんとアップグレードしてくれるホテルなのでSNAを持つメリットがほぼないのです。
②は、近場で泊まりたいホテルにマリオット軽井沢、マリオット修善寺、マリオット山中湖がありますが、これらはSNA対象ではなく、かつ必要ポイントも高めなので、土曜泊だとちょうど40,000ポイントくらいがぴたっとはまります。そのため、土曜泊で有給休暇を消費することなく宿泊数を稼ぐには、ポイント特典は貴重との考えです。加えて、列挙した3つのホテルがSNA対象ではないが故に、チタンのステータスでアップグレードが叶いやすいのではという思惑もあります。
③は、やはりプラチナエリートがたくさん居るため、プラチナエリートたる特典のアップグレードが叶わない現状を自己解決するためには、マリオットボンヴォイに見切りをつけ辞めるか、更に上のステータスになり、自らアップグレードされやすくなる他ありません。私は後者の更に上のステータスを目指し、チタンエリートならどのくらいアップグレードが叶うのかを確かめたい。そう選択しました。
今後については、当然のことながらチタンエリートになったからには、再来年以降もチタン以上を維持したいと考えます。そのためにも来年に宿泊カウント2倍のプロモーションがあればかなり助かりますが…。
またこのブログで、来年の宿泊についてチタンでどのくらいのアップグレードが叶ったのか叶わなかったのか、宿泊記を通してお知らせしていきたいと思います。よろしくお願いします🍀
【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ(2022.12.10~11)
すっかり私の定宿となっているフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ。12月もまた訪れました。今回はいつも立ち寄る道の駅はがのロマンの湯や、御前山温泉四季彩館といった温泉も寄らず、行ったのは道の駅もてぎだけでホテルに籠りきりの滞在でした。すっかり寒くなり季節は秋から冬になった12月のフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎの宿泊記。是非ご覧頂けたら幸いです。
ホテル外観
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎは正面よりも裏側からの外観が映えると思います。ホテル正面は道の駅もてぎの駐車場を兼ねていることもあり、視界には映り込みが多いためです。青空の日は建物が良く映えて見事です。
ホテル裏側はテラス席もあり、宿泊者用の駐車場もあります。駐車場からすぐ目の前にホテル入口があるので便利です。
玄関自動ドア横のホテルロゴ。入ってすぐ右にフロントがあります。このあたりはツインリンクもてぎ利用のバイクがかなり多く、時々騒音のある立地ですが、一歩館内に入ると音は遮断され快適です。
ロビー等館内
入口を入ってすぐにホテルの顔とも言える大きなテーブルと囲むように様々なソファ、イスが配置されています。思わず座って語らいたくなる、ゆったり寛ぎのスペースです。
窓からの陽の明かりが優しく差し込んで木目のテーブルと調和しています。素敵ですね。
夜は暖色のシャンデリアに照らされ昼間とは違った雰囲気に。思わずゆったり時間をかけてお酒を飲みたくなる、そんな雰囲気のソファ席です。
ロビーにはコワーキングスペースもあります。真上からの照明が作業に適していますし、コンセント完備の席です。コーヒーマシンが近いのも良いですね。
ロビー奥から入口やチェックインカウンター方面の景色。フェアフィールドはどの時間のどの景色も落ち着いていて大人タイムを過ごせるホテルです。
ロビー壁側にある郷土品の展示とシンプルなソファ席。この席で足を伸ばして少し横たわりながら読書したいなあと、いつも思います。
コワーキングスペース前の壁にある地元にちなんだイメージパネル。自然、文化、アクティブがモノクロを通して伝わります。
チェックインカウンター脇にあるコンビニコーナー。キャッシュレス専用になります。左手にスナックやおつまみ、軽食、土産品。正面冷蔵庫にはアルコールを含むドリンクがあります。
品揃えはシンプルながら地産の商品もあり、個性的で楽しいです。
地元のサイダーやクラフトビールもありました。栃木名産の苺や柚子のドリンクも。
クラフトビールがあるのは嬉し楽しですね。フェアフィールド栃木宇都宮で餃子浪漫を飲んだことがあり美味でした。
定番のコーヒーマシン。紅茶や日本茶、味噌汁もあります。
道の駅でのテイクアウトにも役立つ電子レンジとトースター。
製氷機もあります。氷はアイスコーヒーに使用したり、ペールに入れて部屋に持ち帰って利用します。
テラス席
1番好きなスペースと言っても過言ではないテラス席。晴れた日は居心地最高です。12月である程度冷えますが、朝食はテラス席で食べました。
テラス席からの景色は何かが良いというものはなく、少し裏山が見える程度ですが、落ち着いた雰囲気が魅力です。日本人ってこういった区切られた箱庭みたいなスペースが好きですよね。
3階ダブルルーム(1キング)
部屋はいつもの1キングのダブルルーム。ミニマルに過ごすにはシンプルで居心地抜群です。
キングサイズベッドは寝心地良いです。クッション枕が2つあるので。贅沢使いで何だか欧米の富裕層気分です。
ベッド両脇には充電コンセントや、ドリンクを置ける台もあり便利です。
洗面台はボウルタイプ。木のテーブルの中に洗面台が組み込まれており、使い易さはもちろん、見た目にも工夫された造りです。
鏡は高さがあり、360度回転可動します。使い勝手が良いですね。
レインシャワーも使えるバスルームがあります。窓はガラス貼りになっています。
造り付けのソファとテーブル。テーブルは重たく安定感がありますが、移動させるのは大変です。
冷蔵庫とミニバーコーナー。冷蔵庫は空なので自由にドリンクを持ち込み冷やせます。お水はリクスエストすると追加分も貰えます。
ベッド正面の壁に設置された大きなテレビ。ベッドに座るとちょうど良い位地の高さです。
部屋からの道の駅側の景色。正面奥の線路は土日の午後に2回、SLが走るのが見えます。
朝食BOX
朝食BOXは1週間前までの完全予約制です。今回は宿泊プランに付いていました。ホテルごとに朝食BOXの内容は異なり、地元食の個性を楽しむことができます。
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎの朝食BOXは紙製の風呂敷包みに入っています。お弁当って感じがストレートに伝わり良いですね。
お弁当は2段重ねになっています。上段は湯葉や柚子、鮎を使ったおかずが並びます。下段は創作の海苔巻き(かんぴょう巻き)やいなり寿司、玉子焼きが楽しいです。
上段のアップです。鮎の塩焼きは地元ならではですね。肉団子や湯葉巻きがご飯のおかずに美味しかったです。朝食BOXは単品で頼むと2,000円なので、値段相応かというと正直高いですね。
ともあれ、美味しくいただいました。ごちそう様でした。
【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2022.5.12~14)
いつかは泊まりたいと思っていたザ・リッツ・カールトン。でも自分には無縁かもと思っていたザ・リッツ・カールトン。そんな憧れのホテルにポイント宿泊ながら泊まるチャンスが訪れました。選んだのは栃木県は奥日光に佇むザ・リッツ・カールトン日光。贅沢だけれどせっかくだからと連泊で泊まってきました。初めてということもあり、アフタヌーンティー、ホテルでの夕食、朝食と目一杯満喫して楽しみました。そんなドキドキワクワクの滞在だったため、かなり膨大で長編の記事になってしまいましたがご覧いただけたら嬉しいです。
- エントランス
- ホテル外観、庭園
- ホテル内施設
- 中禅寺湖ビューダブルルーム(3階)
- アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
- レークハウス(夕食)
- 日本料理byザ・リッツ・カールトン日光(朝食)
- 鮨 くろさき(夕食)
- 御守り
エントランス
初リッツ日光は車でアクセス。いろは坂を上りきってトンネルを抜けると、すぐ左に車のエントランスがあります。
入口には石造りのホテルエンブレムがどっしり構えており重厚感があります。
車のエントランスの先には、中禅寺湖や華厳の滝方面から歩いてホテルに入れる小さなエントランスがもうひとつあります。
ザ・リッツ・カールトン日光のロゴに、改めて遂に来たんだと感動。そしてドキドキワクワクです。
車のエントランスを抜けてホテル正面まで来ました。車はバレーパーキングで預けます(1泊3,000円)。降りると鐘がありました。この鐘はチェックアウトの時に鳴らしてもらえたりします。
外玄関のマットにもリッツのロゴが。マットひとつでこれだけ様になるなんて…と感嘆。両サイドの石造りの壁面が神殿ぽくて厳かです。
ロゴマットを超えてすぐ右には大きなオブジェが。まだ館内に入る前なのにお洒落で思わず足が止まります。
ホテル外観、庭園
ホテル庭園からの建物外観です。泊まった期間はあいにくの曇りや雨で、晴れ間はありませんでしたが、お天気に関係なく映えまくりのホテル建物はさすがです。
青空がバックでなくても映える落ち着いた印象の建物と鮮やかな芝生です。建物はレイクサイドビューの客室棟です。
レイクサイドビューの客室棟とレストランのレークハウス棟。真ん中の木は後の秋の季節にシンボル的な紅葉を見せてくれます。
レイクサイドビューの客室棟は廊下で繋がりもう一棟あります。今回泊まったのは右側の棟です。
右側のレイクサイドビュー棟の1階は、日本料理byザ・リッツ・カールトン日本のレストランです。
中禅寺湖側から見たレークハウス正面。ボートハウスをイメージさせる建物です。
日本料理byザ・リッツ・カールトン日本のテラス席。お天気が良い日はこちらの席で食べる朝食も気持ちよさそうですね。
庭園から見た男体山。この日は雲が多く山頂は雲で隠れる時間帯が多かったです。でも、間近で見る男体山は奥日光に居る喜びを感じるランドマークです。
庭園から見た朝の中禅寺湖。この日は雲や霧がかっていましたが、それはそれで幻想的でもありました。
庭を散策しながらレークハウス裏側へ。休憩できるウッドデッキがありました。お散歩にちょうどよいです。
リバーサイドガーデンビュー棟。1階にも客室があるのが特長です。目の前は大谷川(だいやがわ)が流れます。
リバーサイドガーデンビュー棟を見上げました。バルコニー前に背の高い木々が並んでおり、紅葉の季節はこの木々が秀逸な景観になります。
リバーサイドビュー側の裏庭から見た大谷川。綺麗なグリーンの水面です。
ホテル内施設
玄関にはそれはそれは大きな背の高い自動扉がありました。扉が開き、いよいよザ・リッツの世界に突入です。
ロビーに入ってすぐ右には待合スペースがあります。こちらはチェックイン会場やチェックアウトのウェイティングスペースに使用されます。また、アトラクションの集合場所でもあります。とても落ち着いた雰囲気です。
待合スペースのお向かいには、立て掛けの壁にパネル絵画がありました。立て掛けの向う側はレセプションです。
レセプションは3席あります。ホテルの規模からは3席では足りないため、特にチェックアウトの混雑時は待ち時間が生じます。このあたりはひと工夫が求められることろですね。チェックインはザ・バーやライブラリースペース、ロビーラウンジなどを使用して分散受付をするためさほど待ち時間はありません。
館内から小さな中庭スペースが見え、ミニ庭園になっていました。さり気なく鑑賞できる癒やしの風景です。
レセプション奥に見えたもう一つのプチ庭園です。
ザ・バーです。壁には高級なウイスキーがずらりと並びます。チェックインはこちらに案内いただき、ウエルカムドリンクの柚子スパークリングジュースもこちらのカウンター席で頂きました。
夕暮れ時のザ・バーです。食後にここで1杯なんて良いですね…🥃素敵な雰囲気が伝わってきます。
ザ・バーの隣にあるライブラリースペースと暖炉。こちらも大きなソファがあり落ち着いた空間です。
ライブラリースペースの暖炉。向う側はロビーラウンジです。両側から共用の暖炉になっています。
ライブラリーエリアには天体望遠鏡🔭がありました。窓から見える庭園の景色も素敵ですね。自然あふれるザ・リッツカールトン日光らしい風景です。
本館1階のメインスペースと言っても過言ではないロビーラウンジ。こちらでは営業時間内にアフタヌーンティー(予約制)を頂くこともできます。
ロビーラウンジの大きな壁画。とても大きいですが落ち着いていて館内の雰囲気に合っています。
ロビーラウンジのソファ席。営業時間外は思い思いにゆったり寛ぐスペースとしても利用できます。
広々としたロビーラウンジのスペース。大きな窓からは庭の景色も見えて素敵です。
夜のロビーラウンジは昼間とはまた違ったムードある空間になります。
ロビーラウンジの暖炉と周りのソファ席。どの席からも暖炉が見えるのが良いですね。
暖炉の灯りがとても優しく暖かい雰囲気に。この席で今日あった楽しかった出来事を語らいました。
ロビーラウンジのテラス席。こちらでアフタヌーンティーを頂くこともできます。お天気が良ければ見晴らしも良くて極上の席ですね。
薪を炊いて暖を取ることができるようです。秋や冬には大活躍するのかな?でも外はそれ以上に寒いかも。
本館1階のメイン廊下。レセプションやレークハウス方面から客室棟や温泉棟を繋いでいます。
廊下途中にリッツライオンなどのディスプレイがありました。
見ざる、言わざる、聞かざるの3ざる仕様のお茶目で可愛いリッツライオン🦁
お部屋にもある風呂敷バッグのディスプレイ。造りは簡素ですがとてもお洒落です。
レイクサイドビュー棟の1階は温泉棟への入口にもなっています。エレベーターホールは長椅子もありました。至るところで休めるスペースがあるのが嬉しいですね。
温泉棟の長い廊下。暗がりと白い間接照明が、まるで神殿🏛のような厳かな静寂の雰囲気です。
湯上りにもゆったりできる待合室。外の景色は温泉の露天風呂からの景色と似ています。
待合室は椅子がいくつかあり、こちらでミネラルウォーターを頂くこともできます。
ザ・リッツ・カールトン日光の温泉♨は奥日光元湯温泉から源泉を引いています。白濁の硫黄泉のお風呂は露天風呂がおすすめです。身体に硫黄の香りがたっぷりと染みるような濃い泉質でした。
中禅寺湖ビューダブルルーム(3階)
リッツ日光は2泊とも50,000ポイント、60,000ポイント利用です。ザ・バーでウエルカムドリンクを頂き、アフタヌーンティーを楽しんだ後、スタッフの方に連れられて案内頂いた部屋はアップグレードされたレイクサイドビュー3階の客室でした。何をリクエストした訳ではないので、プラチナの力なのか、初回限定のホテル戦略なのか、はたまた…定かではありませんが嬉しい限りです。
宿泊したレイクサイドビューのエレベーターホール。リバーサイドビューにはないエレベーターホールの広さで長椅子もありました。
長い廊下も落ち着いた雰囲気で素敵です。部屋番号はドアの隣にある丸い満月のようなオブジェのなかに表示されています。
ルームカードキーは木で出来ていて、なかにICチップ内蔵のようです。お洒落ですね。
玄関はとても広く、腰掛けの前には木のサンダルがありました。浴衣に合わせて履いて館内を移動できます。履き心地はかなり硬くて歩きにくさはあります。
部屋に上がるとデザインされた木の衝立があり、すぐにソファがありました。着替えたり荷物を置いたりと使い勝手の良いソファです。
玄関脇に大きなウォークインクローゼットがあります。大きなスーツケースやカバンもこれだけの広さがあればすっきり収まります。もちろん洋服もたっぷり掛けられます。部屋の中に荷物を広げずに済むのでこれは有り難いですね。
クローゼットには浴衣がかけてあります。白基調で優しい色味。館内を歩いていても旅館ぽくなくて良いですね。
ベッドエリアです。大きなキングサイズのダブルベッドは高さも硬さもちょうど良く泊まったマリオットボンヴォイホテルの中でも1番の寝心地です。
ベッドエリアと奥のリビングエリアはガラス扉で仕切ることもできますが、透明なガラスなので視界を遮ることはなく、とても開放感があります。玄関からバルコニーに向かってとても視界が良いです。
リビングから見たベッド。ベッド周りのスペースも広く、快適に過ごせます。
ベッドの両サイドには室内の照明や窓の遮光カーテンの開閉などを集中管理するスイッチがあります。もちろん充電コンセントなども複数あります。
ドレッサールームの衣装棚です。バスローブも掛けてあります。
ドレッサーは左右に独立して2つあります。2つあることで利用の際に重なることがなく便利です。
右のドレッサーはすぐ隣がバスルームです。
バスルームはシャワースペースも広く洗い場もゆったりとしています。シャワーはレインシャワーもあります。
バスタブからの景色もレイクサイドビューです。この景色なら朝風呂も入りたくなりますね。
夜は部屋明かりが扉ごしに綺麗に見えます。写真では伝わりにくいですが、これは素敵な優しい景色でした。
ベッドスペースから見たリビング。ベッドスペースからも窓の先には庭の木々と中禅寺湖が見えます。
リビングからは中禅寺湖と男体山が良く見える贅沢な景色で感動しました。バルコニーの灯りがまた素敵な雰囲気ですね。
バルコニーにもソファがあり、外の風に当りながらゆったりと過ごせます。私のお気に入りの場所でした。
リビングのソファとテーブル。こちらが部屋で過ごすメインスペースです。テーブルの上にあるのは風呂敷の手提げ。館内に持ち歩いて利用でき、浴衣にぴったりです。主に温泉利用に活躍しました。今回はチェックイン手続きもこの席で行ないました。
バルコニーソファからはこのような景色を楽しめます。男体山は見える様がどんどん変わってゆくため飽きません。
リビングとバスルームは扉を開閉することで視界が繋がります。考え尽くされた空間の設計に感心します。
リビングは広々としてゆったり。インルームダイニングもこのスペースなら快適に楽しめそうですね。むしろインルームダイニングを楽しみたくなる非日常なお部屋です。
ミニバーコーナーは大充実です。ネスプレッソマシンや紅茶は自由に頂けます。日本茶のセットもありました。冷蔵庫の中は有料のドリンクやアルコールがありますが、少しスペースに空きがあるので持ち込んだドリンクも冷やせます。
茶道具のセット。電気ケトルもあるのでお茶もすぐに淹れることができます。ホテルでこうしたお茶の用意はなかなか珍しいですね。
壁には可動式の大画面のテレビがあります。ちょうどベッドスペースとリビングの間くらいの位置にあるので、テレビを左右に角度を変えると見やすくなります。
ターンダウン後はバルコニーのランプが灯ります。ここで夕方にコーヒーを頂きました。素敵な時間でした。
バルコニーからの男体山。まさに目の前にあります。まるで男体山に見守られているようです。
バルコニー正面には中禅寺湖が見えます。まさにレイクサイドビューで素敵でした。ポイント泊だとアップグレードされない限り見ることが出来ない貴重な景色です。
テーブルにはウエルカムスイーツの箱がありました。こうしたサービスがあることは知ってはいましたが、やはりテンションが上がります。
2段の小箱のうち、1つ目はおかきとチョコ掛けのクルミでした。
もう1つの小箱はイチゴでした。これは栃木らしくて嬉しいですね。
ターンダウン後にはドライフルーツの小箱が新たに置かれていました。メロンのドライフルーツでした🍈
2日目のターンダウン後のドライフルーツはみかんでした。これも美味でした🍊
嬉しくて揃って写メりたくて一堂に置いてみました。ラグジュアリーホテルならではのサービスですね。この後に美味しく頂きました。
アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
ホテルに到着しチェックイン後、ウエルカムドリンクを頂いた後に予約していたアフタヌーンティーを楽しみました。場所はロビーラウンジ。完全予約制の1人6,500円でアメックスの割引適用はありません。
ロビーラウンジはこの記事内の「ホテル内施設」でも案内していますが、暖炉があったり大きなソファがたくさんあったりと、非日常なゆったりスペースの空間です。
アフタヌーンティーで案内頂いたのは窓側席でした。これはリクエストしていましたが見事叶いました。席からは窓の外に庭の景色が良く見えます。
外のテラス席も見えました。こんな景色のシチュエーションで頂けるなんて素敵です。アフタヌーンティーは神戸のメリケンパークオリエンタルホテル以来ですが、ヌン活初心者の私としては身に余るこれ以上ないゴージャスなアフタヌーンティーです。
今回はこの季節の「サクラベリー エクスペリエンス」です。色んな苺にちなんだスイーツが目白押しの内容です。メニューから想像しながらアフタヌーンティーの到着を待ちます🍰
お茶のメニューです。1人1種類を選べます。今回は2人でかぶせ茶と紅茶(茨城)にしました。
お茶を選ぶに当たり、スタッフの方が茶葉のサンプルを持ってきて、香りや色味を見せながら説明してくれました。
先に運ばれてきたのは冷たいお茶です。これは皆に振舞われるようで、確かかぶせ茶の冷茶だったかな?とても甘く味わい深くて目からウロコの美味しさでした🍵
色合いが見事なグリーンティーですね。冷たいことで味わいがよりくっきりと分かった気がします。
温かいかぶせ茶も甘味がすごい。表現があれだけど、上質なお茶をちゃんと頂くと、普段飲んでいるのと全く別物だと分かります。
紅茶は大人な感じのやや濃いめの味わい。香りがとても芳ばしい☕️湯呑み茶碗で頂く紅茶が新鮮でした。
フードのトップバッターはスコーンでした。プレーンと紅茶のスコーンです。ジャムは苺ジャム。美味しいけれど、スコーンにはやっぱり紅茶が合いました。
そしてそしてスイーツタワーが登場🗼美味しそうなのはもちろんだけれど、見た目がもう美しい。食べるのがもったいない&アイドルすぎて写メ撮りまくりで食べ始めに時間が掛かります🍀
苺が映えまくりです🍓下段のフードも変わったビジュアルで興味津々です。2人分が1つに収まっているので、品数も多く、よりゴージャスなアフタヌーンティーに見えますね。
上段は苺中心の一口サイズの軽めのスイーツ。お花畑のように華やかなスイーツですね。これ絶対に甘くて美味しいやつです。
ミルキーベリーは少しねっとりした食感で優しい甘味、タルトによく合います🥧ピスタチオ大好きです。
とちあいかは苺の中で1番甘かった。メレンゲの土台との食感のハーモニーが楽しい🍓
トロトロのゼリーの中にとちあいか。これみんな好きなやつです、間違いない美味しさ🍓
ケーキ系のややボリューミーな苺スイーツの中段。食べ応えのある美味しい苺スイーツはみんな大好きです。
とちおとめのほのかな酸味とチーズケーキの甘味がちょうど良いバランス。桜の花びらゼリーも食べられます。
爽やかに甘いスカイベリーのムースが柔らかいフィナンシェの食感とベストマッチ。
苺のショートケーキは王道たる美味しさ🍓なんだかんだで苺スイーツの中で安定感のある4番バッターです。日光御養卵を使ったスポンジ生地も色味からして美味しさが伝わると思います。
下段はこれだけでランチの一皿になりかねないくらいの完成度の高さ。見た目も美しい。おかずと比べたら大変失礼ですが、おかず以上に美味しいです。
キッシュはまるでオードブルでまとめ上げたケーキのよう。ベーコンが味わい深く、ネギと豆の食感も良いです。見た目にも上品な一品。
オマールとクリームがコロッケに包まれた創作の一品。程よいボリューム感もあり味しっかり目。思わず白ワインが欲しくなりました。
黒毛和牛はレアでほぼローストビーフを叩いたもの。朝食のローストビーフよりもこちらのサンドイッチでいただくローストビーフの方が口中で味が鮮明に伝わってきました。
冷製ヴィシソワーズは期待通りのコクある味わい。ケールのくさみは全くありませんでした。
アフタヌーンティーを食べ終わり、もう満足の満腹状態になりました。価格相応の価値のあるアフタヌーンティーでした。
レークハウス(夕食)
初上陸のザ・リッツカールトン日光、となれば夕食もぜひここでと、レークハウスも予約していました。予約したのは眺望の良い窓側席。ご案内いただいたのは2階の窓側席でした🍀
館内からレークハウスへ繋がるエントランス。館内1階とレークハウス2階が繋がっています。訪れたのはこの季節はまだ外が明るい17時でした。
エントランスにあるメニュー。コース料理の値段は決して安くはありませんが、アラカルトで頼んでシェアすると値段相応からリーズナブルであることが後に分かり発見ででした。
エントランスからレークハウス棟に繋がる外通路。日が暮れるとぐっと雰囲気が出てきます。
レークハウス入口に到着です。ウッドデッキでこれから乗船する気分になります。
2階の窓側席からフロアを見渡した眺めです。まるで豪華客船のレストランによう。シャンデリアも素敵過ぎです。
座った席のすぐ後ろは吹き抜けで1階が見えました。石造りは1階で暖炉になっています。暖炉が見える席も良さげですね。
さっそくグラスワインをいただきました。ココファームワイナリーの「ぴのろぜ」です。果実の奥にほのかな甘さ、蜜蝋のニュアンス。セメダイン。香りも味わいも一定の複雑さを備えていました。
バケットは巾着に入ってさり気なくサービスされました。巾着が余熱で温かいです。
バケットは歯応えのあるしっかりハードタイプ。美味しいです。
ここからの料理はアラカルトをシェアしました。美味かつボリューム満点の量で提供されます。シェアすることで結果的にお得感がありました。言い換えればシェアしないと1人ではとても食べきれない量です。
レークハウスのミネストローネは具材の歯応えがしっかり残っており、トマトスープと良く絡んで美味しい。絶妙な程よい酸味です。写真はシェアした後の1人前です。
日光HIMITSU豚のカツサンドイッチはユニオンソースがカツに染み込んでいて美味。サンドイッチをフォークとナイフで頂く醍醐味を体験しました。付け合わせはサラダかフライドポテトを選べます。
ピッツアマルゲリータは今日イチのボリューム。これ2枚でお腹いっぱいになる満足感があります。もちろん味も絶品です。
ひととおり食べ終え、料理3皿で10,000円を切る値段でアメックスの割引も利きます。このクラスのホテルとしては大変お値打ちです。ごちそうさまでした。
日本料理byザ・リッツ・カールトン日光(朝食)
実は初ザ・リッツカールトン日光の滞在で一番楽しみにしていたのが朝食。ネット情報で予めゴージャスで日本一の朝食と言っても過言ではないレベルとの情報を見ていました。
朝食会場は日本料理byザ・リッツ・カールトン日光でいただきます。チェックイン時に7時で予約をしていました。お店の入口を入った奥に受付があります。
入口に掲げてあるメニュー。今回は初めてなので洋朝食と和朝食をオーダーしてあります。
店舗通路も和の趣に溢れていて素敵です。一歩歩き進めるごとに幸せな時間が近づいてくるのを感じます。
受付前の風景。壺(鉢)がゴージャスです。それでは名前を伝え席に案内していただきます。
席につくと、目の前にはデザートなどが並ぶビュッフェ台がありました。店内も広々としています。これはテンションが上がってきます。
案内いただいたのは一段上がったところにある室内中程のテーブル席。店内を見渡せ、高い目線には広がる庭も視界に入ります。テーブルも広くゆったりしています。向かい合わせで座るもよし、隣同士に並んで座ることもできます。お勧めです。
テーブル席のエリアの更に奥にはカウンター席のある部屋もありました。
窓の外にはテラス席もありました。緑に囲まれた雰囲気でより湖を近くに眺めながら食べるのも気持ち良さそうですね。
改めてデザート類のビュッフェ台です。メインが運ばれてくるまでに何往復もしたくなりますね。
それでは、1日目の朝食です。
朝食のメニューです。パンは和朝食にも洋朝食にも両方に付いてきます。飲み物もオーダー方式でおかわり自由です。とことん甘いりんごジュースも、自然な酸味が印象的なオレンジジュースも美味でした。
まずパンが運ばれてきました。キューブパンとクロワッサンは固定で、もう一品が日替わりのパンになります。
イチゴジャムとオレンジマーマレード。果実がふんだんにごろっと入っています。
続いて海老原ファームのグリーンサラダ。新鮮で美味しいです。見た目以上にボリュームあるサラダです。ドレッシングは日替わりになります。
和朝食膳です。ローストビーフも入っていました。焼き魚は日替わりになります。この日は銀鱈の西京焼きでした。このほかにごはんと味噌汁、納豆、温泉卵がつきます。もちろんお代わりできます。朝からお刺身も贅沢ですね。
洋朝食膳は卵料理を選べます。やはりエッグベネディクトをチョイス。宝石箱のような、見た目にも綺羅星の如き品々です。
エッグベネディクトは卵がとろっとして味も濃くてすこぶる美味でした。
朝からローストビーフなんて非日常の極みですね。肉はやや固めでした。
ドリンクはオーダーメニューの他にもビュッフェ台から自由に飲めます。栃木のレモン牛乳もありました。もちろん定番の牛乳も。
コーヒー牛乳もありました。コーヒー牛乳を見つけたら絶対にスルーできないのは私だけでしょうか。お代わりもしてしまいました。
シリアルももちろんありました。小さな瓶に入っているので注ぎやすいです。
プレーンヨーグルトと林檎ヨーグルト。フルーツのヨーグルトは苺と林檎が日替わりです。
パンナコッタ2種類とミューズリー。パンナコッタはきな粉のパンナコッタがプリンと日替りで交代制です。きな粉のパンナコッタも美味しいです。
ヴィーガンパンナコッタとミューズリー。個人的にはヴィーガンパンナコッタはやや苦手な味でした。
お食事の最後には珈琲か紅茶をオーダーで頂けます。
続いて2日目の朝食です。
2日目の朝食のメニューです。1日目の内容との違い探しも楽しいです。2人とも和朝食膳にしました。
パンが運ばれてきました。日替わりパンはパイ生地のパンです。木のバスケットに入っているのもお洒落ですね。
じっくり食べ進めるとパンだけで満足してしまうほどレベルが高いです。このあと、食べきれないときはテイクアウト用の袋をもらえることを知りました。
この日の和朝食膳の焼き魚は銀鮭の塩焼きでした。辛子明太子もありました。ご飯が進みまくりです。お代りすると、察してくれたのか最初より大きな茶碗にご飯をよそってくれました。
日替わりの苺ヨーグルト。苺はジャムのようなペーストです。プレーンヨーグルトは完全な無糖です。
この日は日光御養卵プリンがありました。こんな濃密で美味しいプリンは生まれてはじめてです。お代わりしました。
日光御養卵プリンと苺ヨーグルト。実は日光御養卵プリンは食事の一番最初に食べて、食後にも食べました。だって本当に美味しいんです。
噂に違わぬ最高の朝食でした。こんな美味しい豪華な朝食を毎日楽に食べれたら、人間だめになってしまいそうな、そのくらい魅了される朝食でした。
鮨 くろさき(夕食)
もう1日の夕食はザ・リッツ・カールトン日光から徒歩1分の好立地にある、お寿司のくろさきさんにお世話になりました。ネットでも口コミが良かったので初来訪です。
インバウンドのお客様にも流暢な英語で対応するお店で、ザ・リッツ・カールトン日光の客層に完全対応しているといえます。店構えも和だけでなくどこかモダンな印象ですね。予約して伺いました。
店内はごく一般的なお寿司屋さんです。カウンター席のほか座敷席もあります。地元の方も訪れていました。とはいえ回らないお寿司屋さんで緊張している私です。
上寿司御膳にしてみました。味噌汁やサラダ、茶碗蒸しも付いています。3,000円弱くらいですがホテルで食べるのと比べれば随分と安く感じられてしまうのが不思議です。味は申し分ない美味しさでした。来てよかったと実感したお寿司です。
中トロもサーモンもイクラも美味しすぎです。もちろんその他のネタも大満足です。大将が一人でせっせと握ってくれました。
こちらは海鮮三色丼。雲丹、イクラ、ネギトロの三色です。味噌汁やサラダ、茶碗蒸しが付いていました。やはり3,000円を少し超える程度。価格相応の満足度がありました。
ウニ・イクラは最強のタッグです。見た目にも艶や照りがたまりません。欲を言えばこの二色がもっと多めに入っていると嬉しかったかも。贅沢ですね。
お腹いっぱいになりました。レークハウスで食べるのと比べたら、和洋の違いはあれど美味しさはまったく引けを取りません。良い店を見つけました。
御守り
チェックアウトの際にもらえる御守りです。シーズンごとに色が変わるようです。貰っておいて言うのもあれですが、もっと丁寧に大事に渡してもらえると、御守りサービスの価値や意義が上がるものと感じました。
今回は朱色の御守りでした。素敵なサービスだとは思いました。
ともあれ、想像以上に素敵なホテルのザ・リッツ・カールトン日光でした。これはもう必ずリピートするホテルです。
【宿泊記】 HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル(2022.8.18~20)
2022年5月以来の日和チャプター京都。その際はチャプターデイライトと朝食(ヘルシースターターブレックファスト)にマイナスの衝撃を受けました。特にチャプターデイライトは皿に枝豆、ナッツ類など3種がそれぞれひとつまみ程度のオードブル1皿(かえって無い方が良いレベル)とドリンクは3杯までと決められていたウルトラ貧相な内容でしたが、今回はビュッフェ形式で内容も遥かに向上しており、プラスの衝撃を受けすっかりHIYORIチャプターのファンになりました。
今回は印象が激的にV字回復した2022年8月のHIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテルの宿泊記を紹介します。ぜひご覧ください。
ホテル外観、エントランス、ロビー
HIYORIチャプター京都は2021年6月に開業したホテルということもあり、日本人観光客はもちろん、外国人観光客を迎えるに当たっても京都らしさを前面に出した和を感じるホテルとして個性的です。
和を感じる格子組みの区画が集まった外観。特に夜は部屋明かりも点くことで夜のなかに浮かぶホテルの灯りが一層和の雰囲気を高め素敵です。外観が映えるホテルです。
エントランス前のモニュメントは緑に囲まれてとてもお洒落。夜は文字が発光し、更に雰囲気ある素敵なシンボルマークになっています。
ホテルエントランス。車通りや人通りの多い幹線道路に面した便利な立地であるが故に音は気になるところ。エントランスからロビーへは外と中の区画を奥行きのある通路を抜けて屋内へと入っていくマンションエントランスのような造りになっているため、ホテルに1歩入ると外の喧騒の世界とうって変わって静寂な空間に保たれます。
ロビーにチェックインカウンターは3つあります。臨時用のカウンターも脇に1つあり、繁忙の時間帯もさほど混みません。今回は和服のスタッフは居ませんでしたが、1年ほど前に訪れたときは和服姿のスタッフが受付をしてくれました。和服姿だと外国からのお客様にも喜ばれそうですね🍀
ロビーにはネスプレッソマシンがあり、ポーションを選んで好みのコーヒーを作れます。これは嬉しいサービスですね。お部屋にネスプレッソはありませんが、これがあるおかげで滞在のクオリティが上がります。
コワーキングスペースにも利用できる大きな長テーブルです。淹れたネスプレッソをここで飲んだり読者したりできます。チャプターデイライトがチャプター・ザ・グリルの席のみでは足りないときは、こちらの席も利用する運用です。
旅の栞がグルメや観光名所などテーマごとに綴ってあり自由に見たり貰えたりします。実際に行った方の言葉なので、とても参考になるとは思いますが、実際のところ皆さんはどの程度利用しているのでしょうか。気になるところです。
スーペリアツインルーム
お部屋は5階のスーペリアツインでした。予約していたのがHIYORIダブルだったので、アップグレードしていただけたようです。特に案内は有りませんでしたが、こうしてさり気なく配慮いただけたアップグレードはスマートで心地よいものですね。プラチナエリートでよかったと感じられる数少ない貴重なアップグレードでした。
スーペリアツインは25平米でHIYORIダブル(21平米)より広く奥行きがあります。ソファも気持ち広く感じます。その分、だいぶ過ごしやすい部屋になっています。床が四角い琉球畳のようになっていて、歩き心地がとても良いお部屋です。夜は行燈のような照明を灯すと部屋の雰囲気が一気に和モダンになります。
照明を落とすとかなり落ち着いた感じの雰囲気になります。和室の中にベッドがあることで、和と洋が調和した素敵な部屋だと改めて感心しました。かなり好みな造りの部屋です。
ベッドの壁が部屋の隅々まで間接照明になっていて、とてもお洒落です。ベッド両脇にはコンセントやUSBジャックもあって寝ながらのスマホ操作にも便利でした。
ソファと椅子、大きめの丸テーブルがあります。お部屋で食べたり何か作業するスペースとして使い勝手の良いリビングです。ソファは足を伸ばして心地良く寝そべりました。
行燈のような照明は他の明かりを消して、それだけを点けて部屋明かりを確保したりして使いました。便利でした。また、各種充電に対応したケーブルも備え付けてあり、旅人のニーズを意識した準備に好感が持てました。
テレビは壁掛けで大型サイズ。とても見やすいものでした。テレビのチャンネルから、ホテル大浴場の混雑状況が分かるようになっており、空き具合を見ながら大浴場に行けるのでとても便利でした♨
洗面台はとても広く、流し右側に物が置けるスペースもあって利便性がすこぶる良かったです。鏡も大きく、特に女性にとっては理想的なスペースだと思います。
チャプターデイライトとチャプターブレックファストのチケットをチェックインのときにもらいました。チャプター・ザ・グリルの受付で渡すことでサービスを受けられます。チャプターブレックファストのエリート会員特典は、前回とても残念に感じた野菜とパン、ドリンクのみのヘルシースターターブレックファストからホットミールも含めたフルビュッフェに変更になっていました。
半露天付大浴場(HIYORIの湯)、フィットネスジム
HIYORIチャプター京都はその個性の一つに、温泉ではありませんが大浴場があり、フィットネスジムもあるという、無くても何とかなるけれど、できれば有るホテルがよいな。というニーズに応えるおもてなしがあります。
半露天付大浴場があります。清水の地下水を汲み上げて使用しているとのこと。内湯は横長の大きなお風呂で、かなり規模の大きい浴槽です。半露天風呂は一方でこじんまりとした4人程度で一杯になるお風呂ですが、外の空気を感じられるためとても心地よいです。半露天風呂と内湯ともにかなり照明を落としてあるので、全般にとても落ち着いた静寂のお風呂で、まさに時間が止まったように感じられます。
湯上がりのサービスで、お風呂の入口前に黒酢ドリンクがセルフでいただけるように置いてあります。
フィットネスセンターもありました。わたし的には長期滞在のときは活躍しそうです。短期滞在時には、観光後はゆったりすることを優先したいところでが、必要な方にはホテル選びのポイントになる設備ですね。
チャプターデイライト
エリートモーメントとしてプラチナ会員以上に振る舞われるチャプターデイライト。クラブラウンジのないHIYORIチャプター京都では、チャプターデイライトの時間がクラブラウンジサービスに相当するものになります。
チャプター・ザ・グリルがチャプターデイライトの会場です。ここは同ホテル唯一のダイニングで、ランチ営業もしていますが、ディナーはComing Soonとなっていました。開業からずっとComing Soonとなっており、チャプターデイライトを実施するにはディナータイムと被るため、難しい課題なのではと感じます。
4人掛けのテーブルを中心に、まずまず多くの席数がある広々としたチャプター・ザ・グリル。1年前は松也というパティスリーカフェでした。ホテルに合ったダイニングコンセプトなど営業形態を模索し続けている感があります。
天井は木組みで上手く和装になっており、間接照明や丸いデザインが落ち着いたダイニングの雰囲気を演出しています。
通りに面した席は採光もあって夕暮れまではとても爽やかな雰囲気。夜になると通りの景色を見ながら、ホテルの壁一枚で隔てられた非日常空間を実感します。こうした雰囲気の中でチャプターデイライトのスタートです。
参考までに、前回2022年5月に訪れた際に1人1皿限定で振舞われていたチャプターデイライトのオードブルです。
↓↓↓
ナッツ少々、枝豆少々、クラッカー1枚のワンプレート。
これが2022年8月訪問の際はどのように改善、向上していたかに注目して、以下の記事をご覧いただければと思います🍀
↓↓↓
チャプターデイライトのドリンクやフードのビュッフェカウンター。和のコンセプトだけあって、日本酒がメインに並んでいます。アルコールはこのほかワインとエクストラコールドの生ビールがあります。
ソフトドリンクはウーロン茶とオレンジジュースでした。
日本酒は3種類。きちんと酒造の説明が添えられており、特長を知りつつ楽しむことができます。
ワインクーラーにはスパークリングワインと白ワインが。日本酒が3種類あるので、できればワインも泡白赤それぞれ2種類くらいあると日和チャプターらしい個性を感じるところです。
赤ワイン。赤白泡いずれもワインのグレードとしてはテーブルワインクラスですが、チャプター・ザ・グリルの雰囲気でゆったり味わうと、特別な飲み物に変身したように美味しくいただけます。
スパークリングワインをグラスに注ぎました。できれば泡用のグラスはあったほうが良いですね。ワイングラスは数も多く出ると思われるので、赤白用は小ぶりで頑丈な汎用グラスは致し方ないところです。
暗すぎず明るすぎずのちょうどよい照明のもと、ゆったりとした雰囲気の中で美味しくワインを頂きました。
エクストラコールドはオーダーして注いでいただけます。氷点下のキンキンに冷えた生ビールは残暑の時期ということもあり格別に美味かったです。
席から窓側に向かっての景色。座ったこちらの席は壁側はソファになっていて、長く座っていても疲れなくて快適でした。
それではフードをいただきに行きます✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
カウンターの右から。既にこの眺めで前回訪問時よりオードブルのグレードがアップしているのが伺い知れました。
個人的にはこの眺めの中にあるフードだけでお酒のおつまみには充分満足です。内容的には全種類を食べるとお腹いっぱいで夕飯代わりにもなってしまうくらいかと思える品数です。
チョコレート、バナナチップ、ナッツ、ドライフルーツ。チョイスが絶妙だと感じてしまいました。楽しいです。
ナチョスとチリソース、ポテトサラダ。さり気なくきちんと美味しい。
海老揚げチップのような軽いサクサク食感。揚げたてで美味しい。
これは良い意味できちんとし過ぎのゴージャスなオードブルでした。パテ好きにはたまりません。どんなお酒にも万能です。
生ハムも切りたて。熟成の味が濃くて美味でした。ピカイチです。
鴨の旨味があり、ボリュームもありました。ワインに合いまくりです。
スモークサーモンも厚切りで食べた感が半端ないボリューム。フリッタータは甘いソースが乗って完全に美味しいおかずです。
白身魚のエスカベッシュは酢がほんのりと優しくとても食べやすい。白身魚も厚みがあって、これまたおかずとして存在感は随一です。
サーモンチーズロールは悪魔的な美味しさで食べたらもう止まりません。禁断のおつまみ認定です。
万願寺唐辛子は焼いて削り節と醤油で和えてありました。大ぶりな万願寺唐辛子はあと引く辛さで美味でした。
ひと通り盛り付けても1皿では入り切りません。そしてどれも美味しい。拍手です。
比べるのもアレですが、例えばプリンス宝ヶ池のカクテルタイムのオードブルよりもはるかに充実していると感じます。すごいぞ、チャプターデイライト🍀
チャプターブレックファスト
朝食も今回はフルビュッフェ対応になっており改善していました。前回訪問時は、「お客様からのご要望にお答えしたヘルシースターターブレックファスト」と銘打って、サラダなどの簡素なコールドミールとパン、ドリンクのビュッフェをプラチナエリート会員以上の朝食サービスとし、追加で2,000円程度支払うとホットミールも含めたフルビュッフェをいただけるというシステムでした。特にビュッフェコーナーの真ん中に、ここから左のコーナーはフルビュッフェのお客様用のような表示があったのには、プラチナエリート会員以上が何故か格下げされてる感があり非常に違和感を感じたものでした。それでは、以下改善された朝食ビュッフェ内容をご紹介します。
朝食会場もやはりチャプター・ザ・グリルです。混み合う前の朝イチがおすすめです。
基本、暖色で明るさを控えた館内ということもあって、朝は窓からの明かりがとても爽やかに感じます。
窓側席は目隠しの植栽越しに通りの景色が見えます。通勤の方の姿も見える中、ダイニングの爽やかな空間に非日常な時間を感じられました。
華やかなビュッフェテーブル。フルビュッフェはやはり嬉しいですね。テンションが上がります。もりもり食べたくなりますね🍴
ずらりと並ぶ料理の数々。コーナーからのビュッフェテーブルの景色はいつも素敵です。チャプターブレックファストもまた然り。
ドリンクコーナーはオレンジにアップルやミルクも加わり豪華に。
パンコーナーはよもぎロールやプチノアなど種類豊富。トースターもあります。
パン・オ・ショコラを中心にデザートになりそうなデニッシュもありました。
サラダコーナーの充実ぶりにも目を惹くチャプターブレックファスト。
いろんな種類の野菜を少しずついただけるのが嬉しいです。
コーンのほか、豆サラダやオリーブもありました。凝っていますね。
フルーツはスイカ、メロン、ブドウ、パインがありました。スイカは夏らしくて嬉しいですね。
料理の名前を失念しましたが、スフレのような食感で、淡目の味のオードブルでした。
点心もありました。辛子醤油で美味しいく頂きました。
湯豆腐は京都らしいですね。取り分けたら温かいうちにいただくのが吉です。
ご飯はコシヒカリでした。ご飯に乗せて混ぜてのおかずが多いので、ご飯がすすみます。シンプルに卵かけご飯に削り節は最高でした。
うどんがあるのは、ごはんが重めに感じる方には嬉しいと思います。ごはん派の私もしっかりうどんも頂きました。
うどんに入れる具材も豊富です。九条ねぎはたっぷり入れました。柚子のアクセントも良いですね。
個人的にはこのコーナーが惹かれました。半熟卵に削り節、素敵です。シンプル・イズ・ベストなコーナーです。
漬物コーナーも充実。ごはんのお供に最高のオプションです。
おばんざいが豊富なのも京都ならでは。賀茂茄子の揚げ浸しなんてご当地ならではですね。
野菜のスクランブルエッグなど洋食に和のテイストがあるのも好感が持てるひと工夫ですね。
焼魚は鮭でした。もちろん薄味です。切り身が厚く存在感がありました。
ハッシュドポテトはお子様にも大人にも人気がありました。こってりが欲しいときに嬉しいです。
ベーコンとソーセージ。べーコンは厚切りで肉々しくて美味。ソーセージも良いやつですよ、これ。
イベリコ豚の生ハム、脚ごとの豪快な眺めです。すごいぞチャプターブレックファスト。
各種ハム類とスモークサーモン。どれも美味しそう。コールドミールもひと通り揃っていて丁寧な品揃えです。
ナッツとドライフルーツ。種類豊富でこれはたくさん頂きました。朝のドライフルーツは何だか元気が出ます。
フルーツが盛られていました。リクエストすればカットしていただけいるのかもしれません。
チーズも頂きました。チーズを挟むとまた別の料理に食欲が湧いてきます。
パンケーキやワッフル。大人はもちろんですが子供にも喜ばれますね。
色々と欲張って盛り付けてしまいました。それだけ豊富なビュッフェで素晴らしかったです。
また食べたいと思えるビュッフェ内容でした。マリオットボンヴォイホテルの中でも高いレベルにある朝食だと思います。
フルーツまで美味しくいただきました。本当に凄まじいV字回復の内容の朝食には感心しました。ご馳走さまでした。
(注)同ホテルは経営母体のサンフロンティア不動産株式会社が2022年8月31日にホテルの売却、引渡しを行ったため、HIYORIの名称は同年9月末までとなっており、以後はチャプター京都トリビュートポートフォリオホテルとして営業しています。マリオットボンヴォイ参加ホテルであることに変わりはないようです。現在のサービス内容は今回の宿泊記の内容から変更されている場合があります。
【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮(2022.10.29~30)
2022年10月2度目のザ・リッツ・カールトン日光に泊まった後泊に滞在したフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮の宿泊記です。今回は既に奥日光を観光後の滞在でしたが、奥日光からいろは坂を下って到着まで50分程度と立地も良く、実は奥日光観光の拠点にもぴったりだと感じました。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
ホテル外観、ロビー、共用スペース
ホテルは近代的でモダンな外観。天気にも恵まれ青空に映えまくりです。車で東北自動車道宇都宮ICや日光宇都宮道路徳次郎ICから5分程度なので、下道での渋滞がなくストレスフリーで到着できるのは嬉しいですね。青空ならなおのこと到着時にテンションが上ります。
3階建てで横長のホテルは周囲の景観にすっかり溶け込んでいて違和感がありません。駐車場はホテル脇を下ったところに広い駐車場がありますが、できればホテル正面の駐車場に停めたいところです。目の前で利便性が高く、部屋からも見えてホテルの景色と一体になった感じがします。
ホテルの正面から。四角いホテルの造形と青空がとても映えて素敵です。たくさんの植栽も自然の中に佇むホテルを演出しています。
玄関を入ってすぐ右手に広がるロビースペース。とても奥行きがありフェアフィールドの中でもかなり広い部類の造りだと思います。窓も大きく日差しも明るく照らすため、自然の調光と木の内装との調和がよく取れています。
ロビーには大きな木のテーブルとソファがゆったり配置されており、窓側を向いた椅子も並んでいます。奥にはコワーキングスペースのテーブルも。
ロビースペースから見たテラス席。大きなガラス張りのため室内とテラスとの一体感があります。テラス席は必ず木々の緑で囲まれており、フェアフィールドの庭としての役割も果たしています。
どのフェアフィールド道の駅シリーズにもある郷土品の展示スペース。その土地の風土に特化した展示物なので、土地柄を感じられて興味深い内容です。
共用スペースのキッチンにあるコーヒーマシンです。程よい酸味の美味しいコーヒーです。アイスがお勧めです。
テラス席
テラス席は広くはありませんが日当たりがよく、ちょっとした休憩にもここで過ごすことで豊かな時間を過ごせます。朝食もここで食べると外の空気が気持ち良いですよ。
テラス席の景色を別角度から。テラス席と駐車場とを行き来できる通路があり、フェアフィールドとしては珍しい造りです。駐車場からショートカットでホテル内に入れます。
テラス席にある寝そべることができるデッキチェアーです。コーヒーを飲みながら寝そべるのがお気に入りです。
ゲストルーム(シングル2台)
3階のろまんちっく村側のお部屋を用意して頂きました。
入ってすぐに洗面台があります。オープンスペースでどこにいても顔が見えるのが特長のお部屋です。部屋は25平米とまずまずの広さです。
ツインのシングルベッドにソファとテーブル、冷蔵庫が配置されています。コンパクトかつシンプルで、居住スペースとしては使い勝手の良いお部屋です。
造り付けのソファの背中には窓があり、3階からの景色は窓の中にもう紅葉が映っています。
さらに窓際に立ち、窓越しに見える景色です。紅葉の向こう側にはろまんちっく村にある温泉施設「ヴィラ・デ・アグリ」が見えます。
ベッドルームから洗面台、玄関側を見た室内。部屋のほぼ中心にある洗面台が居住空間を上手に間仕切りしていて部屋は広く感じます。
優しい色合いの木の壁に組み込まれたテレビ。大きくて見やすく、ベッドに寝そべりながらゆったり見ることができます。
朝食BOX
朝食はそれぞれのフェアフィールドごとに地産のお弁当があり、希望する場合は原則1週間前の予約で購入(1つ2,000円)することができます。プランの中にはお弁当(朝食BOX)付きのプランもあります。今回は朝食付きで宿泊予約していました。
朝食BOXは道の駅にあるレストラン「麦の楽園」で作っています。一重ですが横長でかなり大きなお弁当です。お弁当にはカップのお吸い物が付いています。以前に食べたことがありますが、その時と見た目も内容も変わりはありませんでした。
野菜、根菜類は基本的に酢で締めてありマリネのような感覚で楽しめます。肉は鶏肉で炭焼きやボイルしたものが入っています。いずれも薄味で優しい味付けです。おかずの下にご飯が敷いてあり、お腹いっぱいになります。お高めのお弁当ですが、また食べたくなる美味しいお弁当です。朝のテラス席で食べました。
ろまんちっく村 竹林の小径
ろまんちっく村はレストラン「麦の楽園」が洋食が楽しめ使い勝手が良く、野菜や果物、お土産などを売っている物産館では近隣の食堂が作ったお弁当も種類豊富でした。食には事欠かないと思います。広大な敷地には散歩のコースがあり、竹林の散策を楽しめます。
竹林の散策はゆったり歩いても30分〜40分くらいで1周できます。途中には鶴もいてなかなか珍しいのではないでしょうか。ホテルでゆったり、道の駅でお腹いっぱいに、竹林の散策でリフレッシュ、そんなのんびりとした滞在を楽しめました。
【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光(2022.10.22~23)
ザ・リッツ・カールトン日光に宿泊した翌日に宿泊したフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光。過去に何度か滞在経験があります。フェアフィールド道の駅シリーズのホテルにも関わらず道の駅に併設していないホテルですが、車で日光東照宮まで10分程度、中禅寺湖まで40分程度と立地は抜群です。今回はごくシンプルな滞在でしたが、最寄りの美味しいレストランも含めた宿泊の記録をぜひご覧いただければと思います。
ホテル外観、ロビー、共用スペース
フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光の外観。小さい木ですがもみじの紅葉がアクセントになっていて素敵なエントランスです。
ロビースペースは広く、暖色の灯りが落ち着く雰囲気を演出しています。右手奥に見えるのはチェックインカウンターです。
大きな四角いテーブルとゆったり座れるふかふかのソファや椅子はフェアフィールド名物ですね。食事にも寛ぐにも便利な共用スペースです。
コワーキングスペースもあります。アクリルパーテーションもあり感染症対策もしっかりされています。
日光にちなんだ郷土品のや書物があります。興味深く拝見しました。
製氷機の氷はアイスコーヒーに使用するほか、ペールを使って部屋に運ぶこともできます。トースターはバルミューダーでパンを美味しく温められます。
コーヒーマシンではコーヒーと給湯ができます。ティーパックや味噌汁は後ろのスペースに置いてあります。
こちらはテラスエリアからのホテル外観です。テラスへの入口が見えますね。
テラスエリアはウッドデッキで本館から繋がっています。フェアフィールド日光の中で、私の一番のお気に入りスペースでもあります。
広々としたテラス席。こちらのテラス席スペースは、フェアフィールドの中でもトップクラスに広い部類だと思います。デッキチェアに寝そべると目線に遠くの山が見えるのもいい感じです。
朝食をテラス席で取りました。雰囲気も良く外の空気が心地よいです。パンは日光駅の近くのパン屋で買ったほか、前泊したザ・リッツ・カールトン日光で食べきれずにテイクアウトしたキューブパンを頂きました。ドリンクはロビーでいれたアイスコーヒー。味噌汁もいただきました。
3階シングル2台 ゲストルーム
フェアフィールドのゲストルームはツインかダブルの2タイプのみで、アップグレードサイズの部屋はありません。今回はシングル2台のツインルームを予約していました。
部屋に入ってすぐに洗面台やお手洗い、シャワールームがあります。奥はベッドとソファのあるリビングです。間仕切りは寝室と洗面台の間に可動式のスライドドアがあるほかはオープンスペースになっていて、とても開放感があります。
暖色の灯りが優しい雰囲気です。木のぬくもりを感じる和モダンなお部屋です。
テレビはベッドの目の前の壁にあります。部屋の広さは25平米ですが、ベッドを中心にしたレイアウトの部屋は思いのほか広く感じられます。
ソファは造り付けで小さめですが、これがあるとないとではくつろぎ度が全然違います。丸テーブルもあって何かと便利です。窓からの景色はホテル背面だったため民家や貯水槽ビューでした。景観はホテル正面側のほうがおすすめです。
ミニバーコーナーです。珈琲や紅茶はロビーでフリードリンクをいただくほうが雰囲気もあって美味しく感じるかもです。ミニバーコーナーの下は冷蔵庫があります。
シャワールームはレインシャワー付き。丸椅子もあります。
CAFE&KITCHEN K(夕食)
CAFE&KITCHEN K(カフェキッチン K)はフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光から車で3分ほどにあります。カウボーイカフェのコンセプトで、店舗外観も西部劇に出てくる駅舎をイメージする建物。店舗内もカウボーイや古き良きアメリカをイメージさせるディスプレイがお洒落で素敵です。そうした様々なディスプレイや食事の盛り付けなどを含め、実のところ相当に繊細なセンスを感じます。
ネットで同店を調べると様々な意見や感想がありますが、実際に何回か行ってみて感じるのは、実は繊細で人間味ある優しいオーナーで、それが店舗装飾や料理に率直に現れているということ。お客様とありのまま接するオーナーの気質に気づけば、この店の良さが浮かび上がるように見えてくると思います。ぜひ訪れてみてください。食事はどんな高級ホテルの料理にも全く引けを取らない、美味しい料理です。特にローストポークはぜひ味わっていただきたいです。
メニューは黒板に手書きされています。どれも美味しそう。今日は前回も食べた真空低温調理のローストポークとカウボーイカレー、そしてプチケーキセットをオーダーしました。
和風ソースもとびきり美味しいローストポークです。お肉は柔らかくて口の中でほろほろと解けます。歯が要りません。付け合せの野菜も彩り良くたっぷりとあります。美味しくて毎回オーダーしてしまう一皿で、これだけを食べに来る価値のあるお気に入りです。
カウボーイカレーは見た目にもワイルド。野菜たっぷりなのも嬉しいですね。味はピリッと引き締まったスパイスカレーですが、食べるほどに旨味も口中に広がって一気に食べてしまいます。カレーの具材にも低温調理のポークが入っています。
プチケーキセットはとてもお得なデザートです。この日はアップルパイケーキでしたが、お皿のパウダーシュガーで彩ったカウボーイのくり抜きが何ともセンスの良さを感じて素敵ですね。味ももちろん美味しかったです。