【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2022.5.12~14)
いつかは泊まりたいと思っていたザ・リッツ・カールトン。でも自分には無縁かもと思っていたザ・リッツ・カールトン。そんな憧れのホテルにポイント宿泊ながら泊まるチャンスが訪れました。選んだのは栃木県は奥日光に佇むザ・リッツ・カールトン日光。贅沢だけれどせっかくだからと連泊で泊まってきました。初めてということもあり、アフタヌーンティー、ホテルでの夕食、朝食と目一杯満喫して楽しみました。そんなドキドキワクワクの滞在だったため、かなり膨大で長編の記事になってしまいましたがご覧いただけたら嬉しいです。
- エントランス
- ホテル外観、庭園
- ホテル内施設
- 中禅寺湖ビューダブルルーム(3階)
- アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
- レークハウス(夕食)
- 日本料理byザ・リッツ・カールトン日光(朝食)
- 鮨 くろさき(夕食)
- 御守り
エントランス
初リッツ日光は車でアクセス。いろは坂を上りきってトンネルを抜けると、すぐ左に車のエントランスがあります。
入口には石造りのホテルエンブレムがどっしり構えており重厚感があります。
車のエントランスの先には、中禅寺湖や華厳の滝方面から歩いてホテルに入れる小さなエントランスがもうひとつあります。
ザ・リッツ・カールトン日光のロゴに、改めて遂に来たんだと感動。そしてドキドキワクワクです。
車のエントランスを抜けてホテル正面まで来ました。車はバレーパーキングで預けます(1泊3,000円)。降りると鐘がありました。この鐘はチェックアウトの時に鳴らしてもらえたりします。
外玄関のマットにもリッツのロゴが。マットひとつでこれだけ様になるなんて…と感嘆。両サイドの石造りの壁面が神殿ぽくて厳かです。
ロゴマットを超えてすぐ右には大きなオブジェが。まだ館内に入る前なのにお洒落で思わず足が止まります。
ホテル外観、庭園
ホテル庭園からの建物外観です。泊まった期間はあいにくの曇りや雨で、晴れ間はありませんでしたが、お天気に関係なく映えまくりのホテル建物はさすがです。
青空がバックでなくても映える落ち着いた印象の建物と鮮やかな芝生です。建物はレイクサイドビューの客室棟です。
レイクサイドビューの客室棟とレストランのレークハウス棟。真ん中の木は後の秋の季節にシンボル的な紅葉を見せてくれます。
レイクサイドビューの客室棟は廊下で繋がりもう一棟あります。今回泊まったのは右側の棟です。
右側のレイクサイドビュー棟の1階は、日本料理byザ・リッツ・カールトン日本のレストランです。
中禅寺湖側から見たレークハウス正面。ボートハウスをイメージさせる建物です。
日本料理byザ・リッツ・カールトン日本のテラス席。お天気が良い日はこちらの席で食べる朝食も気持ちよさそうですね。
庭園から見た男体山。この日は雲が多く山頂は雲で隠れる時間帯が多かったです。でも、間近で見る男体山は奥日光に居る喜びを感じるランドマークです。
庭園から見た朝の中禅寺湖。この日は雲や霧がかっていましたが、それはそれで幻想的でもありました。
庭を散策しながらレークハウス裏側へ。休憩できるウッドデッキがありました。お散歩にちょうどよいです。
リバーサイドガーデンビュー棟。1階にも客室があるのが特長です。目の前は大谷川(だいやがわ)が流れます。
リバーサイドガーデンビュー棟を見上げました。バルコニー前に背の高い木々が並んでおり、紅葉の季節はこの木々が秀逸な景観になります。
リバーサイドビュー側の裏庭から見た大谷川。綺麗なグリーンの水面です。
ホテル内施設
玄関にはそれはそれは大きな背の高い自動扉がありました。扉が開き、いよいよザ・リッツの世界に突入です。
ロビーに入ってすぐ右には待合スペースがあります。こちらはチェックイン会場やチェックアウトのウェイティングスペースに使用されます。また、アトラクションの集合場所でもあります。とても落ち着いた雰囲気です。
待合スペースのお向かいには、立て掛けの壁にパネル絵画がありました。立て掛けの向う側はレセプションです。
レセプションは3席あります。ホテルの規模からは3席では足りないため、特にチェックアウトの混雑時は待ち時間が生じます。このあたりはひと工夫が求められることろですね。チェックインはザ・バーやライブラリースペース、ロビーラウンジなどを使用して分散受付をするためさほど待ち時間はありません。
館内から小さな中庭スペースが見え、ミニ庭園になっていました。さり気なく鑑賞できる癒やしの風景です。
レセプション奥に見えたもう一つのプチ庭園です。
ザ・バーです。壁には高級なウイスキーがずらりと並びます。チェックインはこちらに案内いただき、ウエルカムドリンクの柚子スパークリングジュースもこちらのカウンター席で頂きました。
夕暮れ時のザ・バーです。食後にここで1杯なんて良いですね…🥃素敵な雰囲気が伝わってきます。
ザ・バーの隣にあるライブラリースペースと暖炉。こちらも大きなソファがあり落ち着いた空間です。
ライブラリースペースの暖炉。向う側はロビーラウンジです。両側から共用の暖炉になっています。
ライブラリーエリアには天体望遠鏡🔭がありました。窓から見える庭園の景色も素敵ですね。自然あふれるザ・リッツカールトン日光らしい風景です。
本館1階のメインスペースと言っても過言ではないロビーラウンジ。こちらでは営業時間内にアフタヌーンティー(予約制)を頂くこともできます。
ロビーラウンジの大きな壁画。とても大きいですが落ち着いていて館内の雰囲気に合っています。
ロビーラウンジのソファ席。営業時間外は思い思いにゆったり寛ぐスペースとしても利用できます。
広々としたロビーラウンジのスペース。大きな窓からは庭の景色も見えて素敵です。
夜のロビーラウンジは昼間とはまた違ったムードある空間になります。
ロビーラウンジの暖炉と周りのソファ席。どの席からも暖炉が見えるのが良いですね。
暖炉の灯りがとても優しく暖かい雰囲気に。この席で今日あった楽しかった出来事を語らいました。
ロビーラウンジのテラス席。こちらでアフタヌーンティーを頂くこともできます。お天気が良ければ見晴らしも良くて極上の席ですね。
薪を炊いて暖を取ることができるようです。秋や冬には大活躍するのかな?でも外はそれ以上に寒いかも。
本館1階のメイン廊下。レセプションやレークハウス方面から客室棟や温泉棟を繋いでいます。
廊下途中にリッツライオンなどのディスプレイがありました。
見ざる、言わざる、聞かざるの3ざる仕様のお茶目で可愛いリッツライオン🦁
お部屋にもある風呂敷バッグのディスプレイ。造りは簡素ですがとてもお洒落です。
レイクサイドビュー棟の1階は温泉棟への入口にもなっています。エレベーターホールは長椅子もありました。至るところで休めるスペースがあるのが嬉しいですね。
温泉棟の長い廊下。暗がりと白い間接照明が、まるで神殿🏛のような厳かな静寂の雰囲気です。
湯上りにもゆったりできる待合室。外の景色は温泉の露天風呂からの景色と似ています。
待合室は椅子がいくつかあり、こちらでミネラルウォーターを頂くこともできます。
ザ・リッツ・カールトン日光の温泉♨は奥日光元湯温泉から源泉を引いています。白濁の硫黄泉のお風呂は露天風呂がおすすめです。身体に硫黄の香りがたっぷりと染みるような濃い泉質でした。
中禅寺湖ビューダブルルーム(3階)
リッツ日光は2泊とも50,000ポイント、60,000ポイント利用です。ザ・バーでウエルカムドリンクを頂き、アフタヌーンティーを楽しんだ後、スタッフの方に連れられて案内頂いた部屋はアップグレードされたレイクサイドビュー3階の客室でした。何をリクエストした訳ではないので、プラチナの力なのか、初回限定のホテル戦略なのか、はたまた…定かではありませんが嬉しい限りです。
宿泊したレイクサイドビューのエレベーターホール。リバーサイドビューにはないエレベーターホールの広さで長椅子もありました。
長い廊下も落ち着いた雰囲気で素敵です。部屋番号はドアの隣にある丸い満月のようなオブジェのなかに表示されています。
ルームカードキーは木で出来ていて、なかにICチップ内蔵のようです。お洒落ですね。
玄関はとても広く、腰掛けの前には木のサンダルがありました。浴衣に合わせて履いて館内を移動できます。履き心地はかなり硬くて歩きにくさはあります。
部屋に上がるとデザインされた木の衝立があり、すぐにソファがありました。着替えたり荷物を置いたりと使い勝手の良いソファです。
玄関脇に大きなウォークインクローゼットがあります。大きなスーツケースやカバンもこれだけの広さがあればすっきり収まります。もちろん洋服もたっぷり掛けられます。部屋の中に荷物を広げずに済むのでこれは有り難いですね。
クローゼットには浴衣がかけてあります。白基調で優しい色味。館内を歩いていても旅館ぽくなくて良いですね。
ベッドエリアです。大きなキングサイズのダブルベッドは高さも硬さもちょうど良く泊まったマリオットボンヴォイホテルの中でも1番の寝心地です。
ベッドエリアと奥のリビングエリアはガラス扉で仕切ることもできますが、透明なガラスなので視界を遮ることはなく、とても開放感があります。玄関からバルコニーに向かってとても視界が良いです。
リビングから見たベッド。ベッド周りのスペースも広く、快適に過ごせます。
ベッドの両サイドには室内の照明や窓の遮光カーテンの開閉などを集中管理するスイッチがあります。もちろん充電コンセントなども複数あります。
ドレッサールームの衣装棚です。バスローブも掛けてあります。
ドレッサーは左右に独立して2つあります。2つあることで利用の際に重なることがなく便利です。
右のドレッサーはすぐ隣がバスルームです。
バスルームはシャワースペースも広く洗い場もゆったりとしています。シャワーはレインシャワーもあります。
バスタブからの景色もレイクサイドビューです。この景色なら朝風呂も入りたくなりますね。
夜は部屋明かりが扉ごしに綺麗に見えます。写真では伝わりにくいですが、これは素敵な優しい景色でした。
ベッドスペースから見たリビング。ベッドスペースからも窓の先には庭の木々と中禅寺湖が見えます。
リビングからは中禅寺湖と男体山が良く見える贅沢な景色で感動しました。バルコニーの灯りがまた素敵な雰囲気ですね。
バルコニーにもソファがあり、外の風に当りながらゆったりと過ごせます。私のお気に入りの場所でした。
リビングのソファとテーブル。こちらが部屋で過ごすメインスペースです。テーブルの上にあるのは風呂敷の手提げ。館内に持ち歩いて利用でき、浴衣にぴったりです。主に温泉利用に活躍しました。今回はチェックイン手続きもこの席で行ないました。
バルコニーソファからはこのような景色を楽しめます。男体山は見える様がどんどん変わってゆくため飽きません。
リビングとバスルームは扉を開閉することで視界が繋がります。考え尽くされた空間の設計に感心します。
リビングは広々としてゆったり。インルームダイニングもこのスペースなら快適に楽しめそうですね。むしろインルームダイニングを楽しみたくなる非日常なお部屋です。
ミニバーコーナーは大充実です。ネスプレッソマシンや紅茶は自由に頂けます。日本茶のセットもありました。冷蔵庫の中は有料のドリンクやアルコールがありますが、少しスペースに空きがあるので持ち込んだドリンクも冷やせます。
茶道具のセット。電気ケトルもあるのでお茶もすぐに淹れることができます。ホテルでこうしたお茶の用意はなかなか珍しいですね。
壁には可動式の大画面のテレビがあります。ちょうどベッドスペースとリビングの間くらいの位置にあるので、テレビを左右に角度を変えると見やすくなります。
ターンダウン後はバルコニーのランプが灯ります。ここで夕方にコーヒーを頂きました。素敵な時間でした。
バルコニーからの男体山。まさに目の前にあります。まるで男体山に見守られているようです。
バルコニー正面には中禅寺湖が見えます。まさにレイクサイドビューで素敵でした。ポイント泊だとアップグレードされない限り見ることが出来ない貴重な景色です。
テーブルにはウエルカムスイーツの箱がありました。こうしたサービスがあることは知ってはいましたが、やはりテンションが上がります。
2段の小箱のうち、1つ目はおかきとチョコ掛けのクルミでした。
もう1つの小箱はイチゴでした。これは栃木らしくて嬉しいですね。
ターンダウン後にはドライフルーツの小箱が新たに置かれていました。メロンのドライフルーツでした🍈
2日目のターンダウン後のドライフルーツはみかんでした。これも美味でした🍊
嬉しくて揃って写メりたくて一堂に置いてみました。ラグジュアリーホテルならではのサービスですね。この後に美味しく頂きました。
アフタヌーンティー(ロビーラウンジ)
ホテルに到着しチェックイン後、ウエルカムドリンクを頂いた後に予約していたアフタヌーンティーを楽しみました。場所はロビーラウンジ。完全予約制の1人6,500円でアメックスの割引適用はありません。
ロビーラウンジはこの記事内の「ホテル内施設」でも案内していますが、暖炉があったり大きなソファがたくさんあったりと、非日常なゆったりスペースの空間です。
アフタヌーンティーで案内頂いたのは窓側席でした。これはリクエストしていましたが見事叶いました。席からは窓の外に庭の景色が良く見えます。
外のテラス席も見えました。こんな景色のシチュエーションで頂けるなんて素敵です。アフタヌーンティーは神戸のメリケンパークオリエンタルホテル以来ですが、ヌン活初心者の私としては身に余るこれ以上ないゴージャスなアフタヌーンティーです。
今回はこの季節の「サクラベリー エクスペリエンス」です。色んな苺にちなんだスイーツが目白押しの内容です。メニューから想像しながらアフタヌーンティーの到着を待ちます🍰
お茶のメニューです。1人1種類を選べます。今回は2人でかぶせ茶と紅茶(茨城)にしました。
お茶を選ぶに当たり、スタッフの方が茶葉のサンプルを持ってきて、香りや色味を見せながら説明してくれました。
先に運ばれてきたのは冷たいお茶です。これは皆に振舞われるようで、確かかぶせ茶の冷茶だったかな?とても甘く味わい深くて目からウロコの美味しさでした🍵
色合いが見事なグリーンティーですね。冷たいことで味わいがよりくっきりと分かった気がします。
温かいかぶせ茶も甘味がすごい。表現があれだけど、上質なお茶をちゃんと頂くと、普段飲んでいるのと全く別物だと分かります。
紅茶は大人な感じのやや濃いめの味わい。香りがとても芳ばしい☕️湯呑み茶碗で頂く紅茶が新鮮でした。
フードのトップバッターはスコーンでした。プレーンと紅茶のスコーンです。ジャムは苺ジャム。美味しいけれど、スコーンにはやっぱり紅茶が合いました。
そしてそしてスイーツタワーが登場🗼美味しそうなのはもちろんだけれど、見た目がもう美しい。食べるのがもったいない&アイドルすぎて写メ撮りまくりで食べ始めに時間が掛かります🍀
苺が映えまくりです🍓下段のフードも変わったビジュアルで興味津々です。2人分が1つに収まっているので、品数も多く、よりゴージャスなアフタヌーンティーに見えますね。
上段は苺中心の一口サイズの軽めのスイーツ。お花畑のように華やかなスイーツですね。これ絶対に甘くて美味しいやつです。
ミルキーベリーは少しねっとりした食感で優しい甘味、タルトによく合います🥧ピスタチオ大好きです。
とちあいかは苺の中で1番甘かった。メレンゲの土台との食感のハーモニーが楽しい🍓
トロトロのゼリーの中にとちあいか。これみんな好きなやつです、間違いない美味しさ🍓
ケーキ系のややボリューミーな苺スイーツの中段。食べ応えのある美味しい苺スイーツはみんな大好きです。
とちおとめのほのかな酸味とチーズケーキの甘味がちょうど良いバランス。桜の花びらゼリーも食べられます。
爽やかに甘いスカイベリーのムースが柔らかいフィナンシェの食感とベストマッチ。
苺のショートケーキは王道たる美味しさ🍓なんだかんだで苺スイーツの中で安定感のある4番バッターです。日光御養卵を使ったスポンジ生地も色味からして美味しさが伝わると思います。
下段はこれだけでランチの一皿になりかねないくらいの完成度の高さ。見た目も美しい。おかずと比べたら大変失礼ですが、おかず以上に美味しいです。
キッシュはまるでオードブルでまとめ上げたケーキのよう。ベーコンが味わい深く、ネギと豆の食感も良いです。見た目にも上品な一品。
オマールとクリームがコロッケに包まれた創作の一品。程よいボリューム感もあり味しっかり目。思わず白ワインが欲しくなりました。
黒毛和牛はレアでほぼローストビーフを叩いたもの。朝食のローストビーフよりもこちらのサンドイッチでいただくローストビーフの方が口中で味が鮮明に伝わってきました。
冷製ヴィシソワーズは期待通りのコクある味わい。ケールのくさみは全くありませんでした。
アフタヌーンティーを食べ終わり、もう満足の満腹状態になりました。価格相応の価値のあるアフタヌーンティーでした。
レークハウス(夕食)
初上陸のザ・リッツカールトン日光、となれば夕食もぜひここでと、レークハウスも予約していました。予約したのは眺望の良い窓側席。ご案内いただいたのは2階の窓側席でした🍀
館内からレークハウスへ繋がるエントランス。館内1階とレークハウス2階が繋がっています。訪れたのはこの季節はまだ外が明るい17時でした。
エントランスにあるメニュー。コース料理の値段は決して安くはありませんが、アラカルトで頼んでシェアすると値段相応からリーズナブルであることが後に分かり発見ででした。
エントランスからレークハウス棟に繋がる外通路。日が暮れるとぐっと雰囲気が出てきます。
レークハウス入口に到着です。ウッドデッキでこれから乗船する気分になります。
2階の窓側席からフロアを見渡した眺めです。まるで豪華客船のレストランによう。シャンデリアも素敵過ぎです。
座った席のすぐ後ろは吹き抜けで1階が見えました。石造りは1階で暖炉になっています。暖炉が見える席も良さげですね。
さっそくグラスワインをいただきました。ココファームワイナリーの「ぴのろぜ」です。果実の奥にほのかな甘さ、蜜蝋のニュアンス。セメダイン。香りも味わいも一定の複雑さを備えていました。
バケットは巾着に入ってさり気なくサービスされました。巾着が余熱で温かいです。
バケットは歯応えのあるしっかりハードタイプ。美味しいです。
ここからの料理はアラカルトをシェアしました。美味かつボリューム満点の量で提供されます。シェアすることで結果的にお得感がありました。言い換えればシェアしないと1人ではとても食べきれない量です。
レークハウスのミネストローネは具材の歯応えがしっかり残っており、トマトスープと良く絡んで美味しい。絶妙な程よい酸味です。写真はシェアした後の1人前です。
日光HIMITSU豚のカツサンドイッチはユニオンソースがカツに染み込んでいて美味。サンドイッチをフォークとナイフで頂く醍醐味を体験しました。付け合わせはサラダかフライドポテトを選べます。
ピッツアマルゲリータは今日イチのボリューム。これ2枚でお腹いっぱいになる満足感があります。もちろん味も絶品です。
ひととおり食べ終え、料理3皿で10,000円を切る値段でアメックスの割引も利きます。このクラスのホテルとしては大変お値打ちです。ごちそうさまでした。
日本料理byザ・リッツ・カールトン日光(朝食)
実は初ザ・リッツカールトン日光の滞在で一番楽しみにしていたのが朝食。ネット情報で予めゴージャスで日本一の朝食と言っても過言ではないレベルとの情報を見ていました。
朝食会場は日本料理byザ・リッツ・カールトン日光でいただきます。チェックイン時に7時で予約をしていました。お店の入口を入った奥に受付があります。
入口に掲げてあるメニュー。今回は初めてなので洋朝食と和朝食をオーダーしてあります。
店舗通路も和の趣に溢れていて素敵です。一歩歩き進めるごとに幸せな時間が近づいてくるのを感じます。
受付前の風景。壺(鉢)がゴージャスです。それでは名前を伝え席に案内していただきます。
席につくと、目の前にはデザートなどが並ぶビュッフェ台がありました。店内も広々としています。これはテンションが上がってきます。
案内いただいたのは一段上がったところにある室内中程のテーブル席。店内を見渡せ、高い目線には広がる庭も視界に入ります。テーブルも広くゆったりしています。向かい合わせで座るもよし、隣同士に並んで座ることもできます。お勧めです。
テーブル席のエリアの更に奥にはカウンター席のある部屋もありました。
窓の外にはテラス席もありました。緑に囲まれた雰囲気でより湖を近くに眺めながら食べるのも気持ち良さそうですね。
改めてデザート類のビュッフェ台です。メインが運ばれてくるまでに何往復もしたくなりますね。
それでは、1日目の朝食です。
朝食のメニューです。パンは和朝食にも洋朝食にも両方に付いてきます。飲み物もオーダー方式でおかわり自由です。とことん甘いりんごジュースも、自然な酸味が印象的なオレンジジュースも美味でした。
まずパンが運ばれてきました。キューブパンとクロワッサンは固定で、もう一品が日替わりのパンになります。
イチゴジャムとオレンジマーマレード。果実がふんだんにごろっと入っています。
続いて海老原ファームのグリーンサラダ。新鮮で美味しいです。見た目以上にボリュームあるサラダです。ドレッシングは日替わりになります。
和朝食膳です。ローストビーフも入っていました。焼き魚は日替わりになります。この日は銀鱈の西京焼きでした。このほかにごはんと味噌汁、納豆、温泉卵がつきます。もちろんお代わりできます。朝からお刺身も贅沢ですね。
洋朝食膳は卵料理を選べます。やはりエッグベネディクトをチョイス。宝石箱のような、見た目にも綺羅星の如き品々です。
エッグベネディクトは卵がとろっとして味も濃くてすこぶる美味でした。
朝からローストビーフなんて非日常の極みですね。肉はやや固めでした。
ドリンクはオーダーメニューの他にもビュッフェ台から自由に飲めます。栃木のレモン牛乳もありました。もちろん定番の牛乳も。
コーヒー牛乳もありました。コーヒー牛乳を見つけたら絶対にスルーできないのは私だけでしょうか。お代わりもしてしまいました。
シリアルももちろんありました。小さな瓶に入っているので注ぎやすいです。
プレーンヨーグルトと林檎ヨーグルト。フルーツのヨーグルトは苺と林檎が日替わりです。
パンナコッタ2種類とミューズリー。パンナコッタはきな粉のパンナコッタがプリンと日替りで交代制です。きな粉のパンナコッタも美味しいです。
ヴィーガンパンナコッタとミューズリー。個人的にはヴィーガンパンナコッタはやや苦手な味でした。
お食事の最後には珈琲か紅茶をオーダーで頂けます。
続いて2日目の朝食です。
2日目の朝食のメニューです。1日目の内容との違い探しも楽しいです。2人とも和朝食膳にしました。
パンが運ばれてきました。日替わりパンはパイ生地のパンです。木のバスケットに入っているのもお洒落ですね。
じっくり食べ進めるとパンだけで満足してしまうほどレベルが高いです。このあと、食べきれないときはテイクアウト用の袋をもらえることを知りました。
この日の和朝食膳の焼き魚は銀鮭の塩焼きでした。辛子明太子もありました。ご飯が進みまくりです。お代りすると、察してくれたのか最初より大きな茶碗にご飯をよそってくれました。
日替わりの苺ヨーグルト。苺はジャムのようなペーストです。プレーンヨーグルトは完全な無糖です。
この日は日光御養卵プリンがありました。こんな濃密で美味しいプリンは生まれてはじめてです。お代わりしました。
日光御養卵プリンと苺ヨーグルト。実は日光御養卵プリンは食事の一番最初に食べて、食後にも食べました。だって本当に美味しいんです。
噂に違わぬ最高の朝食でした。こんな美味しい豪華な朝食を毎日楽に食べれたら、人間だめになってしまいそうな、そのくらい魅了される朝食でした。
鮨 くろさき(夕食)
もう1日の夕食はザ・リッツ・カールトン日光から徒歩1分の好立地にある、お寿司のくろさきさんにお世話になりました。ネットでも口コミが良かったので初来訪です。
インバウンドのお客様にも流暢な英語で対応するお店で、ザ・リッツ・カールトン日光の客層に完全対応しているといえます。店構えも和だけでなくどこかモダンな印象ですね。予約して伺いました。
店内はごく一般的なお寿司屋さんです。カウンター席のほか座敷席もあります。地元の方も訪れていました。とはいえ回らないお寿司屋さんで緊張している私です。
上寿司御膳にしてみました。味噌汁やサラダ、茶碗蒸しも付いています。3,000円弱くらいですがホテルで食べるのと比べれば随分と安く感じられてしまうのが不思議です。味は申し分ない美味しさでした。来てよかったと実感したお寿司です。
中トロもサーモンもイクラも美味しすぎです。もちろんその他のネタも大満足です。大将が一人でせっせと握ってくれました。
こちらは海鮮三色丼。雲丹、イクラ、ネギトロの三色です。味噌汁やサラダ、茶碗蒸しが付いていました。やはり3,000円を少し超える程度。価格相応の満足度がありました。
ウニ・イクラは最強のタッグです。見た目にも艶や照りがたまりません。欲を言えばこの二色がもっと多めに入っていると嬉しかったかも。贅沢ですね。
お腹いっぱいになりました。レークハウスで食べるのと比べたら、和洋の違いはあれど美味しさはまったく引けを取りません。良い店を見つけました。
御守り
チェックアウトの際にもらえる御守りです。シーズンごとに色が変わるようです。貰っておいて言うのもあれですが、もっと丁寧に大事に渡してもらえると、御守りサービスの価値や意義が上がるものと感じました。
今回は朱色の御守りでした。素敵なサービスだとは思いました。
ともあれ、想像以上に素敵なホテルのザ・リッツ・カールトン日光でした。これはもう必ずリピートするホテルです。