【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2023.2.3~2.4)
マリオットのカテゴリー撤廃とポイント泊の必要ポイントのフレキシブルな運用開始に伴い、今や同ホテル泊の必要ポイントは最低でも7万ポイントを超えるものになっています。今回の宿泊は、必要ポイントの見直し前に当時のカテゴリーの5万ポイントで予約していたものです。そんな真冬のザ・リッツカールトン日光の宿泊記です。ぜひご覧頂けたら嬉しいです🍀
- ホテル到着・エントランス
- ホテル外観・ガーデン
- ホテル館内
- ライブラリーエリア
- ロビーラウンジ
- ゲストルーム(レイクビュー・キング)
- ウエルカムフルーツ&スイーツ
- 朝食(日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光)
ホテル到着・エントランス
今回も車でのアクセスでした。華厳の滝駐車場に停め、徒歩でホテルに向かいます。思いの外雪は多くなく、来る途中のいろは坂の路面も、数ヶ所凍結らしきところがある程度でした。
大谷川沿いに佇むザ・リッツカールトン日光。川沿いに見えるのはリバーサイドガーデンビューの客室棟で1階から4階まであり、客室数が1番多い部屋タイプです。今回予約はリバーサイドガーデンビューのツインで申し込んでいました。
徒歩でアクセスすると通用口から敷地内に入るのが近いですが、折角なので車入口側にも足を伸ばしました。石のエンブレムがカッコいいですね⚜うっすらと雪が積もっていて季節感もあります。
通用口から入場しました。こちらにも表札が出ており、外構柵の木の色合いと合ってますね。写真には映っていませんが、個人的には通用口前の歩道に植えられたモミジの木を見るのが好きで、ザ・リッツカールトン日光のシンボルだと思っています。
敷地内のエントランスに向かう小径も雰囲気があります。冬なので木に葉はありませんが、雪に囲まれてこれはこれで素敵です⛄️
エントランスに到着です。カーペットが重厚で映えスポットです。見送りの鐘もあります。石造りの楼閣のようで見た目にもワクワクするエントランスですね。
館内への自動ドアの前にあるオブジェ。男体山を表したアートとのことで、存在感がありますね。出入りの際に必ず目に留まるシンボルです。
ホテル外観・ガーデン
この日は曇の予報。時折青空もありましたが、すぐに雲に覆われるといった天候でした。青空の見えた時に写メってみましたが、いつもながらリッツ日光の建物と青空は映えまくりです。
庭の雪は日当たりがあるのでほとんどなくなっていました。メイン棟の窓ガラスに映る青空も素敵です。それにしても寒く、防寒着でも外に居れるのは10分〜15分くらいが限度です。それくらい厳しい冷え込みでした。
メイン棟と男体山とが両方入るアングルで。絵画のような光景でこの画は気に入っています。建物と山がまるで仲良しで共存しているようです🗻
レークハウスも存在感のある建物です。2階建てだけれど段差に建っているので、2階部分がホテルの1階と同じ高さにあり、庭の景観にとても馴染んでいます。
レイクビュー棟は1階に日本料理byザ・リッツカールトン日光が入っています。2階はレストラン吹き抜けで客室は3階から5階までです。5階からの眺望は視界を遮るものがなく、さぞ爽快なんだろうなぁと想像しつつ、いつかは5階に泊まってみたいものです。
庭から湖畔の眺めです。中禅寺湖が見えて気持ち良いですね。敷地と道路の境がちょうど丘のようになっているので、道路からは庭の中が見えないようになっています。大きな庭ではありませんが、軽く散歩したり、お子様連れは遊ばせたりするのに丁度良いと思います。
夕暮れ時にメイン棟を見上げると明るいお月様が見え、それはそれはとても綺麗でした🌕この日は20時から星空観察のアトラクションも参加し、雲が多く見えた星は少しでしたが、満月に近い月がとてもとても明るく、お月様をたくさん楽しめました🍀
レイクビュー棟も夕暮れ時がとても美しく見えました✨優しい暖色の灯りからは、滞在を楽しむお客様の幸せがほんわかと伝わってくるようでした🍀
ホテル館内
エントランスから大きな自動扉を通って館内に入ります。自動扉は壁一面が扉になっていてかなり迫力があります。
入って右側に待合室があります。小庭が窓越しに見えるスペースで、主にチェックイン、チェックアウトのウェイティングエリアとしての利用ですが、アトラクションの待合せにも利用されています。
左側は日本の歴史画のような美術作品のパネルが壁になっていて、向こう側にレセプションがあります。建物に入って左右の雰囲気だけで、もう格式高い和の世界に誘われる感覚になります。
レセプションを左手に見ながら正面には左右にメインの廊下があり、その壁には真紅のオブジェがあります。
メイン廊下はリバーサイドガーデンビュー棟やレークハウスと、レイクビュー棟とを繋いでいます。木の温もりが廊下や天井、左右の壁に至るまで感じられるとても優しい雰囲気の廊下です。
廊下の途中には箱庭がいくつかあり、四季折々の景色を楽しませてくれます。雪化粧も素敵ですね。
廊下をレイクビュー棟に向かって進むと、突きあたりにまた雪景色の庭が見えました。左手には展示の棚があります。
棚にはリッツライオンや風呂敷バッグなとがディスプレイされており、価格もついているので購入できるようです。館内でも時折リッツライオンを買われたお客様を見かけることがあります🦁
レイクビュー棟1階のエレベーターホールです。ソファがありエレベーターを待つ時間も腰掛けることができる配慮ですね🍀この先に温泉棟があります。
温泉棟への渡り廊下です。屋根の天井にはヒーターがあって、温泉と部屋との往来で少しでも外気の寒さをしのぐことができます。リッツ日光優しい✨
温泉棟に入り、さらに温泉へと続く廊下です。右手にはフィットネスジムがあります。廊下は少し灯りが落ちていて、厳かな雰囲気ある素敵な空間です🛕
突き当たり奥に温泉がありますが、その手前右に湯上がりの待合スペースがあります。席がゆったりと配置され、浴衣で寛ぐことができます。
湯上がりスペースにはお水も用意してあります。これは有難いサービスです。なお、温泉の脱衣場にもお水が同様のアルミボトルで用意してあります。
温泉入口です。ロッカーは番号ロック式で用意されており、衣類はもちろん貴重品も安心して預けることができるタイプです。そして何より温泉が素晴らしい♨硫黄泉は湯の花が舞う濃い泉質で短時間の入浴でも疲れが吹き飛び癒やされました🍀
ライブラリーエリア
ライブラリーエリアは、ディナーでロビーラウンジを利用したり、ザ・バーを利用しない私にとっては正直未知のエリアです。チェックインのウエルカムドリンクを頂く際に案内される以外は、なかなか入る機会がありません。
今回もウエルカムドリンクとチェックイン手続きの場所として案内頂きました。とても広いスペースというわけではありませんが、書籍が高い棚に並んでおり、とても落ち着いたスペースになっています。
窓側から見たライブラリースペースです。両脇にある暖炉も素敵です。本棚と木の温もりが抜群の相性を見せています。
スペースの中央にはテーブルがあります。こちらのテーブルはダイニングスペースとして食事も提供されます。
ライブラリースペースの窓側のソファ席です。大きな窓に囲まれ眺望も良く、何より開放感が素晴らしいです。非日常スペースの極みです。
ウエルカムドリンクで乾杯🥂リッツ日光での素敵な滞在のスタートです🍀この時間がいつ振り返っても幸せで戻りたい時間です。
ロビーラウンジ
ロビーラウンジはアフタヌーンティーを利用するときにお世話になりますが、今回は12月にアフタヌーンティーを頂いた時と同じシーズンメニューでしたので利用はしませんでした。それでも館内を移動したり散策したりする際には必ず目にとまる素敵なスペースです✨
ロビーラウンジの全景です。パノラマのため扇状に見えますが、横長のスペースにゆったりとした配置の席でホテルで一番の寛げる空間です。左手には絵画が、右手には暖炉が見えます。
ロビーラウンジ入口には奥日光の観光の絵地図があります。ホテルのアトラクションの案内もこちらのコーナーで確認できます。
絵画側から暖炉側の眺めです。暖炉の壁の向こうはライブラリースペースです。窓側だけでなく廊下側の景色も映えるのがロビーラウンジの特長ですね🍀
暖炉はやはり火が点った姿が良いですね。暖炉の火のゆらめきは不思議と眺めていて飽きません🔥
暖炉側から絵画へ向かっての眺めです。アフタヌーンティーは窓側席でしか利用したことがありませんが、中央席のソファも広々としていて寛いで食事ができそうですね。
ロビースペース中央付近からの窓側の眺望です。庭の中央がよく見えて爽快な景色です。気持ち良いですね🍀
こちらはロビーラウンジ窓側席からの眺めです。庭とその先に見える中禅寺湖の眺望は贅沢です。窓側だけれど部屋中央のソファ席とは少し離れていて静寂さや落ち着きのある席です。
ゲストルーム(レイクビュー・キング)
いよいよお部屋へ。レイクビュー棟の3階です。12月に泊まった時に4階だった部屋のちょうど真下の部屋でした。
廊下では季節の草花が部屋横に飾られています。いよいよ部屋に入ります。
部屋に入るといつものようにベンチがあり、下には下駄が置いてあります。館内履きに利用しますが、お風呂に行く際に浴衣と合わせました。
玄関に向かってベッドルームからの眺めです。ソファがあり、荷物を置いたり着替えを置いたり利用しています。部屋が広いので荷物を1箇所にまとめておかないと忘れ物をしてしまいそうなので、こちらのソファの利用勝手にはいつも助かっています。
ベッドルームとその奥にリビングが見えます。57㎡の部屋はとても広く快適です。写メでは暗く見えてしまいますが、窓からの採光がとても明るいお部屋です。
キングサイズのベッドはマットレスが丁度良い硬さ。高さもあり昇降も楽で寝ていて安定感があります。
部屋からは中禅寺湖ビューの素敵な景色が見えます。部屋の中に居ながら見えてしまうってすごいですね。
リビングのテーブルとソファ、イスなどの調度品。こちらが滞在のメインスペースになります。特にソファは横になりながら眺める男体山の景色が最高です。
テーブルの上に風呂敷バッグがありました。温泉に行く際の荷物入れに重宝します。
この日は節分だったこともあり、恵方巻きの案内もありました。高いので食べませんでしたが...(^_^;)
壁に設置されたテレビはまずまずの大きさです。左右に角度が変えられるので、ソファからでもベッドルームからでも良く見えます。
こちらは冷蔵庫やカップ類、コーヒー、お茶などが用意されているミニバーコーナーです。ネスプレッソマシンや電気ポットの乗っている台は引き出しタイプなので使いやすいです。
お茶は急須と茶葉があります。リッツ日光で飲むお茶はひときわ美味しく和を感じますね(꜆*ˊᵕˋ)꜆🍵
引き出しの中は冷蔵庫になっています。お酒のミニチュアボトルやデミボトルのワイン🍾などもあります。スペースが少し空いているので持参のドリンクも冷やせます。
こちらの引き出しには常温向きのアルコールのミニチュアボトルなどが入っています。ネスプレッソのポーションなどもありました。
ワイングラスはシャンパングラスもありました。使い分けできるのは有り難いですね🥂✨
コーヒーカップのほかスプーンやフォーク、ナイフ、ソムリエナイフもあります。ティーパックはTWGです。
ベッドルームから見た水周りスペース。ドライヤーなどが入っている木製のキャビネットがあります。
バスルームから見たツインの洗面台。奥の黒い扉は御手洗です。
御手洗もバリアフリーで木の温もりを感じるスペースになっています。
シャワールームはハンドシャワーとレインシャワーとの両方があり、加えてバスタブ周りで使えるミニハンドシャワーもあります。アメニティはアスプレイのミニチュアタイプからディプティックのボトルタイプに変わったのは引き続きです。
バスタブから見える景色は素晴らしく気持ち良いです。左の壁は扉になっていて開けれるので、開放するとバルコニー全体越しに中禅寺湖のパノラマビューが楽しめます。
この季節のバルコニーは雪が残っています。外気も冷たいので長居はできませんが、バルコニーからの中禅寺湖や男体山の景色はリッツ日光の一番のアトラクションかもしれません🏔
朝焼けの男体山。この時間の山肌の色合いが一番好きです。バルコニーからこんなに大きく山が見えます。
夕暮れの中禅寺湖。水面に映る陽の明かりはとても幻想的です。まるで絵画のようで息を呑む景気です。
バルコニーからパノラマでの景色です。レイクビューのお部屋の恩恵がこの一枚に詰まっていると思います。
ウエルカムフルーツ&スイーツ
ウエルカムフルーツは甘さに当たり外れがある印象ですが、リッツ日光を訪れる楽しみの1つでもあります。チェックインの後に部屋に運ばれてきます。
ウエルカムフルーツは季節の苺でした。茎付きですがとても甘くて、これまでリッツ日光で食べた苺のなかで1番でした🍓
ウエルカムスイーツはピーカンナッツ(きな粉)とピリ辛のおかき。ターンダウン後のドライフルーツはみかんでした🍊
朝食(日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光)
朝食はレストランでの朝食を希望しました。1人7,500円の豪華な朝食です。アメックスやマリオットボンヴォイエリート特典のレストラン割引は2022年で全て終了したため、そのままの金額になりますが、たまの贅沢にそれでも食べたい朝食です。
レストラン入口です。庭との出入口のそばにあるので、朝の散歩からそのまま朝食へ行くのがいつものスタイルになっています。
レセプションで部屋番号を伝えて席に案内していただきます。レセプションにはよく見ると小さな木彫りの日光猿がいました🙈🙊🙉
朝一の時間で訪れたので、他のお客様はほとんど居ませんでした。落ち着いた空間で暖色の明かりが優しいです。
ビュッフェ台にはドリンクやヨーグルト、シリアル、デザートが既に並んでいました。席は窓側を用意していただきました🍀
メニューを開くのは楽しみな瞬間です。いつもの和朝食にしました。と、ここで発見が。焼き魚が鮭のときはデザートは日光御養卵プリンという、勝手な組み合わせのパターンを認識していたのですが、この日は鮭ですがプリンではありませんでした🍀
気を取り直して早速ビュッフェ台へ。お目当てはコーヒー牛乳とヨーグルト、そしてきな粉のパンナコッタです🍀
シリアルとコーヒー牛乳&牛乳です。シリアルと牛乳はこちらではまだ食べたことがないので、次回は食べてみたいです。
レモン牛乳と牛乳です。レモン牛乳は甘すぎる印象であまり飲みませんが、買うとなかなかのお値段だったりします。ご当地グルメの1つですね。
ヨーグルトはプレーンと日替わりの林檎ヨーグルト🍎でした。林檎ヨーグルトはシャリシャリとりんごペーストの食感が美味しくお気に入りです☺
メインのデザートコーナーにはミューズリー、ヴィーガンパンナコッタ、そしてきな粉のパンナコッタがありました。きな粉のパンナコッタは黒蜜が美味しくお気に入りです☺
パンはキューブパンから変更になっていました。リッツの刻印付きはそのままでした。食事のボリュームからは食べ切れないので、手を付けずにテイクアウトしました🍞
海老原ファームのグリーンサラダです。ボリュームがありますが新鮮でシャキシャキとして美味しく、ペロリと食べてしまいました🥦
メインの膳が運ばれてきました。宝石箱をイメージしてるだけあり、相変わらずの豪華さです。温泉卵と納豆は両方チョイスしました🍀
お肉にお魚、デザートまで1つの膳に集約され圧巻です。どの品も主役級の美味しさです。7,500円には納得してしまいます。
銀鮭塩焼きと鬼おろし&はじかみ、高菜、日光湯葉豆腐です。湯葉豆腐はとろとろでクリーミー。銀鮭は絶妙な焼き加減でパーフェクト、ご飯が進みます。
季節のお造り盛り合わせは、やはりサーモンがトロトロで美味しい。鮪も赤身の旨味がストレートに伝わります。白身はお魚の種類は分からなかったのですが脂が乗っていながらさっぱりとした後味でした🐟日光醤油「誉」でいただきました。
栃木県産牛のローストビーフは、いつものお肉より柔らかく感じとても食べやすかったです。噛み切れないのがこれまでは残念だったので🐂なおのこと美味しく感じました。
林檎ヨーグルトときな粉のパンナコッタです。パンナコッタは美味しくておかわりしました☺
荒牧りんご園アップルとフレッシュオレンジです。りんごジュースはもう甘さの極みで絶品です。オレンジジュースは甘さも果皮の苦味もそのままフレッシュにいただけて身体に良さそうと実感です🍎🍊
食後にはコーヒーをいただきました☕朝食の時間は1時間半で席を交代ですが、ゆっくり食べていると時間切れになってしまうのでご注意を🍀ともあれ素敵な朝食でした🍽
【宿泊記】ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション(2023.1.20~1.22)
初来訪から1週間経たぬうちの再訪となった2回目のザ・プリンスさくらタワー東京。1年近く前からBook Early & Save パッケージプランで予約していたためで、予約上は1月20日が17,824円、1月21日が19,276円。泊まった者からすると目を疑うほどの安価なプランでした。前回は滞在の勝手が分からない中での1泊でしたが、今回の2回目の滞在では前回の滞在をなぞりながら自分の好みのラウンジを再確認でき、益々このホテルのファンになりました。今回の宿泊記は完全保存版と位置づけて写真数などもかなり多く盛り込みました。どうかご覧いただけると嬉しいです。
<参考までに2023年1月の同ホテル宿泊記>
・2023年1月1回目滞在の宿泊記↓↓↓
・2023年1月2回目滞在の宿泊記(この宿泊記)
・2023年1月3回目滞在の宿泊記↓↓↓
- ホテル外観・ロビー・館内
- 日本庭園
- ゲストルーム(デラックスタワービューキング)
- ザ・プリンスさくらタワー東京 エグゼクティブラウンジ
- ティータイム(10時〜17時)
- カクテルタイム(17時〜19時)
- 朝食(7時〜10時)
- グランドプリンスホテル高輪 クラブラウンジ花雅
- ティータイム(10時〜17時)
- カクテルタイム(17時〜19時)
- グランドプリンスホテル新高輪 クラブラウンジ
- ティータイム(10時〜17時)
- カクテルタイム(17時〜19時)
- まとめ(おすすめのクラブラウンジは)
ホテル外観・ロビー・館内
今回はきちんと正面玄関からアクセスしました。品川駅の高輪口を出て、歩道橋を渡らずとも道路沿いを右に進んで100メートルほどにある最初の横断歩道を渡ると、ザ・プリンスさくらタワー東京はもう目の前です。改めて建物を見ると淡い桜色🌸であることに気が付きました。
外観は正面からも庭園からもスタイリッシュな建物が印象的です。庭園の色んな箇所から見えるさくらタワーの姿は、滞在ホテルということもあり親しみありまくりです。
庭園側からはエレベーターも見えます。乗った方ならわかりますが、さくらタワーのエレベータは開くのが早いせっかちなエレベーターです。さくらタワーは何と言っても庭園側から見る姿がひときわ素晴らしいです。
館内に入るとスケルトン調のオブジェが迎えてくれます。ラグジュアリーな出迎えですね。更に自動ドアを通ると再び目の前に鉱石のようなオブジェがありました。
ロビーエリアに進むととても広い空間が広がっています。やや暗がりな照明の中に黄金の光が溢れるといった印象で、とても品格のある落ち着いたロビーです。日中の採光の中でも映える空間です。
大きなパーテーションウォールもゴージャスで、くり抜きの中には和を感じるまるで水琴窟のような空間がありました。ソファエリアにも桜をモチーフにした美術品があり、ホテルの格式の高さを感じました⛲️
クラブラウンジ方面への通路にも一面に美術品が多数飾られており、螺旋階段には勝利者の像も。エレベーターホールにも壁にオブジェがあり、まるで館内が大きな美術館のようです🏺
ロビーエリアの散歩は滞在中、毎日の日課になるほど楽しいものでした。特に、金の鱗でできた壁は何度見ても存在感があり美しいものでした。
なお、ザ・プリンスさくらタワー東京の地下1階にはサウナ&ブロアバスがあります。詳細はホテル公式をご覧ください↓↓↓
日本庭園
ザ・プリンスさくらタワー、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪の3つのホテルの最大の魅力とも言える日本庭園です。
それぞれのホテルに囲まれており、何と言っても庭園を散策する優雅な時間は滞在のクオリティを高めてくれます。
素敵な日本庭園なだけに、成人式の撮影や結婚式の前撮りなど、庭園を背景に撮影する姿が絶えません。
約20,000平米の広大な庭園には池や観音堂、鐘楼、山門があり、日本の文化をぎゅっと詰め込んだかのような、日本人が訪れても感動するような、世界に誇れる庭園であると感じます。
真冬ということもありまだ咲いている花は少ないものの、庭園としては花木に富んでおり、特にホテルの名のとおり桜は17種約210本もの木が植えられています🌸
訪れたときは蝋梅の花が綺麗に咲き始めていました。このほか白梅なども蕾が開き始めていました。
ゲストルーム(デラックスタワービューキング)
チェックインの際に、「ジュニアスイートは満室なのですがタワー側の部屋をご用意いたしました。」との案内がありました。前回滞在時の案内ではジュニアスイートのくだりはありませんでしたが、チタン会員だとジュニアスイートの可能性もあるんですね。すごい。タワー側というだけで充分なので感謝です。
お部屋は12階のデラックスタワービュー・キングでした。46平米の広い間取りで、何と言っても東京タワーが見える景色が魅力です。
前回宿泊のときは東京タワーが見えないお部屋でしたので、初めてのタワービューに感動です。滞在の価値が段違いですね。タワービューの景色は昼夜問わず楽しむことができました。もっと間近に見えるホテルにも宿泊してみたいですが、これ以上素敵に見えたら気絶してしまいそうです🗼
ベッドは2,200mmかける2,200mmでとても大きくゆったりと寝ることができるサイズ感です。
ベッドには枕が1人に2つとクッションも1つずつあり、カスタマイズして寝心地の良さを高めるのに重宝します。テレビのサイズは部屋の規模に対して小ぶりに感じました。
窓側には座り心地の良いシングルソファが2つあり、テーブルを囲みながら東京タワーをじっくりと眺めるのに最適です。このソファがリビングとしての快適性をぐっと高めています。
ミニバーコーナーは冷蔵庫や引出しが一体式で、台上にはネスプレッソマシンとポーションがあります。玉手箱のような箱の中身はパソコンケーブルやスマホ充電ケーブルです。引出し左側は冷蔵庫、引き出し右側は上段がコップ類、下段は無料のティーパックのほか有料のアルコールやおつまみ類が入っています。
衣装引出しにはリラクゼーションフロアとの往来専用の館内着のほか、ブラウスタイプのワッフル生地パジャマが入っていました。案内には地下1階のリラクゼーションフロアにあるサウナ&ブロアバスの利用方法が記載されていました。
水回りですが、バスルームはバスタブとシャワールームが分かれており、お風呂にゆったりと浸れる配慮を感じます。バスタブの大きさも申し分ありません。アメニティにあったさくらミルクを入れてバスタイムを楽しみました。🛁
洗面台を含むドレッシングコーナーも広く、椅子もあり使い勝手が良いです。大きな鏡に2つある洗面台もとても便利です。洗面台の後ろの台にはアメニティが並んであり、バスアメニティはイタリアのアッカカッパでした。
ルームカードキーとクラブラウンジカードキー、クラブラウンジの案内です。クラブラウンジの朝食は、現在はさくらタワーのエグゼクティブラウンジのみの運用です。3つのクラブラウンジ共通でティータイムは10時〜17時、カクテルタイムは17時〜19時、ナイトキャップは19時〜21時(土日祝前日は22時まで)です。
エレベーターから見た日本庭園側の景色です。左側の建物はグランドプリンスホテル新高輪、右側の建物はグランドプリンスホテル高輪、真中の建物はグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールです。
滞在中に何度も見て、そのたびに楽しませてくれた東京タワーの景色。朝も昼も夜も素晴らしいの一言です。中でも夜の東京タワーは日によって点灯も違っていて楽しいです。これを見るために泊まる価値のある部屋だと思います🗼
ザ・プリンスさくらタワー東京 エグゼクティブラウンジ
ザ・プリンスさくらタワー東京の1階にあるエグゼクティブラウンジは、廊下のガラス越しにうっすらと中の様子が伺えます。
専用のカードキーをかざして入場です。宿泊ホテルのラウンジなのでやはり愛着があります。
3つのホテルのクラブラウンジの中で一番小さなラウンジですが、席は個性的です。段差がある席の配置もさくらタワーのエグゼクティブラウンジの特長です。
スタンドタイプに近い高さの席があるのも、特に外国からのお客様が多い同ホテルの特性かもしれません。
ソファ席もちゃんとありゆったり座れますが、席数が少ないので満席になりやすいラウンジです。
景色は外の緑が見えますが、やや閉塞感のある景色であることは否めず、景色を変えるだけでもラウンジの価値が爆上がりするのにと少しもったいない気がします。
ティータイム(10時〜17時)
ティータイムは10時からスタートです。朝食と入れ替わりスナック類が並びます。
スナックはとろけるチーズおかき、ポップコーン、アマレッティが置かれています。
日替わりでカントゥッチやラスク、ミニチョコに変わり、このほかにフィナンシェ、ダックワーズなども日替わりで置かれています。
アフタヌーンティー的にミニケーキなどが置かれるのは14時くらいからになります。滞在の際にあったミニケーキは、サンマルク、オレンジロール、モンブラン、ラズベリーケーキでした🍰
ドリンクの品揃えは3つのクラブラウンジで似通っていますが、さくらタワークラブラウンジのみに充実野菜(缶)と三ツ矢サイダー(瓶)、コカコーラ(瓶)、ウィルキンソンジンジャーエール(瓶)があります。
また、ビールもティータイムから飲めるように置いてあり、ハイネケンやプレミアムモルツ、スーパードライ、と種類豊富🍺チューハイのハイリキなんかもありました。
ドリンクの充実ぶりは申し分ありません。ホットドリンクから冷蔵庫のドリンクを含め、あらゆる年齢層のニーズに対応できています。
ひと通り盛り付けると十分に豪華です。また、ラウンジホッピングをせずにシンプルにアフタヌーンティーを楽しむだけであれば、さくらタワーの14時以降のティータイムで充分だと思います。
カクテルタイム(17時〜19時)
さくらタワーのカクテルタイムは外国の方の利用も多くいつも満席に近い状況で賑わっている印象です。
オードブルはビールやワインを意識した料理が多く、チーズと味噌のテリーヌ、オリーブ塩漬け、ビアサラミソーセージ、タコのバジル風味、えびと野菜のテリーヌ、パテ・グランメールといった品々が並びます。特にえびと野菜のテリーヌ、チーズと味噌のテリーヌが旨々です。
アルコールの品揃えもきちんとしていますが、ワインだけ見てもセレクトがきちんとしています。ジネステ社のボルドー赤白はクラシカルな選択。デ・ボルトリのスパーリングは3つのラウンジ共通ですね🍾
バーカウンター専用のスタッフが配置されているだけあり、スパーリングや白ワインをクラッシュアイスで冷やして提供しているのはこちらのクラブラウンジのみです。他の2つのクラブラウンジがゴージャスだったり和だったりと個性的ですが、冷静に考えるとやはりカクテルタイムだけでも他の2つクラブラウンジに引けを取らないと感じました。硬派な王道のバーラウンジです🍷
朝食(7時〜10時)
朝食がクラブラウンジでいただけるのはさくらタワーだけでの運用でした。
バーカウンターにはパンやシリアル、トースターなどが並びます。席はお早目の時間がやはり空いていてお勧めです。
ティータイムでミニケーキやスナックのあったコーナーにスープやサラダ、フルーツ、コールドミールなどが並びます。
冷蔵庫の中には牛乳やタカナシのヨーグルトが登場します。なお、ホットミルクを希望の場合はコーヒーマシンから注ぐことができます。
温かい飲み物はティータイムなど含め変わりはありません。
パンはレギュラー5種でフィグブレッド、ミルクロール、豆乳食パン、クロワッサン、パン・オ・ショコラです。シリアルはコーンフレークとフルーツグラノーラ。トースターはバルミューダが2つありました🍞
スープはミネストローネとクリームスープが日替わりです。
スクランブルエッグと信州サーモンスモーク、ビアサラミソーセージがメイン料理になります。こちらのクラブラウンジのスモークサーモンはピカイチに美味しいです。
サラダバーやフルーツもあり、ひと通り最低限の品揃えはキープしている印象です。なお、フルーツのブドウはリンゴと日替わりです🥗
品数を絞っての朝食であれば、個人的には、もう一品メインで目玉になるホットミールが欲しいなといったところ。ミニステーキとかミニハンバーグとか…贅沢でしょうか🥩
グランドプリンスホテル高輪 クラブラウンジ花雅
花雅はクラブラウンジの名前ですが、漢字のクラブラウンジ名ってお洒落ですよね。
どこか和の趣が漂う入口です。カードキーをかざして入場します。
席数が多いクラブラウンジですが、大きく2つのエリアに分かれていて、入口からドリンクコーナー付近の手前のスペースがソファ席🛋のエリア。フードコーナーのある奥のスペースがテーブル席のエリアです。
大きなガラス越しに庭園の景色が抜群に良く見えるティータイムはテーブル席で。ただし、窓側席は午後の時間帯は日差しがあり暑く感じるかもしれません。
カクテルタイムはソファ席がおすすめです。庭園の夜景は見えない席ですが、ゆったりと腰を据えてお酒を楽しめるムーディーさがありおすすめです。
余談ですが、食器のこだわりも感じるのが花雅です。黒や白はもちろん、模様の入り方や質感など、和を感じる器です。もちろんドリンクの器も。器が花雅での滞在のクオリティを高めてくれているのは間違いありません。
ティータイム(10時〜17時)
ティータイムの花雅のスナックは、10時から登場します。
左右に分かれたテーブルのうち左側がお茶請け菓子のコーナーです。
お煎餅(厚焼きごぼう煎餅、柚子胡椒煎餅、ねぎ味噌煎餅が日替り)と雷おこし、チョコレート、かりんとう(かりんとうと芋けんぴが日替り)、ミックス甘納豆(黒豆しぼりと日替り)が並びます。
他のラウンジは14時までのスナックの品揃えが物足りないですが、花雅についてはきちんとお茶うけになるお菓子です。
そして14時になると和スイーツの登場です。抹茶バウムクーヘン、抹茶わらび餅、抹茶ブラウニーの抹茶三兄弟は定番メニューです。
これらに加えキャラメル洋梨ケーキも定番です。マカロンのみ日替りです。
一品ずつでもうつ輪に盛るとかなりきちんとした見栄えのスイーツです。そしてお腹いっぱいになるボリュームです。
ドリンクはカナダドライのミニ感があったりトマトジュースがあったりと個性はありますが、一番の目玉はやはり澪スパーリングがあることです。男性も女性もティータイムの澪率はかなり高めです。
ホットドリンクもコーヒーマシンを中心にティーパックなど種類豊富です。カップが和の陶器なのが花雅らしくてナイスです。
カクテルタイム(17時〜19時)
個人的にはカクテルタイムのフードは花雅が一番好みです。
ビュッフェ台には料理に合わせて様々な形をした盛り付け皿が並び、料理の個性とともに見た目も引き立ちます。メニューは「青菜浸し蟹身風添え」、ビサラミソーセージや生ハムが盛り付けられた「コールミート盛合せ」、「茄子オランダ煮」、「手づくり豆腐鼈甲餡」、「いわし梅煮」、「たこ唐揚げ」、「里芋揚げ」です。品数も多く、ひと通り食べるとお腹いっぱいになるレベルです。
青菜浸しとコールミート盛合せは前菜にぴったりで、スパーリングワイン🥂との相性も抜群。
茄子オランダ煮は醤油のコクとみりんの甘みや深みもありどんなお酒にも合いそうな万能な一品。手づくり豆腐は餡の味付がしっかりしていますがプリンのように滑らかな豆腐なので食べても重たくなく、量的にもたくさん食べれてしまいます。
いわし梅煮は蒲焼のような甘さのある美味しさで主役級の一品。たこ唐揚げはビール🍻に合うおつまみとしても存在感があり、そのまま食べても美味。
里芋揚げは、揚げてあるのに里芋の柔らかほっこり感が後を引く絶品。ついつい多めに盛り付けてしまいましたが、美味しくてすぐに完食でした😋このほかお茶請け菓子はティータイムに続いてそのまま置いてあります。
ドリンクも白ワイン、スパーリングワインのほか、ティータイムに続いて澪スパーリングもあり、ビールはスーパードライ、モルツが揃っています。日本酒なども含め充実ぶりはさすがです。澪スパーリングは甘いけれどどの料理にも合い美味しく頂きました。
和の素敵な雰囲気漂うクラブラウンジで、美味しい和の料理と大好きなワインを一緒にいただき、心もお腹も満たされました🍀
グランドプリンスホテル新高輪 クラブラウンジ
グランドプリンスホテル新高輪のクラブラウンジは3つのホテルの中で雰囲気が一番重厚です。
位置的には庭園側からはホテルに入ってすぐ左にありますが、横長のCLUB LOUNGEの案内と一気に暗がりの大人ゾーンの雰囲気漂う廊下にかなりテンションがあがる入口です。特別感を感じながらカードキーをかざして入場です。
クラブラウンジはレセプションの奥に4つのテーマに分かれた部屋が続き、テラス席はガーデンテラスになっています。4つの部屋は、レセプション側からダイニングルームエリア、ガーデンラウンジエリア、ダイニングルームエリア、そして一番奥がプライベートラウンジエリアです。ドリンクやフードは2つのダイニングルームエリアに配置されています🥂
混雑時は席を選んで座るのは難しいですが、チャンスがあればプライベートラウンジエリアの席がおすすめです。どこに座ってもゆったりとしたソファで寛ぐことができます。
ティータイム(10時〜17時)
ティータイムのクラブラウンジは14時以降の訪問をおすすめします。
14時を過ぎるとレセプションすぐ隣のダイニングルームエリアのビュッフェ台にはこだわりのスイーツが宝石ケースの中に飾られているかのように並びます🍰紅茶クッキーとストロベリーマーブルクッキーはコーヒーや紅茶にぴったり☕
ワッフルは一口サイズにカットしてあるので食べやすい。ベリーソースかチョコソースをかけて頂きます。あまおうアマンドは甘いイチゴパウダーでアーモンドを覆っていて、ここでしか味わえない美味しさです🍓
ピーカンナッツはココアとキャラメルが日替わりです。リッツ日光でのウエルカムスイーツがここでは好きなだけ頂けて何とも贅沢🍀
ケーキはムース・オ・ティベール(抹茶ムースのケーキ)とガトーショコラ。どちらも甘すぎず、やはりコーヒーにも紅茶にも合いまくりです。
また、奥の部屋のダイニングルームエリアにはスナックとしてマシュマロ、プチチョコ、ポップコーン、カラメルビスケットがあり、ゴージャスなスイーツを食べたあとにつまむとほっとします🍀これらは10時から提供されています。
ドリンクはコーラやジンジャーエール、トマトジュース、ウーロン茶など冷蔵庫に豊富ですが、なんと言ってもりんごのシードル🍎があるのが特長です。ワイングラスに注いで頂くと昼間からとても優雅なティータイムを実感して幸せです。ビールはスーパードライとモルツになります。
もちろんコーヒーマシンもありますので、カフェラテやエスプレッソなどお好みで楽しむことができます。ティータイムからカクテルタイムまで通してクラブラウンジでゆったりと過ごしたい方は、グランドプリンスホテル新高輪のクラブラウンジがおすすめできます。
カクテルタイム(17時〜19時)
グランドプリンスホテル新高輪のクラブラウンジの真骨頂はやはりカクテルタイムです。
冷製ながらどれも豪華で、どうぞお酒と楽しんでください的なオードブルがずらりと並びます。
チーズの盛り合わせはスモークやカマンベールなど含めて4種類。赤ワインとチーズって本当によく合います。レモンクラゲときゅうりの冷製は春雨サラダみたいなお味で白ワインにぴったり。
豚タンスモーク黒コショウ風味はスパイシーで味付けもしっかり。イカのハニーマスタード和えはイカが柔らかくて美味しい😋
海老とビーンズとキヌアのサラダ仕立てとアジ南蛮漬けは辛い系のオードブルを食べたあとにほっとするさっぱり系の貴重なラインナップ。
そしてベビーホタテの香味ソース和えと海老のガーリックオイルの美味しさはここのクラブラウンジのオードブルの頂点ではないでしょうか🍀
アルコールはワイン赤がシャトーセルメジャン。シラーのスパイシーさが抜栓後に熟れて美味しくなるワインなので、クラブラウンジでの配置に適したワインだと思います。ワイン白はビオワインの大家・ミシェルシャプティエのペイ・ドック。ハウスワインクラスながら優しい柑橘系の味わいで飲みやすい。スパーリングワインはお馴染みのデ・ボルトリで3つのクラブラウンジ共通の銘柄です。
ワインのチョイスはさくらタワーのクラブラウンジもこちらのクラブラウンジもなかなか楽しくて甲乙付け難いです。
プライベートラウンジエリアの窓側席でシャンパンや白ワインを飲みながら外の夕暮れを見ながら過ごすカクテルタイム…🍸グランドプリンスホテル新高輪のクラブラウンジ最高です。
まとめ(おすすめのクラブラウンジは)
1回目の滞在では、新高輪>高輪>さくらタワーといった印象でしたが、2回目の滞在となった今回は少し印象が変わりました。時間をかけて過ごせば過ごすほど、3つのクラブラウンジの個性や特長が鮮明になり、正直に同水準だと感じたのです。
広いクラブラウンジで華やかゴージャスを味わうなら新高輪。和の雰囲気をとことん楽しむなら高輪。狭いクラブラウンジでも必要な全てをギュッと詰め込んださくらタワー東京。滞在したその日その時間の感覚で選んで良いのだと思いました。どのラウンジに行っても満足することは間違いないでしょう🍀🍀
【宿泊記】ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション(2023.1.14~1.15)
ラウンジホッピングが良かったと評判のザ・プリンスさくらタワー東京。近場の東京・品川に立地ということもあり泊まる選択肢としてはあまり優先度が高くなく、また元々はカテゴリー6のホテルだったことから価格お高めのホテルという認識もあり、これまでは無縁のホテルでした。そんな中、1年ほど前にBook Early &Saveパッケージという週末泊としてはかなり安いプラン(19,276円)で予約していたことから思い立って初上陸を果たしました。泊まってみて感じたのは、百聞は一見にしかずで、想像以上に滞在のクオリティが高いホテルで驚きました。そんなザ・プリンスさくらタワー東京の宿泊記をご覧いただければと思います。なお、2023 年1月にザ・プリンスさくらタワー東京に3回滞在しており、今回の宿泊記は1回目の滞在になります。
<参考までに2023年1月の同ホテル宿泊記>
・2023年1月1回目滞在の宿泊記(この宿泊記)
・2023年1月2回目滞在の宿泊記↓↓↓
・2023年1月3回目滞在の宿泊記↓↓↓
- ザ・プリンス さくらタワー東京 ホテル外観
- ザ・プリンス さくらタワー東京 レセプション・ロビー等
- ザ・プリンス さくらタワー東京 庭園
- ザ・プリンス さくらタワー東京 ゲストルーム(12階デラックスキング)
- ラウンジホッピング
- ザ・プリンス さくらタワー東京 エグゼクティブラウンジ
- ・エグゼクティブラウンジ(ティータイム)
- ・エグゼクティブラウンジ(カクテルタイム)
- ・エグゼクティブラウンジ(朝食)
- グランドプリンスホテル高輪 クラブラウンジ花雅
- ・クラブラウンジ花雅(ティータイム)
- ・クラブラウンジ花雅(カクテルタイム)
- グランドプリンスホテル新高輪 クラブラウンジ
- ・クラブラウンジ(ティータイム)
- ・クラブラウンジ(カクテルタイム)
ザ・プリンス さくらタワー東京 ホテル外観
品川駅から徒歩で5分程度の立地にあり、駅からは歩道橋を渡ると最短で辿り着くと思います。正しく道を辿ればさくら坂を登りながら背の高いホテルが出迎えてくれます。私は下調べを怠ったため品川プリンスに入りつつ新高輪に迷い込みながら到着したので、初アクセスは庭園からという珍しいパターンでした(^_^;)
写メは翌朝に撮影したものですが、ホテルエントランスにはスタッフの方が車の到着や出発を見送る姿が見えました。よく見ると建物に桜模様が施されていて可愛らしい外観ですが、エントランスはお洒落でエンブレムがきりりと誇らしげです。
グランドプリンスホテル高輪のクラブラウンジから見たザ・プリンスさくらタワー東京の外観はホテル全景の横からが見えます。庭園からのアクセスは入口前に石造りのエンブレムがあり、こちらもお洒落です。
ザ・プリンス さくらタワー東京 レセプション・ロビー等
ロビーやレセプションは独特の落ち着いた照明が暗がりを照らす重厚な雰囲気でラグジュアリーな雰囲気ありまくりです。そして何より広い。ゴージャスな空間にテンションが上がります。
レセプションやロビーはイスやテーブルがゆったりと配置されていますが、席数としてはさほど多くありません。大きな暖炉のような壁を境に左右にスペースが広がっています。
特に印象的なのは暖炉のようなオブジェを設えた壁です。マリオットアプリでもこの壁がホテルのトップアイコンになっています。ラウンジホッピングではロビーは通らないため、ロビーの雰囲気をゆっくり体感するには時間をきちんと作っていくと良いと思います。
勝利者と銘打たれた像やエレベーターホールの椅子など、館内は見どころがたくさんあります。真新しさはありませんが、高級感溢れる調度品はプリンスらしさを感じます。
ザ・プリンス さくらタワー東京 庭園
ザ・プリンスさくらタワー東京には庭園があります。正確にはグランドプリンスホテル高輪とグランドプリンスホテル新高輪との3つのホテルに囲まれた日本庭園になります。
日本庭園を介しながらそれぞれのホテルをホッピング(渡り歩く)することになるため、滞在中は必ず日本庭園を楽しむ機会があるはずです。
今の季節は咲いてる花はほとんどありせんが、わずかに白梅や蝋梅が咲き始めていました。
メインはやはり桜で、河津桜に枝垂桜、染井吉野や山桜など様々な桜の木が17種類もあり、桜の季節の壮観な景色が思い浮かびます。アプリで空き状況を確認しましたが、桜の季節のポイント泊は完売で、円払いはやはりお高い値段でした。しかしながら、その価値は十分にあると思います。
ザ・プリンス さくらタワー東京 ゲストルーム(12階デラックスキング)
チェックインの際にアップグレードを告げられましたが、部屋タイプは予約と同じでしたので、階層でのアップグレードなのだと理解しました。14階建ての12階の部屋、46平米のデラックスキングルームです。眺望は品川プリンス側です。後から知ったのですが廊下を挟んで反対側は東京タワービューのようで、そちらがよかったなぁと思ったり☺
部屋に入ってすぐの眺めです。写メでは伝わりづらいかもですが、奥行きがかなりある部屋でゆったりした広さです。これがボトムの部屋とはなかなか良いですね。
デラックスキングのベッドはまさにデラックスで、かなり大きなサイズです。高さも硬さも丁度良い。ゆったり寝ることができました。ベッド両脇には充電用のコンセントがあり機能面も問題ありません。
窓も大きくカーテンを開ければ採光も充分です。カーテンを閉めると遮光も完璧でぐっすり眠れます。気にならない程度ですが、品川駅が近いので、窓に近づくと電車の音が気になる方もいるかもしれません。ソファはテーブルを挟んで2つ独立した配置です。ゆったりしていて見た目以上に座り心地抜群のソファです。このソファはとても気に入りました。
テレビは大きくはありませんが小さすぎることもなく普通といった印象。ソファから見るよりもベッドから見るのに適した配置になっています。テレビ横にはスマホなどのマルチ充電器が入った玉手箱があるほか、ネスプレッソマシンもあります。お水はペットボトルで2本ありました。このお水は魚沼産の超軟水で美味しかったです。
ミニバーコーナーは引き出し二段にわたって収納されています。上段にはグラスやコップ類、下段には電気ケトルのほか、無料のティーパックや有料のアルコール、おつまみがありました。引き出しの右には冷蔵庫があり、中には有料ドリンクが数本収納されています。スペースに余りはあるので、持参のドリンクがあれば冷やすことは可能です。
クローゼットは2人分程度の衣類や荷物は充分収納できるスペースがあります。トイレは独立タイプで室内に手洗いもありました。しっかりとした広さもありました。
ドレッシングコーナーは洗面台が2つあり便利でした。前面は全て鏡になっており、椅子も1つありました。機能的に申し分ありません。バスルームもシャワールームとバスが独立していて湯船にゆったり浸かることができます。タオルを掛けるスペースもきちんとあります。
バスタブは2人入って丁度くらいの広さで、1人なら充分に脚を伸ばせます。バブルバス仕様になっていて楽しいです。アメニティもバスミルクがサクラとヒノキの2種類があり、バスタイムを部屋でも楽しめる配慮を感じました。なお、ホテルには地下にスパエリアがあり、大きめのジェットバスのほかサウナも楽しめます。
部屋の窓からは東京タワーは見えませんでしたが、品川プリンス方面の夜景が見えました。これはこれで綺麗でした🌃
ラウンジホッピング
ザ・プリンスさくらタワー東京に宿泊のマリオットボンヴォイプラチナエリート以上のメンバーは、ザ・プリンスさくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪のクラブラウンジを利用できます。但し、朝食はザ・プリンスさくらタワー東京のクラブラウンジのみで、他のホテルはティータイム以降の利用が可能になっていました。タイムスケジュールは次のとおりです。
朝食:7時〜10時(さくら)
ティータイム:10時〜17時(さくら、高輪、新高輪)
※概ね15時以降に充実したお菓子が並びます
カクテルタイム:17時〜19時(さくら、高輪、新高輪)
ナイトキャップ:19時〜22時
それぞれのクラブラウンジは、混雑時には受付で発券をし、順番が来ると電話やSNSで知らせてくれます。待ち時間も3つのクラブラウンジのいずれかで過ごしながら、お目当てのクラブラウンジからの連絡を待つといった時間の使い方が可能です。クラブラウンジへの入室には専用のカードキーをかざします。カードキーはゲストルーム用とクラブラウンジ用で2枚持ちになります。
ザ・プリンス さくらタワー東京 エグゼクティブラウンジ
まずはザ・プリンスさくらタワー東京のクラブラウンジ「エグゼクティブラウンジ」です。同ホテルのメインダイニングの前にあり、一見分かりにくい隠し部屋のような雰囲気です。
入口ドアはよく見ると中が透けて見えています。ドア脇のセンサーにカードをかざして入場です。ランジ内はさほど広くなく、ドアから入って左右2区角にスペースが別れています。
ドリンクカウンターから右のスペースはどちらかというとカジュアルな席がメイン。左側のスペースはゆったり重厚に寛ぐ席がメインといった印象です。
窓から見える景色はやはり特別なラウンジらしさがあります。とはいえ、ホテルを三兄弟に例えるならザ・プリンスさくらタワー東京は末っ子の三男です。結果として景色も雰囲気も長男、次男の方がより高いレベルにあると感じました。
・エグゼクティブラウンジ(ティータイム)
ティータイムはコーヒー、紅茶、ジュース類のほか、ビールも飲めるのが特長です。おつまみ、お菓子は軽い系がメインでした。14時くらいに退席したので、15時近くになるともっとゴージャスなお菓子があったのかもですね。
コーヒーマシンはカフェラテやエスプレッソにも対応。氷を入れることでコールドドリンクにもできます。お水が氷水と常温と2種類あるのは気が利いていると感じました。桜をモチーフにした形の台座も可愛らしいですね🌸
コーヒーは紙コップもあるので持ち帰りも可能です。砂糖のかわりに蜂蜜があるのは面白いですね。紅茶に入れてみました🍯
冷蔵庫の中のドリンクは豊富です。コーラ、ジンジャーエール、オレンジ、アップル等など、そしてなんとティータイムからビールも🍺ホテルに腰を落ち着かせてゆったり楽しむにはもってこいのラウンジです。
お菓子、おつまみコーナーはまだ時間が早かったのか品数は少ないものでした。とろけるチーズおかきにラスク、キスチョコ、マカロン、ダックワーズがありました。ラスクはガーリックペッパー味でビールにも合うと思います。
カフェラテ好きとしては、初上陸後のテンション上がり目の一杯はほっと心が落ち着きました☕軽く一杯、軽くつまむといった利用勝手には使いやすいクラブラウンジです。
・エグゼクティブラウンジ(カクテルタイム)
カクテルタイムはカウンターにワインやスパークリングワインなど多数のアルコールが並びます。人気は高輪や新高輪のクラブラウンジなのか、思いのほか満席ではありませんでした。雰囲気は夜のクラブラウンジらしく華やかです。
バーカウンターには沢山のアルコールが並び、セルフサービスでグラスに注ぎます。ビールはカクテルタイムから引き続いて冷蔵庫に冷ています。印象としてさくらタワー東京のエグゼクティブラウンジはインバウンドのお客様が多くいらっしゃいました。
日本酒、スパークリングワイン、白ワインは専用のクーラーに横たわり冷えています。ウイスキーや焼酎もあり、ひと通りのお酒は揃っている印象でした。クラブラウンジはやはりカクテルタイムが華ですね🍸
オードブルはビアサラミソーセージやパテ・グランメールといったコールドミール中心ですが、タコのバジル風味が美味でした。チーズと味噌のテリーヌ、白身魚のエスカペッシュもスパークリングワインのおつまみにぴったりで美味しく頂きました🍾
マーブルチーズとクラッカー、オリーブ、ドライフルーツもありました。このあとのカクテルタイムのホッピングのため、お酒もオードブルもごく少量頂いた程度でしたが、内容としては1時間くらいはゆったり楽しめるカクテルタイムのクラブラウンジでした。
・エグゼクティブラウンジ(朝食)
朝食をクラブラウンジで頂く場合は、3つのクラブラウンジのうち、こちらのエグゼクティブラウンジのみで頂くことができます。ラウンジのキャパ的に大きくはないので、混み合う前に行くことをお勧めします。営業は7時からになります。
ラウンジに入って正面のエリアにドリンクとパンのコーナーがあります。元々はバーカウンターの場所ですね。
コーヒーマシンは朝も大活躍。水は常温と氷水が選べます。コーンフレークやフルーツグラノーラもありました。トースターはバルミューダが2つあり重宝します。
パンは5種類あり、どれも美味しいですが、フィグブレッドとミルクパン、クロワッサンがお気に入りです。冷蔵庫は充実野菜のほかジュース、サイダー類も朝から飲めますが、牛乳がポットに入って注げるほか、カップヨーグルトも置いてあります。
ラウンジ右側の部屋にホットミール、コールドミールがあります。ここがビュッフェのメインスペースになります。
貴重なホットミールはスクランブルエッグとミネストローネスープ。スクランブルエッグはケチャップかソルト、ペッパーで頂きます。ミネストローネはトマトが強すぎず飲みやすいもので、ビーンズなど具沢山でボリュームがあります。
メインは信州サーモンスモークとパストラミになります。スモークサーモンは旨味が詰まっていてひたすら美味しい😋パストラミはソーセージ代わりにこの品数の中では貴重です。サラダもビーンズを含めてひと通り成立する内容ではあります。フルーツは5種あるので充分だと思います。
グランドプリンスホテル高輪 クラブラウンジ花雅
いざ庭園を介してグランドプリンスホテル高輪へ。庭園というフィールドを介しながら3つのお城を行来する…まるでドラクエの世界のようです🏰
こちらのクラブラウンジは「花雅」という素敵な名前が付いており、和のコンセプトを感じます。内装やフード類もも和を基調としたもので、ラウンジホッピングの中では花雅のアクセントがとても心地よいものでした。
花雅でもカードキーをかざして入室。入口や内装と雰囲気、景色、食べ物など、ラウンジホッピングの中で私の一番のお気に入りはこの花雅でした。
ラウンジ内は広く、特に大きなガラス窓越しに見える広大な庭園の景色は圧巻です。左奥にはザ・プリンスさくらタワー東京が、右奥にはグランドプリンスホテル新高輪が見えます。
ラウンジ内の照明も和を感じます。大きな盆栽もあり、益々和のコンセプトが明確に。ビュッフェ台のあるエリアは、どの席に座っても庭園が見えるのが素敵です。
ドリンクコーナー側の席はやや暗がりの中に照明が優しく雰囲気がありました。ある程度長い時間ゆったりするならお勧めの席です。
・クラブラウンジ花雅(ティータイム)
花雅のティータイムはドリンクやお菓子も和を感じるものばかり。左カウンターにお茶請けとして並びます。
ねぎ味噌煎餅(柚子胡椒煎餅と日替り)に雷おこし、黒豆しぼり、キスチョコ、かりんとう(芋けんぴと日替り)が定番メニューで、これらはティータイムからカクテルタイムまで用意されています。
これらに加え、14時になると右側のカウンターにスイーツが並びます。
用意されるのは5種類の和スイーツ。カウンター下に和の取皿があり、これに盛り付けていきます。
きな粉わらび餅(抹茶わらび餅と日替り)や抹茶バウムクーヘン、キャラメル洋梨ケーキ🍰、抹茶ブラウニー、マカロン(味は日替り)があり、私はわらび餅と抹茶ブラウニーがお気に入りでした🍀
ドリンクも他の2つのクラブラウンジと比べると個性的で、お茶もティーパックながら焙じ茶や緑茶があったり、カップも湯呑茶碗や湯呑デザインのティーカップだったりと和を感じるものです🍵
アルコールもビールの他に澪スパーリングがあり、和の気分で昼間から盛り上がります。ソフトドリンクもマンダリンオレンジ、トマトジュース、ジンジャーエールなど種類豊富で、大人から子供までカバーできています。
庭園を眺めながらの和スイーツを楽しめるクラブラウンジ…最高です。
・クラブラウンジ花雅(カクテルタイム)
和のクラブラウンジは夜のカクテルタイムも期待を裏切りません。ビュッフェテーブルに所狭しと和のおばんざいが並びます。
和の料理はオードブルの域を超えた料理もあり、ひと通り食べると夕飯代わりになってしまうくらいのレベルの美味しいものです。盛りつけされた器も素敵ですね。
青菜浸し、コールミートの盛合せ、茄子オランダ煮、手作り豆腐、お酒に合いまくりです。
いわし梅煮、たこ唐揚げ、里芋唐揚げといったどれも美味しいおつまみです。そして和食はやっぱりほっとして落ち着きます。
お酒は雰囲気あるバーカウンターの上に赤ワインや梅酒、焼酎などが並び、冷蔵庫にはビールのほか日本酒やスパークリングワイン、白ワインが冷えていました。ティータイムに引き続き、おなじみの澪スパークリングもあります。
お酒もたくさんいただきました。お料理は量的には少しずつでもひと通り食べるとお腹いっぱいになるレベルです。味はしっかり目についているのでワインに梅酒とお酒がすすみます🍶小料理屋さんで飲んでいる雰囲気に近いかもしれません😋
グランドプリンスホテル新高輪 クラブラウンジ
グランドプリンスホテル新高輪はホテルそのものが高輪やさくらタワーとはワンランク上の雰囲気のホテルです。クラブラウンジの雰囲気も同じ洋なコンセプトのさくらタワーよりもゴージャス感が溢れまくりです。
かっこいいCLUB LOUNGEの文字が重厚な外観。ラウンジに入ってすぐにはレセプションがあります。
外の景色は花雅のように庭園は見えませんが、テラスの向こうに木々があります。窓越しの空には飛行機が飛び交うのがよく見えました。
席数も多く、窓側席はゆったりとしたソファ🛋がとても雰囲気良いです。今の季節は使えませんがテラスソファ席もありました。
ラウンジの間取りとしては4つの部屋に跨った構成のクラブラウンジのため、フードコーナーとドリンクコーナーが部屋ごとに分かれているのがやや不便に感じる方がいるかもしれません。
ともあれ、雰囲気は良いですし、良い席に座れればつい長居したくなってしまう非日常なクラブラウンジです。🌺🌴
・クラブラウンジ(ティータイム)
新高輪のティータイムですが、14時までは意外にも3つのクラブラウンジの中で1番物足りないフードの内容です。
マーブルチョコとポップコーン、マシュマロとナッツのみ。訪れるなら絶対に14時からを狙うのがおすすめです。
ドリンクは花雅と同じく緑茶やほうじ茶もあります。コーヒーマシンも完備。
冷蔵庫にはアルコールでシードルがあるのが特長です。ジュース類はさくらタワーやグランドプリンスホテル高輪のクラブラウンジとさほど変わりはありません。
14時を過ぎると本領発揮で、フタのあるビュッフェコーナーにスイーツが並びます。
クッキーストロベリーマーブル、紅茶クッキー、ピーカンナッツキャラメル(ピーカンナッツチョコと日替り)、ガトーショコラ。
ムース・オ・ティベール、ワッフル、あまおうアマンド。
全部盛るとゴージャスなスイーツプレートになります🍰🧇🍪利用勝手としては16時くらいに訪れて、そのまま17時からのカクテルタイムを楽しむのが良い感じがしました。
・クラブラウンジ(カクテルタイム)
カクテルタイムのグランドプリンスホテル新高輪は大盛況のでした。格調高い雰囲気と美味しいオードブルを求めてお客様が跡を絶ちません。
フードはティータイムに続いてのスナック類に加え、お待ちかねのオードブルの登場です。
17時にビュッフェコーナーに出てきたのは豚タンスモーク黒胡椒、スモークサーモンマリネ、海老とビーンズとキヌアのサラダ。
野菜の黒酢ソース掛け、レモンクラゲときゅうりの冷製、イカのハニーマスタード和え、チーズ。
これらオードブルはどれも味がきちんとしていてひと通り食べると夕飯代わりになってしまうレベルです。
お酒はやはりオードブルに合うスパーリングワインやシードルを楽しみました。バーカウンターに並んだお酒の品揃えもワインを中心に豊富でした。
ひと通り3つのクラブラウンジを楽しみましたが、和ならグランドプリンスホテル高輪の花雅、洋ならグランドプリンスホテル新高輪のクラブラウンジといった印象でした。
【宿泊記】ウェスティン都ホテル京都(2023.1.6~1.8)
私の数少ない京都のホテル経験の中では1番お気に入りのウェスティン都ホテル京都。ミツイや翠嵐に興味もありますがまだ泊まったことがなく、そこに辿り着く前にウェスティン都ホテル京都で大満足してしまっています。今回はポイント泊で、1月6日は40,000ポイント、1月7日は54,000ポイントの利用でした。宿泊記をご覧いただき、楽しんでいただければ嬉しいです。
- ホテル外観・ロビー
- ゲストルーム(ジュニアスイート 1キング)
- 館内・庭園
- SPA 華頂
- 朝食(オールデイダイニング 洛空)
- ウェスティンクラブ(アフタヌーンティー)
- ウェスティンクラブ(イブニングカクテル)
ホテル外観・ロビー
いつ見ても大型ホテルの外観🏯天守閣のような部屋が見えお城のような印象も。正面から見えるのは一部に過ぎず、更なる奥行きには多くの客室があり、5階や7階には庭園も広がっています。とてもスケールの大きなホテルです。
表通りから見えるホテルの姿はクラシカルな豪華絢爛そのもの。明かりが灯るとなおのこと華やかさが伝わってきます。クラシックなミヤコホテルの石碑もホテルの歴史を感じさせます。
エントランスはお正月の門松やしめ縄が設えてありました。ホテルが大きいだけにエントランスも広々としています。ロビースペースもとても広く、レセプションは3箇所あります。到着の際はスタッフの方がクラブラウンジ利用可能であることを確認して3階ラウンジにてチェックインに案内して頂きました。
ロビーの席はゆとりのある配置で、チェックインやアウトの際にゆったりと腰を降ろすことができます。レセプションから一番遠い位置にはクラブラウンジのある3階まで直通のエスカレーターもあります。
2階から見たロビースペース。広さと天井の高さが伝わると思います。開放感が半端なく視界が通ります。天井から吊り下がるオブジェや中央に設えてある大きな花木はウェスティン都ホテル京都ではすっかりおなじみです。
感謝と書かれた大きな書が1階エレベーターホールに飾られ、お正月らしく酒樽も奉納されていました。季節と和を感じて気持ちがほっこりしますね。そして滞在の気分も盛り上がります🍀
ゲストルーム(ジュニアスイート 1キング)
部屋は6階のジュニアスイートでした。今回もアップグレードしていただけました。前回の部屋との違いとしては、景観が屋上庭園ビューであること(景観がとても良いというニュアンスではなくただ目の前にある感じです)、洗面台が1つであること、テレビが2台あること、執務席が無いことくらいでしょうか。ある程度の広さのベッドスペースとリビングスペースがセパレートされているので、前回も今回もジュニアスイートとしては充分に満足でした🍀
リビングスペースはソファと椅子があり、ゆったりと腰掛けられます。🛋クッションもたくさん。ミニバーコーナーや冷蔵庫も近くにあります。家具が多く配置されているため、忖度なしに言えばリビングだけ見ると意外に広さは感じません。
ミニバーコーナーはネスプレッソのほか紅茶、煎茶もあります。鉄器の急須もありました。冷蔵庫の中にはワインやビール、ジュースなどが入っています。スペースに少し空きがあるので、ペットボトルなど持参していたら冷やすことは可能です。
グラスやコップ類はひと通り揃っていて便利です。丸底のグラスはジュースやビールにも万能です。氷が必要なときは届けてもらうことができます。
リビングからベッドルームの眺望です。壁には備え付けのテレビがあります。部屋同士で間仕切りがありますが、開けておくと開放感があります。
ベッドはキングサイズで広々。ベッドサイドには充電用のコンセントやUSBに対応しています。個人的にはテレビは1つで良いのでリビングとベッドルームが開放できると、より広く感じて良さげです。
ベッドルームからリビングの眺望。ベッドからもう1台あるテレビを見ることができます。部屋は扉を閉じることができ、寝る際に便利ではありました。
洗面台は1つでした。これは2つあると便利なんですよね。タオル類はいつも多く使うのを覚えていてくださっているのか、多めに準備されていました。暖色の優しい灯りのドレッシングスペースはリラックスして支度ができます。
アメニティは前回同様にソティスでした。なかなか自分では買わないブランドなので、こういう機会に使ってみたいので嬉しいサービスですね。トイレは手洗いも併設のタイプです。
バスルームはゆったりとした間取りでバスタブも洗い場も申し分ない広さです。入浴はSPA華頂に行くため部屋の湯船には浸かりませんでしたが、ゆったりと浸かれそうな印象でした。バスアメニティはWHITE TEAです。
ウェスティンクラブやダイニング、スパの案内です。ウェスティンクラブ(クラブラウンジ)は7時〜21時までの営業です。コロナ禍においてビュッフェ形式を取っていただいているので、営業時間としては御の字だと私は感じています。朝食はクラブラウンジだと7時からの営業で品数も洛空のほうが豊富ですが、クラブラウンジでは朝からシャンパンの振る舞いがあると案内がありました。
ルームキーはクラブラウンジの入室カードも兼ねています。部屋の窓からの眺望は屋上庭園が見えるものでした。
館内・庭園
館内は絵画や美術品などがさり気なく多数の箇所に配置され、ソファも広い館内の廊下などに設えてあります。高級感はもちろんですが、細かな配慮も感じます。庭園も何箇所があり、お天気の良い日は軽いお散歩に最適です。
3階エレベーターホール近くにある絵画とソファ、2階洛空前にあるソファてす。ソファがあるとつい座ってしまいます。座り心地って見た目より良かったり見た目より悪かったりするので、試してみるとなかなか楽しいのです。
7階の屋上庭園です。この季節は特段花があるわけではありませんが、綺麗な黄金色の風景が広がっていました。
同じく7階の佳水園庭園エリアです。私などとても泊まることはありませんが、外観からも伝統ある和の客室なのだろうと思いを馳せました。
5階の葵殿庭園です。こちらは起伏に富んだ散策路を探検みたいに楽しめます。途中には様々な庭園のシンボルがあり、飽きない散策でした。
SPA 華頂
広々とした庭園露天風呂と屋内風呂のあるスパスペースです。6階にあり、敷地内から汲みあげる「京都けあげ温泉」の名がついた天然温泉です。
露天風呂の壁面は水路閣をモチーフにしたデザインで和モダンな雰囲気ありありです。スパ受付は6階でスパは5階にありますが、5階の湯上がりスペースにはお水が用意してあり自由に飲むことができます。
朝食(オールデイダイニング 洛空)
朝食はクラブラウンジで頂くこともできますが、品数の多いビュッフェの洛空で頂きました。入口にはお正月らしく凧が飾ってあり楽しいです🪁
洛空の会場は6時30分から。混雑をなるべく避けようと朝イチで行きましたが、まだ空は暗く最初はまるで夜の雰囲気です。日が昇り始めると徐々に明るくなり、爽やかな雰囲気のビュッフェ会場になります。席数も多くとても広いダイニングです。
ビュッフェ台は複数あり、ライブキッチンコーナーも和洋、デザートまであります。品数を見ても、かなり気合の入ったビュッフェメニューだと感じました。
洛空に入ってすぐのところにバケット類のコーナーがあります。一つ一つ袋に小分けされているため、鮮度はもちろん衛生的にも良いですね。
クロワッサンやデニッシュもあります。全般に和食の多いビュッフェの中では、存在感がありました。トースターもあり温めることもできます。
サラダは野菜の種類が多いのが印象的でした。ドレッシングも多数あり、朝から野菜をモリモリ食べられます。
コールドミールの定番メニューも充実しています。オードブルに最適なスチームチキン、スモークサーモンやボロニアソーセージもきちんと美味しい。和食のオードブル的なきんぴらゴボウや焼き茄子もあり、和も洋も色んな種類を少しずつ幅広く食べたい私には嬉しい限りです。
ご飯は京都の老舗米屋・八代目儀兵衛厳選のお米でした。粒がしっかりとしていて美味しいお米でした。おにぎりで食べても最高でした。
スープコーナーと名付けましたが、味噌汁やコーンスープ、ホテルカレーといった汁物はどれも味付けがしっかりしていて主役級の美味さでした。
ご飯が美味しいだけに漬物コーナーはこだわりを感じます。漬物がおかずになってしまうくらいにバリエーション豊富です。全部のせて漬物丼も可能です。
焼き魚は日替わりで鯖と赤魚でした。根菜と一緒に提供されており、京都らしさを感じました。私が元々鯖が苦手だったこともあり、食べれるようになった今では美味しい鯖には敏感なのですが…これは良いやつです🐟
だし巻き卵は優しいお出汁の美味しさ。トマトのローストや煮込み豆など、もう一品欲しい洋の副菜も揃っています。
温かい炊合せや蒸し豆腐は冷え込む朝には嬉しいです。小鉢には温泉卵や納豆などもあり、組み合せでバリエーション豊かなおかずにもなりますね。
洋食ブレックファストの代表的なソーセージ、ハッシュドポテト、カリカリベーコン、ボイルドエッグなど。特にソーセージは肉々しくてワイルドな美味しさです。
ライブキッチンはデザート的にパンケーキ、和食的にはおにぎり🍙と汁物でした。汁物はうどんやにゅう麺などがあり、これはとても美味しかったです。おにぎりもトッピングがちりめん山椒や牛時雨煮、鮭など種類豊富で、大きさも2口くらいの小さなおにぎりなので、色んな種類を食べれました。
ライブキッチンはまだまだ続きます。洋食的にはオムレツがあり、トッピングも豊富です。デザート的なのは日替わりでフレンチトーストの日もありました。アイスクリームはリクエストに応じてカップによそってくれます。この他シリアルもありました。
ドリンクコーナーはコーヒーマシンや紅茶コーナーがあります。茶葉は紅茶からハーブティーまで種類沢山でした。フレッシュジュースはオーダーでグレープジュースなど注いでもらえます。フレッシュオレンジジュースはグラスに入れてカウンターに並んでいました。
フルーツとヨーグルトはセルフで好きなものを取ります。フルーツは美味しさ的にはごく普通な印象でした。フレッシュオレンジジュースは搾りたてでとても美味しい🍊アイスクリームはラムレーズン好きなのでハマってしまいました🍨
おにぎり、にゅう麺、炊き合わせ、オムレツです。和洋それぞれお腹いっぱいに食べてしまいました😋洛空の朝食ビュッフェ、おすすめです。
ウェスティンクラブ(アフタヌーンティー)
クラブラウンジのウェスティンクラブ。やはりクラブラウンジが1番の楽しみです。前回の滞在で素敵なラウンジであることは体験済なので、9ヶ月ぶりとなる今回も期待が高まります。
クラブラウンジにはルームカードキーをかざして入ります。入るとお正月らしい木花と鏡餅が飾ってありました。御世話になります、よろしくお願いします🍀
ラウンジ内は広く充分な席数がありすが、人気のクラブラウンジなのでカクテルタイムには満席になることも。アフタヌーンティータイムも混雑はしますが、滞在中は待ち時間なく座れました。
席のバリエーションも様々で、基本は4人掛けの席が多くあります。ゆったりと座れる大きなソファ席もありました🛋
ビュッフェコーナーはドリンクとフードとテーブルが分かれています。フードのビュッフェ台は手前側がデザートやスナック類の置場、奥側はオードブルの置場となっています。アフタヌーンティータイムは手前側のみにデザートが並んでいました。
ドリンクのビュッフェ台の奥には冷蔵庫もあり、ビュッフェ台にないドリンクはセルフで冷蔵庫から頂くこともできます。また、珍しい機械仕掛けのコーヒーマシンもあります。台のドリンクはペットボトルや瓶入タイプのものなので、その場で開けてグラスに入れて飲むこともできます。🥤
クラッシュアイスの上に並んだドリンクは何だか屋台みたいで特別感がありますね。フードコーナーもお洒落に、かつ取り分けやすく並んでいます。品数がとびきり多いわけではないですが、和も洋もバリエーションが豊富なので飽きないビュッフェになっています。
フードコーナーの左側は軽いスナック類。チョコレートやナッツ、クッキー、おかきなどが並んでいます。軽いおつまみとして安心感のある品揃えです。
ケーキはチーズケーキやモンブラン、チョコレート、苺ムースなど種類豊富。小さくて食べやすく、きちんと美味しいケーキです🍰
和を感じるスイーツとしてわらび餅はレギュラーのようです。きな粉や抹茶で日替わりでした。お餅感たっぷりで柔らかくプリプリしていて美味でした。
お団子もレギュラースイーツの一品です。三色団子とみたらし団子が日替わりでした。みたらし団子は餡が美味しかったです。お団子なんてとても和を感じて京都らしく良いですね🍡
変わったスイーツとしては京豆腐とようけ屋の豆腐ヨーグルトが美味しかったです。豆腐の味と舌触りがほのかに残っていて楽しい一品でした。苺のジュレは滑らかで飲むように食べてしまいます。乗っている苺もきちんと申し分ない甘さでした。フルーツポンチも手作りを感じるものでした。
コーヒーマシンは2種類あり、1つはビュッフェテーブル左にあるネスプレッソマシーン。引き出しの中には多彩なポーションがぎっしりと入っています。もう1つはドリンク台の奥にある機械仕掛けのコーヒーマシンです。スイッチを押すとガタゴトと動きだし、楽しく見ながらコーヒーの出来上がりです。もちろんお味も申し分ありません☕
アフタヌーンティータイムに食べた品々です。みたらし団子や苺のジュレ等など、また食べたいな😋
ウェスティンクラブ(イブニングカクテル)
イブニングカクテルも基本的にレベルの高いフードが提供されていると感じます。イブニングカクテルは17時〜19時の時間帯になりますが、この日は混んでいたこともあり、17時30分に訪れたところ、その場で20分ほど待って席に案内頂きました。
クラブラウンジも夜は奥の明かりが落ちているようにドアの外からは見えます。ムード感がありますね。イブニングカクテルタイムのビュッフェ台は昼よりも増して華やかで豊富な品揃えでした。
イブニングカクテルタイムにはドリンク台に所狭しと様々なアルコールが並びます。この時ばかりはジュース類は脇役になってしまいます。ビールに冷酒、スパークリングワインなど目移りしそうな魅惑のお酒ですが、バーテンダーの方が常駐しているので、お好みのカクテルを作ってもらえます。このカクテルが一番の楽しみだったりします。オードブルコーナーは盛況でフードの回転がとても早い印象でした。
ビールはスーパードライにプレミアムモルツ、エビス、一番搾りと種類豊富。ビール好きにはたまらないと思います。このほか京の銘酒「神蔵」やアルゼンチンのスパークリングワイン「カテナ アラモス」も。大量に提供するアルコールながらも、きちんとセレクトしている印象を受けました🍾
スティルワインのバリエーションも飲み比べが楽しそう。ポルトガルの白ワイン(ソアレイリョ・アロー)やフランスのナチュラリス、フランソワ・ラベがコルシカ島のブドウで作るワインなどもあり、ワインで複数種類を用意してあるのは珍しいのではと感じました🍷
バケットやクラッカー、チーズ、スモークサーモンや生ハムなど、おつまみになるコールドミールも種類豊富です。
野菜スティックは特製ソースをディップして楽しみます。スパイシーポテトや蟹味噌豆腐は少量に小分けされています。美味しいのでついついおやつ感覚で食べてしまいます。お酒にもぴったりです。
何と、牛肉の赤ワインソースがありました。柔らかくてこれは美味しい。白身魚のバジルソース、コールドローストポークもお酒と一緒に食べ進みます。
揚げ野菜の京湯葉餡掛けは温かくて美味しい。ローストビーフや海老のフリッターまでありました。すこぶる豪華な品揃えです。海老のフリッターはスイートチリソースがありましたが、そのまま食べて充分美味しかったです。もうお酒が進みまくりです。
夜のスイーツとしてフルーツポンチやよもぎ団子、抹茶わらび餅、ケーキのオペラや苺ムースがありました。
カクテルはカンパリオレンジやスクリュードライバーを楽しみました🍹
テーブルランプの優しい灯りの中でのイブニングカクテルタイムは、幸せで夢見心地でした。ウェスティン都ホテル京都のクラブラウンジはやはり素晴らしい時間が約束されていました。
【宿泊記】モクシー京都二条(2023.1.8~1.9)
私のマリオットボンヴォイ修行に欠かせないホテルになっているモクシー京都二条。というのも、昨年3月に発売されていたマーチスペシャルプラン13,580円(2名1泊)が超お得で、1泊1人あたり1,000円クレジットと3,000ポイントが付いており、2人だと2,000円クレジットと6,000ポイントになります。全国旅行支援の適用可の際はここから支援割やクーポンが付いて、破格のお値打ちプランと化していました。向こう1年近くにわたって予約をしていたため、かなりお世話になったプランでした。今回も同プランで1泊お世話になった次第です。そんなモクシー京都二条の宿泊記をご覧いただければと思います🍀
ホテル外観
モクシー京都二条は正方形の外観です。格子のような各部屋割のデザインは和を感じ、京都らしさとも言えますね。昼間は明かりが灯らないのでさほど派手さは感じませんが、夜に本領発揮の夜型ホテルです。
モクシーのロゴも昼間は控えめに見えますが、夜は蛍光色を発しイケイケの雰囲気を醸し出します。今ではすっかり慣れましたが、初めて訪れたときはモクシーピンクのロゴに「このホテル大丈夫なのか…」と思ったものです。全然大丈夫なホテルでした(笑)
バーカウンター
入口を入ると、バーカウンターがあります。こちらのバーカウンターは、バー機能とレセプション機能を兼ねており、クルーが臨機に併行して対応しています。このホテルの良いところは、何と言ってもクルーの対応が節度あるフレンドリーで素晴らしい。
バーカウンターのサイドはオーダースペースも兼ねています。もちろん椅子のある箇所は座ってバーを楽しめます。バーに普段行かない方も、モクシーなら安心して過ごせることとお勧めできます。
ロビースペース
ロビーは様々な席があり、ロビーに降りるごとにどの席が空いてるかな、どの席に座ろうかなと選ぶのも楽しいです。カジュアルさと座り心地を両立した素敵なソファは是非お気に入りを見つけてみてください🛋
暖炉はフェイクですがモクシー京都二条のアイコンでもあります。前に佇むソファとテーブルは、チェックインやアウトでの待機、朝食、ディナーなど、あらゆるシーンで使い勝手の良いスペースになっています。
私の1番のお気に入り席はL字のソファスペースです🛋ゆったりと腰掛けたり、少し身体を倒しながら座れるのも楽チンです。大きなテーブルもあり、食べたり飲んだり遊んだりと長居したくなる席です。
こちらもモクシー京都二条のシンボルともいえるお月見の小上がり席。畳の和室で過ごしているように錯覚してしまいそうな居心地です。コワーキングスペースもあり充電コンセント完備です。
エレベーター前から見たロビースペース全景。楽しげでまるで遊園地のような空間です。ライブなどのイベントはこちらのスペースを使って行います。
この日はちょうど夕刻にライブイベントを行っていました。「二人目のジャイアン エレメンツ!!」は初めて見ましたが、トークも面白く音楽もシンプルながらテンポよく耳に残る曲でした🎙
恐竜のぬいぐるみもあり、カウンターでうたた寝していました🍀ドリンクコーナーはマリオットボンヴォイのゴールド会員以上が使えるようです。コーヒーくらいしかないのであまり実用的ではありません。フリードリンクの点では抹茶ラテまである大阪新梅田のモクシーが印象的です。
客室(さくらプレミアムクイーン)
今回のゲストルームはさくらプレミアムクイーンでした。モクシー京都二条滞在歴の中で2回目のさくらプレミアムへのアップグレードです。天井に桜が舞う装置は、機器の消耗が激しく、故障したタイミングで更新せずに撤去のままでいく方針とのこと。ゆくゆくは無くなるようです。今回の部屋には既にありませんでした🌸
7階エレベーターホール。壁に書かれた7の文字が印象的です。奥にはアイロンルームがあります。
部屋は角部屋で少し廊下のようなスペースがあり広く感じました。このスペースがあるのとないのとでは、スーツケースを広げるのに便利さが違います。
ドレッシングスペースは鏡も大きく機能的です。無駄なものが一切ないのとお洒落さを備えたシンプルな造りです。アメニティも歯ブラシとカミソリ、綿棒程度です。バスルームはレインシャワーも使えます。トイレはドレッシングスペース内にあります。
ベッドはキングサイズで充分大きく、背も高いタイプです。壁の絵画に囲まれ楽しい雰囲気のベッドです。テレビは丁度ベッドの正面にあり見やすいです📺
部屋でいつもお気に入りなのが壁に折りたたみ式のテーブルとイスです。食べたりちょっとした作業をしたりと、こうした狭いスペースを活用した仕掛けが大好きです(笑)
夕食(モクシーバー)
夕食はプランに付帯しているホテルクレジットとプラチナ以上で選べる特典の10$クレジットを利用してバーで夕食を食べました🍀
唐揚げ丼(1,000円)とキャラメルアップルフラットブレッド(1,200円)です。唐揚げ丼は温玉が乗っていて崩しながら食べるとGood🍀マヨビームも合います。キャラメルアップルフラットブレッドはデザートのつもりが唐揚げ丼を凌駕するボリュームです😋カクテルはおなじみのモクシーピンクと京deトロピカルです。これを飲むと京都に来たと実感します🍹
テイクアウトでフレンチフライと追い唐揚げもしてみました。フレンチフライも唐揚げも500円です。部屋飲みも楽しいですが、やっぱり1階に降りてロビーやバーで飲むのが良いなと再認識しました☺
朝食(モクシーバー)
朝食もバーカウンターでオーダーします。こちらのホテルは朝食で混み合うことは経験がありませんが、いつもスタートと同時の7時に降りてきて食べます。
朝食は私の中ではにゅう麺推しです。3種類から選ぶメインは他にホットサンドや鮭粥もありますが、ラー油のアクセントが利いた素朴な味が気に入っています。1,500円ですが10$クレジットを使い差額は部屋付けにします。
朝食にはメインの他に2品をアラカルトから選べます。シリアル&牛乳、フルーツをチョイスしました。このほかジュース類もフリードリンクとして頂けます。
フリードリンクコーナーです。ジュースはオレンジ、グレープフルーツ。アイスコーヒー、アイスティーもあります。ホットドリンクは朝のみカフェラテやエスプレッソも選べるようになります。
セット内容として1,500円はお高めに感じますが、にゅう麺を食べたくていつも頼んでしまいます。つまるところ、何だかんだでお気に入りの朝食なのかもしれません😋
【宿泊記】ウェスティンホテル横浜(2022.12.31~2023.1.3)
2022年の暮れから2023年の年始のにかけて、ウェスティンホテル横浜に初上陸を果たしました。アクセスは横浜駅からバスで5分程度、電車ではみなとみらい駅から徒歩7分程度と、横浜の交通網にピタリとはまった好立地。ワールドポーターズや赤レンガ倉庫、ランドマークプラザやマークイズといった商業施設にも徒歩圏内でアクティビティにも申し分ありません。そんなウェスティンホテル横浜の宿泊記をありのままの感想で綴りたいと思います。ご覧いただけたら嬉しいです。
ホテル外観・館内
ホテル建物は23階建てで、13階から上がウェスティンホテル横浜になっています。背が高い建物ですが横にも長いのが第一印象でした。電車や車でアクセスする際も、特長ある高層の外観ですぐに分かると思います。客室は海側(ビルの隙間に海側見える)と陸地側(富士山が見える)に面しています。ホテル正面は海側になります。
ホテルは緑をバックにザ・ウェスティンのロゴが鮮やかで映えています。1階エントランスには門松🎍が設えてありました。年末年始、お正月の滞在ということでワクワクです。1階のレセプションはチェックイン前の案内や荷物の預かりなどをしてくれます。正式なチェックインは23階(最上階)のカウンターで行いました。エレベーターホールへはカードキーをかざし入場できるシステムで、エレベーターも宿泊部屋の階層はカードキーをかざして指定されるシステムです。セキュリティ対策がしっかりできています。
23階に着くと、まずロビー階の広さに驚きます。天井も高く視界も広く景色も見え開放感たっぷりです。チェックインカウンターは3つあり、マリオットボンヴォイのステータスにより分かれていました。右がゴールド、真ん中は共用、左はプラチナ以上でした。カウンターすぐ横には窓の景色で富士山が見えています。3日間の滞在でほほ富士山は見え、天候にも恵まれました。
ロビー階にはレストランがいくつかあり、アイアンベイ、シュガーマーチャント、コードバーがあります。シュガーマーチャントの奥にコードバーがあり、最初はなかなか分かりにくい配置です。アイアンベイは独立していてすぐに分かります。こちらは朝食でもお世話になったグリルレストランですが、日中から夜にかけてはアイアンベイから繋がっているテラス席が開放されて、緑に囲まれた非日常なオアシスなソファスペースで寛ぐこともできました。ただし、天井は半吹抜けであり冬季なのでとても寒いです。春や夏は最高でしょうね。
ロビーフロアの散策が楽しいのもこちらのホテルの特長だとおもいます。とにかくどこの場所からも景色が楽しめて開放感が半端なく素晴らしい。コードバーやシュガーマーチャントは厳密には営業施設内としては利用者のみ入場可だと思いますが、ふらりと景色を眺めながら立ち入る人も多く、その点はとても寛容です。所々に会議ができたり大家族で食事を楽しめそうなテーブル席があったり、絵画や美術品、ウェスティン得意の苔オブジェがあったりと、ラグジュアリーな雰囲気も楽しめたりです。ベイビューの部屋の方はお部屋からは富士山は見えないと思いますが、ロビー階に来たら思いきり楽しめます。そんな素敵なロビー階でした。
ゲストルーム(デラックス2ダブルシティビュー)
チェックインの際に特段の案内はありませんでしたが、ポイント予約での宿泊そのままのボトムのお部屋でした。超繁忙期にまとまった期間の滞在なのでこれは仕方のないことだと感じました。今回お世話になるお部屋の階層は20階です。偶然、富士山側の眺望のお部屋でした。
エレベーターはカードキーをかざすと宿泊階の部屋が自動点灯します。同時に22階(クラブラウンジ階)も点滅するので、クラブラウンジ利用の際は22階を押します。クラブフロアは22階と21階のようです。今回宿泊の20階はクラブフロア手前の階まで頑張って用意いただけたのだと有り難く思いました。
エレベーターは向い合せに2基ずつ4基あり、利用するたびに20階で降りると、自分の部屋がどちら側だろうと一瞬迷ってしまいました(^_^;)廊下は木目の壁に照明が灯り、とても落ち着いた雰囲気です。部屋はカードキーをかざしてロックを解除します。
20階のデラックスルーム、ベッドはダブルサイズが2つあるツインタイプのお部屋です。眺望は富士山側。部屋に入ると自動でシェードが上がり景色が現れてテンションが上がります。玄関すぐ左にはカードキーや小さな手荷物を置ける台が設えてあり便利です。
ベッドがダブルサイズなのはゆったり寝れて助かりました。何よりウェスティンのヘブンリーベッドは寝心地最高ですね。クッションと併用しながらストレスフリーで快眠でした。ベッド周りには充電のコンセントもあり、充実しています。率直な感想としては、ベッドルームとドレッシングルーム・玄関側が、下の写真にあるミニバーコーナーの柱を中心に右からも左からも通り抜けできる構造になっており、ワンルームタイプに慣れてる私としてはジュニアスイートに近しい造りだと感じました。これより上のランクの部屋ってどれほど凄いのか想像がつきませんが、私はこの部屋で充分広く居心地最高でした。富士山もばっちり見えて、これ以上望むものはありません。これがボトムクラスの部屋だなんて、すごいぞウェスティン🏆
ベッドルームからドレッシングルーム側の眺め。右手壁にはクローゼットや衣装引出しもあり、収納も完璧です。ミニバーコーナーや冷蔵庫が部屋の中心にあるのもとても便利です。なお、ドレッシングルームとベッドルームは引き戸を閉めて区切ることもできます。入浴の時などに活用しました。
部屋の中で特に気に入ったのが窓際にあるソファでした。左半分は背もたれがあり、右半分は背もたれがありません。この背もたれのないのがポイントで、窓側に足を垂らして座れるのです。この景色を座りながら間近で見れるのは最高です。このソファには寝そべって右を向いて景色を見たり、左を向いてテレビを見たりと大変お世話になりました。なお、窓越しに右手には箱根駅伝の走者の姿も見ることができました。
テレビも充分大きく、全く問題なく楽しめました。ベッドに寝そべりながら見る距離感も丁度です。このほか、ベッド脇のテーブルにスマホの置き充電器があり、これはとても便利でした。部屋の隅にある鑑賞苔も部屋を和の雰囲気にしてくれて存在感がありました。
ミニバーコーナーにはサステナブルな瓶水がありました。味はまぁ普通です。ネスプレッソや紅茶などもひと通り揃っています。冷蔵庫は空で用意してあり、きちんと冷えるタイプです。食器類はコーヒーカップのほか、グラス、ワイングラスもありました。
ドレッシングコーナーは洗面台が一つですが、それ以外は不便さは全くありません。鏡が丸い大きな鏡でお洒落で、鏡の縁からの照明もお洒落でセンスの良さを感じました。お手洗いはスモークガラスで仕切られているのは好みが分かれるところかもしれません。
バスルームなど含めてアメニティはWHITE TEAでした。とても良い香りで気に入りました。シャワーはレインタイプもあり、ハンドシャワーと同時に使うこともできます。バスタブも大人が普通に脚を伸ばしてちゃんと入れる大きさがありました。特筆なのはウェスティン仕様でお湯の開閉がボタン式であること。蛇口をひねることなくボタンを押すだけで出したり止めたりできるのは非常に便利でした。
部屋からの眺望です。右手奥に富士山が見えて最高でした。ベイビュー側は見える景色が高層ビル同士の間に見える港の海のため、オーシャンブルーは素敵ですが、目の前を遮る建物が無いことや富士山が見える点でシティビューも等しくおすすめだと思います。
クラブラウンジ(ウェスティンクラブ)
待ちに待った22階のクラブラウンジです。入場の際にカードキーをかざして入るのではなく、部屋番号を聞かれることもありません。誰が何人で何時に入室したかを把握しないシステムですが、これがクラブラウンジに関連する様々な課題の根本にある原因のように感じました。なお、年末年始ということもあり入口にはしめ縄が飾られていました。
ラウンジにはレセプションもあり、チェックインやチェックアウトもクラブラウンジで手続きができるようです。なお、滞在した年末年始は、ティータイムは17時までで共通でした。カクテルタイムは12月31日は1時間半毎の3部制、1月2日・1月3日は1時間半毎の2部制で、いずれもチェックインの際に時間を予約するシステムでした。まず訪れたのはティータイム。皆さん好みの席に着席して楽しくお茶をしています。特にお子様連れの家族も多いようでかなりの盛況ぶりでした。写真は空いている時間帯に撮影したものを掲載しています🍵
クラブラウンジはとにかく広いです。フードコーナーはラウンジのコーナーにあるため、反対側のコーナー付近に座ると、フードやドリンクを取って席に戻る往復が結構大変です。フードも人気のチョコなどは置かれてすぐになくなってしまいます。そのため、ドリンクメインでマイペースでゆったりされる方はラウンジ入って左側席をおすすめします。フードもなるべく全て楽しみたい方は、ラウンジ入って右側の席をおすすめします。席数はかなりあると感じましたが、それ以上にラウンジ利用者が多いのだと思います。
日中のティータイムはコーヒーやジュースがメインになります。日によってはグレープフルーツジュースしかない時もあり、推測ですが朝食ビュッフェの残りのジュースがここに運ばれてくるのかなぁと。ドリンクは補充も回転は決して良くありません。対応するスタッフの人数や意識もクラブラウンジのキャパに対応できていない印象です。なお、ジュースはきちんと揃っている時はオレンジやリンゴもあります。ジュースは冷蔵庫にしてもクーラーで冷やすにしても、グレープフルーツとアップルの見分けが明かりによっては分かりにくく、瓶に表示をしたら良いと思いました。
フードは軽めのお菓子がメインです。ドライフルーツやナッツ、お煎餅やホームパイ、クッキーになります。時折、テーブルの台座の上にオシャレなチョコが提供されますが、すぐになくなってしまいます。この日はリンツのチョコも並びましたが、間もなく売切れとなりました。人気の品は、小皿に小分けにして30分おきくらいに各テーブルに配ると良いのではと思いました。
窓側の席に座るとベイビュー(ビルの合間の奥に見える感じ)の眺望になります。一方でラウンジの内側は比較的ゆったりしたソファ席が多くあります。こちらのクラブラウンジはとびきりのベイビューの眺望が楽しめる訳ではないので、内側のソファ席でゆったりと身体を楽にしながら寛ぐのもおすすめだと思いました。
続いてはカクテルタイムです🍸🍹
カクテルタイムはチェックインの際に時間枠を予約済です。その際の案内では子供は19時までの利用のため、大人だけでの利用であれば初日は3部の時間(21時スタート)、2日目と3日目は2部の時間帯(19時半スタート)をおすすめと案内頂いたので、それに従って全日程とも一番遅い時間帯で予約をしていた次第です。ラウンジは日が暮れるとぐっとムードある大人の社交場的な空間になります。席のバリエーションも様々。窓の景色も夜景が綺麗に。アルコール類はまずまずの品揃えですが、GUINNESSがあることとモエ・シャンドンがあることが特筆の点だと思います。特にモエ・シャンドンはアンペリアルのほかガーデンスピリッツもあり、シャンパンに力を入れているのが分かります。料理はやはりカレー、そしてシュウマイが美味しかったです。それ以外のフードは一般的なレベルといえるでしょう。
カクテルタイムのドリンクは、基本的にスタッフの方が専用カウンターでオーダーに応じて注いでくれます。ビールも専用グラスに、ジュースもグラスに注いでくれます。この日はモクテルのクランベリーアップルスカッシュもありました。クセのない爽やかなソーダでした。リクエストすればアルコール入りのカクテルにもしてもらえます。
野菜スティックやサラダ、温野菜は軽いおつまみとして安定感があります。人気のオードブルの合間にいただく程度でしたが、野菜類は品切れを起こすことはありませんでした。
パンは残念ながら初日しか食べられず、2日目、3日目は予約した時間帯では品切れでした。パンにワインの組合わせが好きなので残念。初日に食べれたクルミパンは美味しかったです。点心はいつも時間帯後半になると出てくる印象でした。点心は補充は遅いものの品切れはなかったです。点心は特にシュウマイが大ぶりで肉々しくて美味でした。
パテ類も充実していました。特に最初の写真左の出汁のようなチーズのようなテリーヌは美味しくてお気に入りでした。鴨のスモークもジューシーでビールにもワインにも合いました。パテ類も品切れは起こさず安定していました。オリーブなどのアクセントのおつまみもこちらのコーナーにありました。
ホットミールはカレーとペンネを除き正直いまひとつの印象です。味付けがはっきりしないというのが私の舌の感想でした。このあたりが充実すると、人気がカレーに一極集中しないで良いのかもしれません。
カレーは人気なだけあって確かに美味しい。程よい酸味と甘みがあり、スパイシーさと併せて果実や野菜などが溶け込んだ旨味を感じました。ルーに入っているお肉もホロホロとほつれるくらいに調理してあり必食です。一方でこのカレーの人気さ故にホテル側の苦慮も垣間見えます。タイミングによってはカレーはあるけどご飯がなく、ご飯はあるけどカレーがなかったりします。そして延々と無い状態が続いてしまいます。
デザートはミニケーキが回転よく補充されていました。種類もかなり多く、写メは撮ってもきりがないくらいでした。コーディアルタイムのデザートとしてはきちんとしたケーキで、ホテルのデザートへの意識の高さを感じました。
2日目と3日目に運良くありつけたカレー。器はカレー皿切らしていたのでご飯茶碗のような器でいただきました。GUINNESSは癖があるけど癖がなく最高(笑)モエ・シャンドンのオレンジはとてもフルーティーで果実味が溢れまくりでした。これは気に入りました。いろいろとありましたがお酒とフードは美味しくいただけた印象です。
朝食ビュッフェ(アイアン・ベイ)
朝食はクラブラウンジとアイアン・ベイ、そして3階レストラン(ブラッスリー・デュ・ケ)から選べますが、チェックインの際のスタッフの方のおすすめでアイアンベイで頂きました。ロビーフロアと同じ23階にあります。
店内に入ると円卓も用意されワインのディスプレイもありお洒落な印象です。混雑時には実際にこちらの席も利用する盛況ぶりでした。ビュッフェ台には近いので良いかもしれませんね。
店内は奥行きがあり広々としています。席数も豊富でどの席からも景色は楽しめると思いますが、特に窓際席は足元からガラス張りのため爽快に景観が楽しめます。席の位置によって朝日が上る時間帯は途中からシェードが降ります。富士山ビューの部屋に宿泊のため、クラブラウンジやアイアンベイからのべビューは新鮮でした。利用はやはり朝イチの時間が空いていておすすめです。
ホットミールコーナーも窓に広がる景色の前にあり、贅沢なシチュエーションのビュッフェで迎えてくれます。補充もこまめに行われており、スタッフのきめ細かな対応が利いていると思いました。
焼き魚は鯖と鰆が日替わりでした。もう少し強めに炭を入れてもらえると保温が良かったのではと思います。やや冷めた状態での提供でした。プレーンオムレツやソーセージ、ベーコン類は安定感ある美味しさで存在感がありました。温野菜のグリルも美味。紫蘇焼きそばは思いのほか美味しくてハマりました。
ワッフルとスフレパンケーキは日替わりでした。スフレパンケーキは完全にデザート級の美味しさでおすすめです。メープルシロップをかけて頂きました。
パンやデニッシュも大充実。見た目がもう宝石箱のような品々です。アーモンドチップと粉砂糖がまぶしてあるシュー生地のようなパンとベリーのパイ生地デニッシュがお気に入りでした。シリアルもひと通り以上に揃っていて、ドライフルーツやナッツ類もトッピングできる完璧さ。フルーツはオーダーするとカットしてくれます。ミルクも牛乳や低脂肪乳など含めて4種類。ジュースもオレンジやアップル、グレープフルーツがありました。
ライブキッチンコーナーとコールドミールコーナー。大きなテーブルに所狭しと様々なオードブルなどが並んでいます。一品一品じっくり見ると、掘り出し物的な美味しそうなオードブルが発見できて楽しいです。
お正月の1月1日はお刺身、ボイル海老、煮凝り、伊達巻、紅白蒲鉾、黒豆、なますといったお正月料理がありました。これは新年早々嬉しいサプライズでした。
ライブキッチン横には点心コーナーが。クラブラウンジで食べて間違いない美味しさだった焼売がありました。
チキンのハムや生ハム、パストラミ、スモークサーモンもあります。紅白蒲鉾は1月3日もありました。
温泉卵やきんぴらごぼう、ひじき煮などのお惣菜はほっと一息つけるおかずです。刺身こんにゃくは酢味噌でいただくタイプでした。
チーズもゴーダやカマンベールなど豊富で、特に器に小分けされたカプレーゼは彩りも美しくセンスを感じます。
サラダも野菜の種類豊富で目移りしてしまいます。ドレッシングも様々あるので、気に入った野菜を味変しながら楽しめます。
フルーツと各種ヨーグルトコーナーです。リッツカールトン日光朝食のような小瓶に入ったヨーグルト達。味はアプリコットやブルーベリーもあり、どちらも美味しかったです。ブルーベリーはフルーツコーナーで追いブルーベリーをするのが楽しかったです。
朝食ビュッフェで食べたもの美味しかったものシリーズです。1月1日のお刺し身はマグロ、サーモン、ハマチに加えてボイルして優しく味付けされた尾頭付きの海老🦐もあり、テンションがあがりました🍀エッグベネディクトはカレーソース、クロワッサンは抹茶パウダーで中にアンコ入り。フレッシュフルーツに追いブルーベリーのヨーグルト、そしてアイスカフェオレ絶品でした😋
新春餅つきと振る舞い酒
1月1日は11時と15時に新春の餅つきと振る舞い酒がありました。11時に行きましたがお餅を貰うのに長蛇の列でした🙀つきたてのお餅は是非食べたかったので並んで無事食べることができました。こういったお正月らしい催しは嬉しいですね🎍
大人は日本酒をミニグラスで、お子様はカップにオレンジジュースでした。口にして改めて日本酒は得意ではないと気が付きました( ゚д゚)ハッ!
餅つきを希望のお客様は、大人も子供もはっぴを着て掛け声とともに元気にペッタンペッタン楽しそう😻
つきたてのお餅は柔らかくて抜群に美味いです。美味しくお正月気分を楽しめました🍀
ウェスティンホテル横浜の課題と改善案
最後に、今回の滞在では、利用者が楽しいはずのカクテルタイムが戦場と化してしまっていました。ウェスティンホテル横浜はクラブラウンジについて何かと話題のホテルの印象でしたが、実際に泊まり利用して感じたことを残しておきたいと思います。
実際にあったことを日にちごとに顛末を整理します。
①初日の12月31日は、予約していた21時に訪れすぐに席に着くことができました。ただ、料理やジュース類はかなり品切れになっており、モエシャンは冷えてないものならあるとのことで、常温でいただきました。料理は最終回のためか切らすと補充もなく、やや残念なフードコーナーでした。スタッフからは品切れで用意がないとの案内でした。
②2日目の1月1日に問題が起こります。2部制のこの日、予約の時間19時半に行くと、22階のエレベーター前からゲストルーム前の廊下にわたって長蛇の列ができており驚きました。スタッフによると、想定以上の利用者数で、1部の段階ですでに待ちで部屋へオンコールのお客様が大勢生じてしまい、2部もスタートから一旦部屋で待機になるとのこと。部屋番号を伝えるとワインの入った紙袋を渡されました。予約通りに入場できないことへのお詫びにと業務用ハウスワインを皆に渡しているようです。当然のことながら、予約をしていたのに何故…となり、このあと予定があるのにと怒りをぶつけるお客様もいました(まさに正論です)。部屋で待機し呼ばれたのは21時少し回ったくらい。1時間半制のため予定の時間は既に終了しています。行くと料理は野菜とチーズと味噌汁(ネギとお麩は売り切れ)くらいしか残っていない状況です。2部の途中まではカレーがあったようですが、呼ばれたのが遅い組は品切れのあとで、とても残念な様子。残念どころか怒鳴るお客様もいて、カクテルタイム中もかなりのカオス状態。ホテルの方は、お子様連れのご家族が多く、多めに料理は用意していたが、それを上回るペースで1部のお客様の消費があり品切れになってしまったとの説明。また、ラウンジ利用者の人数も同様に想定を上回る利用者数だったとのことでした。ホテル側の対応に抗議するお客様と、ホテル側をかばうお客様とで口論となる場面も。終了は22時で退席の案内があり、1時間も居れない状況でした。
③3日目の1月2日は、さすがに前日のカオス状態を踏まえた準備や対応があるかと思いきや、19時半に22階のエレベーターを降りると、昨日見た列をはるかに超える長蛇の列。同じく例の赤ワインを渡され部屋で待機。オンコールがあったのは21時前でした。ラウンジで席につくとビールやシャンパンのグラスを切らしている状態でした。皆、使えるコップを手に、明らかに足りてない人数のウェイター待ちでは押している時間が勿体ないと、冷蔵庫を開け次々とビールなどを持ち出して席に持っていきます。スタッフも多勢に無勢で何も言えずまるで暴動や略奪のようなな雰囲気に…。また、前日を経験した連泊のお客様なのか、フードコーナーはなくなる前に取るべしと空のビュッフェ台の前に並んでいる方もいる状況。皆お目当ては人気のカレーのようでした。いつ来るかもわからないカレーを待つ料理なき列…。カレーが来ると、こんどはご飯がなくなり、米がないと叫ぶお客様。米騒動…一揆…笑い事だけれど、でも笑えないカオスな状況がそこにはありました。2日目や3日目は、元々少ないスタッフが苦情のお客様に対応し、なおさら補充や片付け等に手が回らない悪循環。なんだかお客様もホテル側も残念で気の毒でした。
私なりに問題点と改善案を考えてみました。
2023年1月5日からクラブラウンジのお子様利用に制限が行われたようなので、その前提での改善案です。
①カクテルタイムは、ラウンジ利用者の部屋番号と案内席を管理し、きちんと守られる時間制限を設ける。
②管理の上でラウンジから溢れる利用者見込みの場合は、別会場を用意。
③カレーはチケット制で1人1皿。
④品切れが想定されるフードは希望者にスタッフが直接サービス(大量消費を防ぐ)。
単純ですが、これだけでもだいぶ変わるのではないでしょうか。今後、お子様の利用がなくなったとしても、そこまで激的に利用者減にはならないのではと思います。そのため、とにかく利用者同士が公平で皆同じ条件下で楽しめる工夫が求められます。
好立地でとてもラグジュアリーな風格あるホテルなので、その伸びしろにとても期待しています。
【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン日光(2022.12.29~30)
5回目の滞在となる12月のザ・リッツカールトン日光はチタンエリートでの宿泊になります。思えば10月から11月の滞在時に紅葉の季節🍁真っ盛りの繁忙期とはいえ、プラチナエリートではアップグレードに無力であることを痛感し、ならばチタンエリートを目指そうと思い立ち、12月上旬に達成しこの日に臨んだものです。
年末の時期も紅葉の季節と同様に繁忙期であり、単純にプラチナとチタンの差がどうだったのか…結果として、チタンエリートの力はプラチナよりはるかに上と感じました。
そんなチタンの喜びを感じた真冬の奥日光 ザ・リッツカールトン日光の宿泊記をぜひご覧ください❄️🫧
- ホテル敷地入口・エントランス
- ウエイティングスペース・箱庭・ライブラリー
- ロビーラウンジ(チェックイン)・ウェルカムドリンク
- メイン廊下・温泉
- フィットネススタジオ
- アフタヌーンティー(ウィンターエクスペリエンス)
- ゲストルーム(4階レイクサイドビュー)
- ウエルカムフルーツ&スイーツ
- ホテル外観・庭
- 夕食(鮨くろさき)
- 朝食(日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光)
ホテル敷地入口・エントランス
クリスマス寒波での残雪に備えてスタッドレスを履いて臨んだこの日、日光道の途中から路面に雪が見え始めました。いろは坂途中からは粉雪が舞い始め、到着したのは10時過ぎ。車は華厳の滝駐車場に停め、徒歩でホテルにむかいました。
今回の滞在では、チェックイン日は風も強く吹雪の荒天で、チェックアウトの日は雲がありつつも穏やかな晴天となり、奥日光の両面の表情を体験することができました。宿泊記のなかでは晴天のほうの写真を掲載しますが、吹雪の中のザ・リッツカールトン日光は庭にも数分しか居れないくらいの寒さと風。露天風呂も海のようにさざ波が荒れる環境下で、晴天の有り難さはどんなアップグレードよりも貴重だと感じました。
ホテルに到着すると、敷地入口の石にも雪が積もり、前回訪問から2か月経たぬ間に季節がすっかり変わったことを改めて感じました。日本の四季は本当に素敵ですね。後ろに見える男体山も雪化粧です。
エントランスはもう門松が設えてあり、お正月を迎える準備が整っていました。🎍思わずお正月もここで過ごしたくなってしまいます。
エントランス脇にあるオブジェもずっと外に居て寒そう☃️いつものようにそっと静かに佇んで迎えてくれました。
ウエイティングスペース・箱庭・ライブラリー
大きな大きな自動ドアを開けて館内へ。到着が早かったこともあり、チェックアウトにもまだ早い時間帯のため、館内はまだ静かな雰囲気です。
ウェイティングスペースも人が居ませんでした。受付の方が声をかけて下さり、チェックインの手続きはできるようでロビーラウンジに案内され座りました。チェックインを済ませ、部屋に入るのは準備が出来次第で連絡をもらえる事に。
1階には3箇所ほど外が見える箱庭があり、雪景色が素敵でした。館内の暖色のあたたかな光と、雪景色の白が対比してとても素敵な雰囲気でしたよ。
チェックインの手続きにスタッフの方が来るまでの間に、ライブラリースペースを探検。こちらはロビーラウンジの営業時間には飲食スペースにもなりますが、高い天井に背の高い本棚、両脇の暖炉やダイニングテーブルやソファといった非日常な空間に改めて感嘆です。
ロビーラウンジ(チェックイン)・ウェルカムドリンク
今回チェックインの手続きを行った場所のロビーラウンジはいつもアフタヌーンティーの時にお世話に、なっています。営業時間外は思い思いに寛ぐことを許してくれるのが有難いスペースでもあります。
ロビーラウンジのソファに座りながらのチェックインの手続きの際に渡されたエリートステータスごとのサービスの案内です。案内からはエリートボーナス75%がプラチナとの主な違いでしょうか。スタッフにレストランの割引について尋ねてみると、12月29日までの適用であることがわかりました。12月30日以降の年末は割引適用外期間のため、実質として今回の滞在がちょうど割引適用のラストです。
広々とした空間にソファがたくさん配置され、様々な人数のニーズに対応できるロビーラウンジ。私は夜の温泉のあとに暖炉の前でゆれる灯りを見ながら寛ぐのがお気に入りになっています。そんな利用にも寛容なロビーラウンジです。
パノラマでのロビーラウンジ全景。これだけのラグジュアリースペースを誰でも寛げるスペースとレストラン・ラウンジとで兼ねているのは、使い勝手が良く素晴らしい運用だと思います。
ウエルカムドリンクはいつもの柚子スパークリングでした。シャンパンもリクエストしたら貰えるのかな?到着してシャンパンも素敵ですよね。また、前回はウェイティングスペースでのウエルカムドリンクを勧められたため、ロビーラウンジに案内して頂いたのはチタンの影響なのかも…と思ってみたり。今回はアフタヌーンティーを予約してるのでまだ1時間ほど時間があります。
メイン廊下・温泉
チェックインの手続きが済んだら、12時までは温泉の利用を勧めて頂きました。お言葉に甘えてメイン廊下を通って温泉に向かいました。
メイン廊下はリバーサイドビューの客室棟、本館・レイクサイドビューの客室棟、温泉棟を繋ぐもので宿泊者は必ず通ります。通路の幅員も広く木の温もりを感じる壁と灯り…廊下だけれど癒されてしまう素敵な空間です。
廊下途中にあるいつものディスプレイコーナー。リッツライオンはいつ見ても可愛いです🦁
ディスプレイコーナーの先を右に曲がると、レイクサイドビュー棟のエレベーターホール、その先に温泉棟への渡り廊下があります。
渡り廊下を通るといつもの石燈籠が。この灯籠は特に夜は暗がりの中で人影に見え、いつもドキッとしてしまうのは私だけでしょうか。渡り廊下は屋根が付いており、夜は天井にあるヒーターが点いてとても暖かく、寒い中で一旦外を歩く中では大変助かります。
温泉棟に入って神殿のような廊下を抜けると温泉入口があります。
温泉入口の手前には湯上りの休憩スペースがあり、お水も飲むことができます。待ち合わせにも重宝するスペースです。
室内の奥の席は露天風呂と近い外の景色を見ることができます。向かって右側は女性の温泉側、左側は男性の温泉側になります。
温泉入口の暖簾です。温泉は奥日光の湯本温泉から源泉を引いており、白濁の硫黄泉質です。今回の滞在では季節の特徴なのか、秋よりもお湯が澄んでいて、香りもきつすぎずちょうど良い感じでした。チェックインの日は吹雪🌀の温泉を、チェックアウトの日は穏やかな天候の下、温泉を楽しみました。
フィットネススタジオ
温泉棟に入ってすぐ右手にはフィットネススタジオがあります。
フィットネススタジオは温泉のすぐ近くにあるので、トレーニングをしてかいた汗を温泉で流し疲れを癒す…なんて贅沢なループも可能ですね🍀
ランニングマシンのほかウエイト系もあり、短時間でのトレーニングに思いつく器具はひととおり揃っている印象です。ランニングマシンは雪見の贅沢な環境です⛄️
アフタヌーンティー(ウィンターエクスペリエンス)
温泉のあとはアフタヌーンティータイム。窓側席に案内して頂きました。「いつものお席でございます…」との案内に、滞在記録に基づくサービスはプラチナの時はなかったことから、これもチタンの力かも…?
冬の季節のアフタヌーンティーは「ウィンターエクスペリエンス。」イチゴのスイーツを中心にまるでセイボリーとデザートのフルコースといった印象でした。雪景色の見える席で待ちに待ったアフタヌーンティーのスタートです🍰🫧🫖
まずは冷たいかぶせ茶です。柔らかなコクに甘みが乗っていて美味しい🍵脚の長いフルート型のワイングラスでサービスされ、香りもいっぱい楽しめます。
続いて生姜梅湯です。ほんのり梅のあとにぴりりと生姜が口中を駆け巡り温まります。冬の季節にぴったりです。
茶葉はメニューを見せて下さり、6種類の中から1つ選びます。選んだ茶葉で、3回淹れて貰えます。メニューにはそれぞれのお茶の香りや味わいなどの特長が書いてあります。
茶葉は箱に入ったサンプルを持ってきて見せてくれます。葉だけのものもあれば、ブレンド茶は見た目はハーブティーのようでもあり、イメージをかき立ててくれます。写真右側から①普通蒸煎茶/鹿児島、②かぶせ茶/京都、③紅茶/鹿児島、④ブレンド茶/烏龍茶 紅玉 カレンデュラ、⑤ブレンド茶/阿波番茶 生姜 橘果皮、⑥ブレンド茶/三年番茶 煎り番茶 柿の葉です。
私が選んだのは⑥ブレンド茶の「3年番茶 煎り番茶 柿の葉」です。スモーキーかつ土の香りのニュアンスが特長で、私は飲んで"大地の味"と表現しました。3回とも90度の高温で淹れてくれました。
3回のお茶が終わると、ハーブティーをサービスしてくれました。ローズマリーなどの代表的なハーブのブレンドですーっとした口中に。リラックス効果もあります。
アフタヌーンティーのメニューです。今回は冬の季節限定のウィンターエクスペリエンスです。季節柄と土地柄を考えても、イチゴの美味しさに期待しています。ザ・リッツカールトン日光のアフタヌーンティーのお値段は直近で見ると7,200円ですが、予約した当時の6,500円でのお会計になっていました。ともあれ価格高騰はアフタヌーンティーにも影響が出ています…。なお、ロビーラウンジは元々AMEXカードの割引対象外になっています。そしてAMEXカードの割引は全てのレストランで2022年を以て終了です。
スコーンは安定の美味しさです。日本茶にもスコーンが合うのはザ・リッツカールトン日光のアフタヌーンティーでないと気が付かない発見かもしれませんね🍵苺ジャムは果肉がゴロゴロと入っていてお気に入りです🍓
いよいよメインが運ばれてきました。なんと外側に綿帽子が被せてあります。これは奥日光に積もる雪をイメージした綿菓子だそうです。なるほど、冬ならではの演出ですね。綿菓子を食べると、スイーツが姿を現します。大人になってから綿菓子なんて食べていなかったので、思わず童心に帰る楽しい時間でもありました。
3段のアフタヌーンティーのセイボリーとスイーツ、全10品。スノーマンがこちらを向いていて楽しくて可愛いですね。苺や海老らしき尻尾の姿が見えてワクワクです。では、セイボリーからいただきます🍀
下段のセイボリー4品。写真右は大滝日光スモークサーモンともものすけ蕪のサンドイッチ、写真上は栃木県産牛とポテトのアッシェパルマンティエ 黒トリュフ 牛蒡、 写真左は海老のカダイフ巻き 日光御養卵のタルタルソース、写真下日光HIMITSU豚のリエットと焼きサフランリゾット。
サンドイッチのサーモンは細かく叩いてあって口中に旨味がぶわっと広がります。アッシュパルマンティエは栃木県産牛がスプーンで食べられるようにコンビーフのように処理してあり美味。牛蒡フライがアクセントになっています。海老のカダイフ巻きはセイボリーの中で1番の好み。フリットとタルタルソースが見事にマッチしまくりです。リエット&リゾットは日光HIMITSU豚のパテが軽くトーストされたリゾットとの相性の良さを見せてくれます。
中段のスイーツ3品。写真右上はとちおとめと日光御養卵のショートケーキ、写真左上はアベチャンファームのマロンムースミックスベリージュレ クルスティアン、写真下はチョコレートブラウニー 栃木県産ほうじ茶のクリーム ベリーとスパイスのソース。
ショートケーキは、とちおとめのほのかな酸味と日光御養卵のスポンジの濃厚な甘み、優しいクリームとが相まって優勝の味わい。マロンのはカリッとした生地の上に乗った濃厚なマロンムースが初めての体験。変化球なスイーツだけれどストレートに美味しい。ブラウニーはほうじ茶の香ばしいクリームとチョコレートがビターな点で完全一致でした。
上段のスイーツ3品。写真上はピスタチオのパンナコッタ 栃木県産いちご オレンジカルダモンジュレ、写真右下は栃木県産とちあいかのタルトレット、写真左下はホワイトチョコのムース 床井柚子園ゆずコンフィ シュークリーム。
パンナコッタ&ジュレはピスタチオのコクと果実ジュレの爽やかさのマリアージュが新鮮な驚き。タルトレットは、とちあいかの強い甘みがタルトを見事にリード。ホワイトチョコもムースのは、一口で食べれずにムースとシュークリームを別々に食べました。ホワイトチョコのムースは濃厚でこれだけで完全に主役のスイーツです。シュークリームと食べたら、さらに昇華した味わいなのか機会があれば確かめてみたいです。
ゲストルーム(4階レイクサイドビュー)
今回のお部屋はチェックインの際にレイクサイドビューの部屋とのアナウンスがあり、アップグレードしていただけました。特別にリクエストはしていないので、これもチタンの影響なのでしょうか。階層は4階で5月のレイクサイドビュー3階よりも明らかに景色を遮るものが少ないです。
お部屋への案内もこちらが何も言わなくてもスタッフの方が先導してくれたり、至る所での対応が前回宿泊(プラチナエリート)の時とは明らかに違い、これは担当いただいたスタッフの違いによるものなのか、ステータスの違いによるものなのか…素直に楽しめば良いのに一瞬どちらなんだろうと考えてしまいました(`・д・)σ メッ
ともあれ、レイクサイドビューに感謝しながらお部屋探検。部屋の広さや構造など含めてリバーサイドビューと全く同じです。全ての客室が等しくラグジュアリーなのはすごいです。
玄関で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えて室内へ。玄関にはベンチもあり、腰掛けながら靴を履くことができます。ベンチの下には、館内履きの下駄があります。
玄関脇には室内灯とミニトレイがあり、カードキーを置くのに便利です。こうしたさり気ない気の利いた造りが良いですね🍀
玄関を上がると正面に絵画が。右には広々としたウォークインクローゼットがあります。ウォークインクローゼットには浴衣やバスローブが掛けてあり、金庫なども中にあります。衣類やカバンなど含めて全部すっきり入るくらいに大きなウォークインクローゼットです。
木のパーテーションを境に寝室エリアになります。寝室にはソファがあり、着替えるのに座れて便利でしたが、普通に横になって寛ぐのにも充分なソファです。このほか、私はいつも手荷物を置くのに利用しています。
ベッド越しにリビングまで見通しよく、57㎡と大きな部屋の造りです。配置としては、玄関から部屋に向かって左側に寝室とリビング。右側にドレッシングコーナー、バスルームがあります。
キングサイズベッドです。私の少ないマリオット系ホテル体験の中でも、寝心地は1番のお気に入りのベッドです。高さがあるので乗り降りもとても楽です。ベッドの上にはパジャマがありました。パジャマはいつもリクエストして届けてもらっていたのですが、今回は最初から置いてありました。これまでの滞在でのリクエスト履歴から配慮して用意いただけたのかもしれません。
ベッドのすぐ側に先ほどご案内した便利なソファが見えます。ベッドで横になりながらリビングに目をやると、ミニバーコーナーがやや視界を遮るものの、窓の向こうには男体山の景色も見えます。
ベッド左右にある室内のコントロールパネルを兼ねたサイドテーブルです。照明はもちろん、窓のスクリーンやシェードの開閉も、サイドテーブルからボタンで操作できます。コンセントもあり、自然とスマホはこちらが定位置になっています。
リビングにはダイニングテーブルとイス、ソファがあります。ダイニングテーブルは丸形で空間がより広く感じられます。ソファが特にお気に入りで、ここに横に寝そべりながら窓の向こうの景色を眺めるのが寝心地含めてパーフェクト。男体山&中禅寺湖は見事な景色で、特に男体山は圧巻の迫力です🗻
リビングソファに座りながらのバスルームと窓の外の男体山の景色です。寝そべると男体山全体が見えます。レイクサイドビューに居ると男体山や中禅寺湖が当たり前に大きく見えますが、リバーサイドビューだと男体山は正面ですが視界を遮る木々があるため、改めてレイクサイドビューの有り難さを感じます。
ダイニングテーブルの上には風呂敷のバッグが置いてあります。風呂敷を通した2本の板をマグネットで合わせ、がま口代わりにするシンプルでお洒落な造りです。温泉に行く時に重宝します。
テレビは大画面でとてもクリアな画質。背面にアームが付いていて、左右に角度を大きく変えられます。配置としてはミニバーコーナー正面ですが、向きを左右に変えることでリビングソファからもベッドからも良く見えます。
お茶のセットもあります。まだ使用したことがありません。今回もアフタヌーンティーを利用しお茶をいただいたため、こちらは使用しませんでしたが、とても気になっているお茶セットです。
ネスプレッソマシンもあります。ポーションは3種類ありました。バルコニーを利用できる季節は外に出ていただくホットコーヒーが最高です。今回は外は寒くバルコニーも雪混じりのため、室内でいただきました。
ミニバーコーナー上の棚にはミネラルウォーターが2本置いてあります。使用するとターンダウンの際に補充してくれるほか、ベッドサイドに新たに2本置いてもらえます。なお、冷蔵庫の中にも同様にサービスのミネラルウォーターが2本冷えています。
ミニバーコーナーは有料ですがアルコール類を含めこだわりのアイテムが揃っている印象です。手前はサービスで飲めるネスプレッソのポーションです。
コーヒーカップやスプーン、フォーク、ナイフもあります。ソムリエナイフもありワインの抜栓も可能です。手前はサービスで飲めるTWGのティーパックです。
ワイングラスやシャンパングラス、マドラーも完備。お部屋でゆったりとお酒を飲むのに、とても整った環境です。なお、氷はターンダウンの際にペールに入れてテーブルの上に置いて貰えます。
ドレッシングルーム中央には戸棚が配置され、ドライヤーなどが収納してあります。向かって左側がバスルーム、右側がトイレです。ドレッサーは両側にあります。
ドレッサーは左右独立で鏡が縦長に大きいもの。とても見やすく使いやすいです。クレンジングや化粧水はミニポーチに入ったものを用意していただけます。
ボディミルクはアスプレイからディプティックに変わり、仕様もボトルタイプでした。個人的にはディプティックのほうが好みの香りです。
バスルームはどのタイプの部屋も外の景色が楽しめます。大浴場の温泉が秀逸なため、なかなか部屋のお風呂を利用する機会がないかもしれませんが、バスソルトもあるのでゆっくりとプライベートで入るのには最適です。お風呂に浸かりながらお酒を飲んだり…なんてことも叶います。
バスルームのアメニティもディプティックのボトルタイプになっていました。たっぷり使えますね。見た目にも美しいです。
お風呂に入りながらの景色はこんなに素晴らしいものです。中禅寺湖が見えて最高の気分です。
バルコニーのソファもお気に入りですが、今回は冬季のため寒くてバルコニーに居るのは5分くらいが限界でした。
バルコニーからの景色は申し分ありません。特に朝は男体山が朝焼けに照らされて見事に燃え上がっています。パノラマで見ていただくと、レイクサイドビューの広大な景色がどれほど素晴らしいのか伝わると思います。
ウエルカムフルーツ&スイーツ
ウエルカムフルーツはチェックイン後に運ばれてきます。よりフレッシュな状態でサービスしてくれる配慮だと思います。
フルーツは木箱に入っていて、まるで宝箱を開けるようなワクワクがあります。この季節はイチゴでした。とちおとめにしては甘さが強かったです。甘さ的にはとちあいかかな?と思いながら美味しくいただきました🍓
ウエルカムサービスのフードは、このほかにチョコとおかきがあります。ターンダウン後にはドライフルーツもサービスしていただけます。この日はチョコ&おかきはターンダウンの際にドライフルーツと一緒に置いてありました。なお、チョコはくるみに抹茶チョコがコーティングされた美味しいチョコでした。ドライフルーツはパイナップルでした。
ホテル外観・庭
ホテルの外観は晴天のタイミングで撮影しました。チェックインの日は吹雪でまったく別の表情でした。大自然の中に佇むリッツを再認識しました。
本館を含むレイクサイドビュー棟です。レイクサイドビュー棟はロビーラウンジや日本料理byザ・リッツカールトン日光が2階まで高さがあるため、客室は3階からになっています。それにしても冬の雪景色に青空はとても映えます。
マリオットアプリのザ・リッツカールトン日光の表紙と同じアングルで撮影してみました。男体山と並んで佇む姿に、いかに好立地かが分かります。雪の庭は散策には不向きですが、小さなお子様連れには、雪遊びデビューにちょうど良いのではと思いました。
レークハウスは今回は利用しませんでしたが、寒い季節であるほどに1階の暖炉が映えて素敵な雰囲気で食事が楽しめると思います。雪景色も見ながらの食事にも憧れます。ロビーラウンジはテラス席も素敵ですが、さすがに冬ということで雪が目前まで積もっていました。
庭の丘からは中禅寺湖が見えます。道路を挟んでまさにレイクサイドビューのホテルです。何度も呟いてしまいますが、それにしても雪と青空が映えまくりです。
夕食(鮨くろさき)
夕飯は"鮨くろさき"を予約していました。ホテルから徒歩1分なので荒天でも有難い立地です。いつも美味しいお寿司とアラカルトで安心のお店です。コスト的にもホテルで食べた場合の半額程度で、良心的な価格も魅力です。
いつもお邪魔するのは夜なのですが、周りのお店が閉まる暗がりの中ではひときわオアシスのような灯りを放っている外観の印象です。
定番のわかさぎの天ぷらは衣に塩味がついていてそのままサクサクいただけます。くろさきに来たら絶対に食べるべき1品です。
この日のおすすめは白子の天ぷらとのことで薦めていただいたので食べてみました。元々白子好きなのは差し引いても、クリーミーで濃厚な白子に感動。藻塩につけて美味しくいただきました。
メインは海鮮丼にしました。味噌汁や茶碗蒸しなども付いて2000円を切るお値段は嬉しいですね。ランクは上や特選もありますが、まだ食べたことがありません。だって並の海鮮丼で充分過ぎるほど手抜きのない美味しさなんです。
朝食(日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光)
ザ・リッツカールトン日光の朝食は、特に毎回楽しみにしている朝食です。1番早い時間帯の7時でチェックイン時に予約していました。洋食も和食も会場は日本料理byザ・リッツ・カールトン日光になります。なお、インルームダイニングにしていただくことも可能です。
エントランスはロビーラウンジの脇にあります。入口にはメニューがありますが、洋朝食と和朝食の2種類です。ランチやディナーの時間帯はやはりお高めのレストランなので、訪れるのはいつも朝食の時になっています。
入口から廊下を歩いた先にレストランのレセプションがあります。部屋番号を伝え席に案内していただきます。この日は年末ということもあり、鏡餅が飾ってありました。お正月間近ですね🎍
案内していただいたのは、このホテルでほぼほぼ案内いただく窓側の席でした。定番の席になっていますが、着席の際にスタッフが「いつものお席でございます」と話されていた気もするので、覚えていてそこを意識して案内して貰えたなら素直に嬉しいです。これもチタンだからなの…かな?
ビュッフェ台には既にドリンクやデザートが揃っていました。窓の外は雪景色の庭園が見えます。お天気も良く中禅寺湖も見えました。
席に着くとメニューを渡されました。予め予約していた和朝食で良いかと、アレルギー食材の確認がありました。また、最初の飲み物もこのタイミングでオーダーできます。それでは最初の品が提供されるまで、ビュッフェ台に探検です。
栃木の牛乳とコーヒー牛乳、レモン牛乳🍋です。レモン牛乳は甘めで苦手ですが、コーヒー牛乳は懐かしさもあり、いつも必ず飲んでいます。
シリアルもあります。海外のお客様やご年配の方はシリアルを好んで利用されているようでした。こうした用意もホテルの配慮なんですね。
この日のヨーグルトはプレーンと苺ヨーグルトでした。このほか、ミューズリーとヴィーガンパンナコッタ、そしてなんと日光御養卵プリンがありました。日光御養卵プリンは人気のプリンでスタッフの方も強く推されていました。もちろん食べたことがあり、私も大ファンのプリンです🍮
コーヒー牛乳と日光御養卵プリンをいただき席に戻ると、オーダーしていたりんごジュースとオレンジジュースが届いていました。りんごジュースはりんごの甘さが半端ない美味しさ。オレンジジュースは果肉の果実感が溢れるナチュラルなオレンジジュースです。食前ではありますが、プリンは美味しくいただいてしまいました。
海老原ファームのグリーンサラダ。この日のドレッシングはフレンチでした。新鮮なサラダであることが食べて真っ直ぐに伝わってくる瑞々しさです。
パンはいつものバスケットに入ってのサービスです。この後出てくるメインを考え今回もテイクアウトにしてお部屋でいただこうと、この場では食べませんでした。美味しさは説明の要らない間違いのないものです。
メインの和朝食が木箱で運ばれてきました。スタッフの方が蓋を開けると、いつものように「うわぁ~」とつい声がでてしまいます。豪華な品々に感動です。この日の焼魚は鮭でした。プリンの日は鮭、鮭の日はプリン。この法則はこの日も継続中です。いつものローストビーフ、茶碗蒸し、お刺身…などなど美味しくいただきました。ご飯とお味噌のほかにも黒納豆や温泉卵もありお腹いっぱいになりました。内容の詳細は朝食メニューをご覧いただければと思います。